ITALIA’14 vol.52

～最後の夜の夕暮れの巻～
２週間旅をしていると、１週間目ぐらいに‘疲れちゃったな～もう日本に帰りたいな’と
倦怠期(笑)みたいな感じになります。
で、半分を過ぎると、‘あ～ああと○日で旅も終わりかぁ・・’と寂しくなって来ます。
でも最後の夜は達成感を感じてまたハイテンションになります。

４年ぶりに今夜はドナウ川のナイトクルーズをします。
夏のヨーロッパは日が暮れ始めるのが午後８時を回ります。
ドナウ川から『ドナウの真珠』と呼ばれるブダペストを眺めるには時間があるので
川岸をぶ～らぶらしました。
　
ドナウの川岸も来る度に少しずつ変わっています。
こんなお店あったっけ？
こんな水飲み場、あったんだね～と新たな発見もありです。



この↓置き石、実はスピーカーなんですよ。
どこかから音楽が聞こえてきょろきょろ見回して私が発見しました。
いえ～～い！きっと気付かない人の方が多いはずだわ！
　

ブダ城もくさり橋も夕暮れに包まれ始めました。
さあ、最後の夜の光の競演が始まります。

お盆のあれこれ

雨ばかりのお盆が終わり、今度は蒸し暑い毎日が続いています。
お盆の出来ごとですが、こ～～んなことがありました。
ロビンママの妹さん夫婦がお盆に我が家を訪ねてくれたのですが、あららら～～
確かに我が家の入口は慣れない人には、すごく狭く感じると思います。でも普通の車なら庭に入るのには
それほど問題はないはずなのですが・・・
なぜか伯父さん、池に向かって突っ込んでくれました。
お盆中で、車屋さんはどこもお休みでお隣のＴさんとＴさんの知り合いの方が手伝ってくれて、
ロビンパパがトラクターを出して、なんとか引き上げる事が出来ました。
やれやれです。

KAZU兄夫婦に頂いた冷麺を作ってみました。
日本語はどこにもないので、だぁりんがスマホで言語変換して、３分茹でるのね、スープは２６０ＣＣのお湯で
溶くのね！となんとか作ることが出来ました。
美味しいかったんですが、めちゃめちゃ辛かったです。
　
お盆で帰って来ていた娘は、なんだかんだと友達と出かけていましたが、お土産でこんな変わったビールを買ってきました。
ベルギーの濁ったビールですって。缶の表示が面白いでしょ！逆さ！！
なんつーか、フルーティーなんだけど私はあまり好きな味ではなかったです。

中学時代の同級会を１６日に開きました。
今回は出席出来る人だけ電話で連絡してね！というラフな感じ～
集まってみたら女性１１名で男性は幹事の２人と後１人の３人という完全な女性上位でした。
よってすごくにぎやかな会になりました。
遠い人は九州は福岡からお盆の帰省を兼ねて来てくれました。
同級生の集まりは一番気楽で楽しいですね。

人気なんだ

義母のところにお盆で仏様を拝みに行きました。
昨年までは義母がご馳走を用意してくれましたが、いろいろ大変なので、
今年は外に食べに出たいけどダメかな？と言うので、その方がいいんじゃないですか？
って事になりました。
お盆だからご馳走がいいわね、と鰻屋さんに行くことにしました。
「お盆だからお店も空いてるんじゃない？」という私達の考えは大間違いでした。
運よく、席が空いていてすぐにテーブルに着けましたが、店は満席、
お持ち帰りで予約したお客さんも次々に店にやって来て
鰻屋さん大盛況でした。
お盆でたまに来る親戚縁者をもてなすには高級う・な・ぎは世間の常識だったのか～～

わが町の成人式は毎年８月１５日です。
姪っ子が今日は成人式でした。
姪っ子が娘に「お姉ちゃん、私にメイクして！」とお願いされていたので、
娘と姪っ子の家に出かけました。私は「おばちゃん、私のネイルお願い！」との依頼が(笑)
二人で「美容部員らしくいってみよう！」とわざとエプロン姿で行きました。
「う～～～んＲ～ちゃんはお肌が白くて綺麗だから、化粧ののりがいいわねぇ～」
な～～んて化粧部員っぽいトークをしながらメイクアップする娘です。

