食品工業技術センターへ行って来た。
同行したのはいつものT氏。
先日の中小企業基盤整備機構の続き。
昨夜は今日ここに参考試料として持って来るものを
徹夜で仕上げて何とか間に合わせたという
毎度おなじみのドタバタ劇。
センターで面接した担当者に、我々が進めている
プランを話し、そして仕上げてきた試料を見せた。
どうしてこうなるんでしょうか?と
率直に意見を求めた。
んー、正直わかりません、なんででしょう?
担当者の知識でも、得手不得手はあると思うのだけど
それでも単純な僕等は顔を見合せてニッコリ。
こりゃぁ、ひょっとしたらいけるかもしれん(笑)
担当者からは、特許が取れるかどうかを
調べてみなさいとの助言を受けた。
そしてどんな用意をすればいいのか、の助言を
もらうと共に、どこどこの○○さんにアポを取って
訪問してみなさい。とアドバイスを受けた。
センターを後にし、この後まだ仕事が残っていた僕は、
名古屋駅まで送ってほしいというT氏と車中で
これはひょっとしたらイケるかもしれんねぇ。
などと単純に喜びあった。
車窓から見える名古屋駅周辺の高層ビルを見ながら、
この位のビルを、近い将来自社ビルとして持てれば
楽しいね(自爆)
最上階は高級レストランに入ってもらい、
その下の階から3階分ほどを自社スペース、
その下は全部テナントでも入れようか?などと
空想ゴッコはさらに続く(苦笑)
でも、頭を現実に戻すと、僕らのような零細企業の場合は
見栄や自己満足だけで特許を取る訳にはいかない、
特許を取るにはたとえ弁理士さんを介さずとも
それ相応の費用がかかる。
そして、その費用は年々かさんでいくような構造に
なっているので維持できないような、そして価値の無い?
ようなモノは取れない。
一番の懸念が、それが果して社会貢献できるものかどうか?
世の中の役に立つのか否か、そして会社の利益に繋がるのか?
それが一番の問題。
特許を取っても、それが活かされること無く眠り続ける
モノのなんと多いことか。
そんな訳で、見栄や自己満足な特許ならいらない。
でも何も調べない、行動を起こさない、では話にならない。
今日はその裏打ちを少しでも取ろう、データにしよう、
と話しがまとまり、試料を数値化するために分析に
出すことにした。
分析費用、3万位はかかるかな?
期待するような数値が出てくるのかは分からない、
もし無駄骨だったら3万円が分析データという紙切れに
変わってしまう。
でも、とりあえずやれる事をやってみよう。
これ以外にも助言を受けた事をつぶしていくには
そりゃあもう時間と手間、そして費用が一杯。
でも、その過程には生半可なお金で買えない
ワクワク感も沢山味わう事が出来る。
ワクワク感、プライスレス!
これぞ趣味?と実益のコラボレーション。
夢を形にする過程、
これこそ最高の心の満足♪