質問・29歳シングルマザーです。
昨年離婚して5歳の息子と今、実家
で暮らしています。
旦那とは、できちゃった婚しまし
た。同じ会社の先輩で私は結婚して
も働きたかったんですが「子供がで
きたんだから仕事を辞めて家庭に
入って欲しい」と言われたんで、仕方
なく会社を辞めました。
子供も少し手がかからなくなった
ので「私も働きたい」と言って毎日言
い争いになったのが離婚原因です。
実は学生時代に宅建資格を取って
働いていた不動産会社でもマンション
営業で初年度から1位の成績を上げ
ていました。
ですから会社を辞める時も上司や
会社幹部から惜しまれましたから。
はっきり言って旦那より成績上げ
てました。初めは旦那の優しさに惹
かれたんですが、結局「子供が中学に
入るくらいまで家庭を守って欲しい」
という時代遅れの考えについていけ
なくて。
今、また別の不動産会社で営業して
るんですが恋人ができました。
彼からプロポーズされたんですが、
この人もまた「しばらくは家庭に入っ
て欲しい」って言うんです。
彼もバツいち1子持ちで、彼のこ
とが好きで言ってることはわかるん
ですが、やっぱり仕事が好きなんで
迷っています。
どうしたらいいでしょうか。
叡空・この世界で完全にわかり合
える人など存在しない。
恋人だけでなく両親や兄弟、そし
て自分の子どもでさえも。
同時に『完全にわかり合えないわ
けでもない』。
それは天気に似ている。ある時は
晴れ間を見せ、またある時には曇り
突然、雨を降らす。
『どちらでも在り、どちらでもな
い』のが人の心だから。
あなたがいくら空に文句を言って
も雨はやまない。
必要なのは、傘をさすことだから。
まず、あなたにとっての傘とは何
かを意識すること。
相手が心配し、不安に思っている
雨に晒さないことだ。
あなたが雨に濡れることなく外を
出歩けることとは何かを識ることが、
『ふたりの思いを「ぶつかることの
ない一つの想い』にする』鍵となる。
恋人が心配しているのは、幼い子
供達を一人にすることだろう。
あなたの「子供達が少し大きくなっ
たからもう働いても大丈夫」
私は「バリバリ働きたい」という
自分の思いと『恋人の思いとの間
にある心の溝』に意識の眼を向け
なさい。
誰でも『自分の思考枠、知識や
発想だけで問題解決できない』こ
とが多々あるもの。
だが、多くの人達は『自分の責
任と考え、「自分の思いの力だけ
で」解決しようとする』。
もっと『無責任に知恵や力を他
人から借りる智叡を忘れて』。
ヤドカリは魚と共生しながら生
きている。
渡り鳥達はV字型で群れをなし
ながら飛び続ける。
先頭は強い風を受けるが後方は
70%の風力で余裕を持ちながら飛
ぶ、疲れたら交代しながら。
生きとし生けるもの達は『他者の
智恵と力を借りる「外部脳他力の借
力錬金術」』の叡智を識っている。
それぞれの『「違う力を識っている
から支え合い、分かち合う他力』の
智恵を。
『相手を決して否定することなく
活かし合う』愛の力を。
あなたは恋人の不安である幼い子
供達の面倒を『他の誰かの力を借り
る』ことで消せるはず。
例えば両親や兄弟、あなたが多額
の収入を得るなら友人やベビーシッ
ターに報酬を支払うことで。
『自分の思いや価値観、欲望を
ぶつけ合うことなく一つの想いに
溶かす』愛の錬金術は、
『争いのない共生共創の無努力変
容法則』、「問題と答えが元々人
生を楽しむ『一体の智恵の輪』だ
と識っているから。
合掌