質問・私は訳もない行動に昔から
｢おかしい｣と感じると黙っていられ
ません。
例えば学生の時、休み時間に連れ
そってトイレに行くとか。
女子グループをつくって個人の行
動を縛りつけるとか。
それに、みんな黙って従う態度に
疑問を感じています。
はっきり物事を言うから、いつも
同性の中では浮いていました。
ですが、異性の友達はなぜかでき
ます。大学に入ると高校生の時のよ
うなグループ行動に縛られることも
なくストレスのない生活をおくれま
した。
しかし、就職すると会社の意味の
ない朝礼での社訓の読み上げや、上司
が帰るまで退社できない慣習に耐え
られず、疑問を口にしてしまいました。
すると、これまで口を聞いてくれ
ていた同期の同僚や先輩が急によそ
よそしくなりました。
その後、私だけ歓迎会に呼ばれず、
部署も備品購入にいきなり異動。
大学時代から付き合っている恋人
には｢組織の空気を読まないからだ。
でもおまえらしい｣と言われましたが、
理不尽さに納得できず、毎日不満で
いっぱいです。
組織のルールに従い忖度した方が
いいんでしょうか。それともすぐに
会社を辞めて、転職活動した方が
いいんでしょうか。
叡空・嫌われておめでとう。
｢すべての人達から好かれる人は
一人の人から深く愛されない｣という
諺がある。
あなたには｢嫌われる勇気がある｣。
『そんなあなた』だから真っ直ぐ
で不器用なハートを深く理解してく
れる恋人がいるのだ。
あなたを『理解できないように
実は周囲の人達もまた『あなたを
理解できない』でいる。
チーターはどんなに速く走れて
も空の広さをしらない。
『それ』は大空を翔ぶ翼がない
から。
だが空を壮麗に飛翔する大鷲も
チーターのように『地上では風を
切りながら走れない』。
アキレスのような健脚を大鷲は
持っていないから。
実は『互いの視点を理解すると
｢善悪・良否は判断できなくなる｣』。
大空から見る視点と地上を見てい
る視点では『元々それぞれの観え方
が違う』次元に在るのだから。
あなたが理不尽と思っている同調
圧力が、なぜ日本社会にはびこってい
るのか。
あなたはその『集合無意識の背景を
識らない』だけ。
日本は世界の地震の10分の1が発生
している。多くの天災が繰り返し人々
を苦しみ続けてきた歴史がある。
単なる島国的意識で異質な物事を排除
しているのではない。
本来『互いに助け合いながら支え合い
生きてきた愛の遺伝子』が無意識に刻ま
れているのだ。
『それ』を東日本大震災であなたも観た
はず。
ただ『今は』愛よりも異質なものへの
恐れが社会全体に現れているだけ。
だから、あなたは周囲の人達の『行動
を受け入れるのではなく、ただ理解』
しなさい。
肯定も否定もせず『包み込む愛が理解』
なのだから。
あなたの恋人があなたを愛するように。
人は『例え言葉にしなくとも相手を否定
しているとその波動(気)が伝わる』。
意識の『観る場所、視点の違い』を深く
理解したら『今その場で必要な行動が自然
に観えてくる』。
それが本来日本人の無意識に内在して
いる『思いやりであり無我の忖度』だから。
あなたのハートに刻まれた想い・使命
は『否定や不満の行動からは観えて来ない』
だろう。
なぜなら『光は今ここにある当たり前
の中に常に隠れているから』。
会社に勤めていると｢当たり前に｣毎月給
料口座に振り込まれる｣、｢当たり前に通勤
定期が支給される｣、｢当たり前に明日の生
活に不安を感じないでいられる｣。
今の生活に不満を感じているなら『当た
り前の生活を失った時の感覚に、すぐ想い
をはせなさい』。
既に在る『感謝がハートに花束を捧げる』
から。
やがて、あなたは『誰一人、何一つ裁くこ
とのない愛の錬金術師』として、自己の魂
の扉を開き、自分だけの道に出逢うことに
なる。
幼虫がサナギとなり美しい蝶になるように、
自我の殻を脱ぎ捨てながら。
合掌