質問・大学卒業目前の昨年末に父の
会社が倒産。
多額の負債を抱えた父は自死しまし
た。
実は結婚を約束していた恋人がいず
れ父の会社を継ぐことになっていまし
た。
その彼の子を妊娠していることも直
後にわかりました。すると｢今の状態
ではとても結婚は考えられない｣と彼
に言われ、突然全く連絡が取れなくな
りました。
就職も妊娠したので結婚して子供を
育てようと辞退したのに。
本当に幸せになれると思っていたの
に、全てを一瞬でなくしました。
これからどうしたら幸せを取り戻し
て生きていけるでしょうか。
叡空・普通の『幸せに｢なる｣』と
は極めて単純な｢幸福の科学｣（笑）
で簡単な法則がある。
それは寒空の下で、お風呂に入ると
とても気持ちよく感じるが、
真夏にお風呂に入ってもあまり気持ち
よく感じない体験に似ている。
幸・不幸は『差を認識する』ことで
思考が造る｢多くは雲のように虚ろい
ゆく幻想｣だから。
あなたのような『｢どん底に思える｣
現象が伴う不幸』以外なら、
すぐに*『ほどよい不幸没入体験瞑
想』で幸福に｢なれる｣もの。
それは『意図的に苦の体験を味わ
う』こと。
蛾が自ら、白熱灯に飛び込むこと
で身を焦がすように。
例えば、あなたが社内の人間関係
に悩んでいたり、今の仕事に不満を
抱えながら｢モヤモヤしたまま不幸だ
と思っている｣なら、
『今の状況よりも不幸に思える状
況』に*意図的に身を置きなさい。
きつく思える肉体労働や長時間労
働で休みが少なくノルマも厳しい｢自
分が過酷に思える環境に｣*『｢短期
間意図的に｣身を置く』こと。
鬱病を発症しない程度の『短い期
間自分が意識して』飛び込み味わい
抜くこと。
それは熱いお風呂やサウナに自ら
の意志で入るような*『快感を｢苦楽
の差｣で意図的に生じさせる』錬金術。
以前話したが、昔将軍が｢何を食べ
ても美味しく思えない｣とある坊主に
相談した。
すると僧侶は将軍に、掃除とまき
割りをさせた後、ある質素な食事を
出した。
怪訝そうな顔で食べた将軍は｢こ
んなに美味いもの食べたことがない
これは何ともうす｣ と尋ねた。
すかさず｢これは普通の粗食、た
くあん漬です｣と沢庵和尚が答えた、
それが*『苦楽の差で｢幸せになる｣』
マインドを騙す方法。
自分で｢幸福感をコントロールす
る｣ことが『意識的に苦楽の差を拡
げて味わう』ことで誰しもに可能
となる宗教理学原理。
ただマインドが『差に慣れない
限り』だが。
だが、あなたが今遭遇している
不幸だと｢思っている現象｣は
幸・不幸を『意識差でコントロ
ールする錬金術』では通じないも
の。
『それ』は幸・不幸の『二元循
環で生じるシーソーのような満足
生の幸福を超えた『至福』だから。
至福とは『｢死福｣あなたの生の
喜びではなく｢死に眼を向けなが
ら生の歓びを感じる存在そのもの
がアート』である生きる道。
『それ』はかつてステーブジョ
ブスが言った『自分はいつか死ぬ
という事実を覚えておくことは
｢自分には失うものがある｣という
考えを避けるのに最良の方法』。
今のあなたは『今日が人生最後
の日だと意識して明日を｢考える
ことなく｣』やりたいこと『だけ
意識的に』わがままに行動しなさ
い。
自分は裸で何も失うものがない
と『心底思い感じたら｢真剣必死
に｣ハートに従うしかなくなる』
から。
やがて、あなたの本質が思考マ
インドの苦と『想定を超えた至福』
にあなたを必ず誘うだろう。
眠っている人達の幸せを知りなが
ら今日の死を識り、
別れを超えた不滅の想いに眼を向ける
続ける。
十全の生の芸術にする愛の錬金術で。
合掌