ITALIA’14 vol.53

～最後の晩餐の巻～

二週間のイタリア・ハンガリーの旅も今夜が最後の夜です。
最後の晩餐を頂く店はこのお店“százéves étterem”です。
日本語に訳すと、‘100歳レストラン’です。

ホテルから徒歩１分にあり、何回もこの店の前を通りました。
二年前の旅の最後にもこのお店で食事をしました。
その時、KAZU兄が注文したグヤーシュ（シチューのような煮込み料理）がすごく美味しくて
今度ブダペストに来たら絶対この店のグヤーシュを食べるんだと心に誓っていました。
三人も私の心意気にいたく感動し（爆）ロビンちゃんの願いを叶えてあげよう！ということになりました。

店の奥にテラス席があり、そこで頂くことに。
最後の晩餐に欠かせないのはワインですねっ！！
今夜はしっかり飲むぞ～～（でも、他の三人はほとんど飲まないのよねぇ～）

二年前も管弦楽の音楽家が生の演奏を聴かせていましたが、今回も違うトリオが演奏していました。
KAZU兄はこういうの大好きで、テーブルまで呼んで、目の前で演奏してもらいます。
リクエストもして聴きたい曲を演奏してもらい、チップをはずみ、
ＣＤをセールスされるので、それを買うとってもいいお客さんです。
　
お料理が出てきました。
これ↓が私の注文したグヤーシュ。グヤーシュはどこで食べても美味しいですが、このお店のは最高です。
　
ａｎ姉はここでもフォアグラを注文してご満悦。
もうひとつａｎ姉が‘にんちゃんスープもお願い’って注文したスープ。
固いパン（フランスパンのような）をくり抜き器にして、中にニンニクの効いた
ポタージュのようなスープが入っているものですが、
これを食べさせてもらったら、これまた絶品！！
　
ハンガリーの有名な豚（名前忘れました）のソティーはだぁりん注文。
KAZU兄の牛ステーキ。
どれもとても美味しくて、また次にここに来ることが出来たら今度オーダーするものが
たくさん出来ました。
あれ～～困った！
いつまで経っても、終わらない欲望に駆られた私なのであります。
　

気になる～～

今年は春にツバメが1組も巣をかけてくれませんでした。
ツバメは幸福を運ぶ鳥なので、とても残念だったのですが、夏子を育てる為に1組のつがいが
蔵の間にある道具部屋に巣をかけてくれました。
ヒナがかえって、毎日毎日親鳥はせっせと餌を運び、
日に日に下に落ちるフンの量が多くなり、頭が見えるようになり、
餌をねだる声が大きくなり、ついには羽ばたきの練習もするようになりました。
巣立ちが近づいています。
巣立つ時は一斉であっという間にいなくなってしまうので、いつになるのか
毎日気になって仕方ありません。
ここのところ天気が悪いので、巣立ちの日がいいお天気になればいいのにと祈っています。

ITALIA’14 vol.51

～市場へ行こう！の巻～

ショッピングは思ったより疲れます。
お昼御飯も食べて、ホテルに戻るとまたまたシエスタ～～
今回の旅はほぼ毎日お昼寝をしました（だぁりんはっ！）
今は違うようですが、ヨーロッパはもともとこうやって昼間は２～３時間休憩をするんですね。

一休みしたところで、だぁりんと私は中央市場に向かって歩きました。
自由橋（サバッチャーグ橋）です。
くさり橋は有名ですが、くさり橋の下流にエルジェーベト橋があり、そのまた下流に自由橋があります。
この橋も夜のライトアップがとても綺麗です。

中央市場は屋内市場としては中欧一大きい市場で中は二階建てになっていて
外観もとてもステキです。

一階には食品が二階にはお土産品や食堂が並んでいます。
時間が遅かったので、一階のお店はどんどん店じまいをしていて、見て回ることが出来ませんでした。

二階にはハンガリーの民芸品がいろいろ売っているのですが、
毎回、ハンガリー刺繍のクロスが欲しくて見てはみるものの、
すべて手縫いのものは３０センチ四方のもので２万円ぐらいするので、躊躇してしまいます。
今回もどうしようか迷い、手縫いとミシン縫い半々のもので安いものを１枚だけ買いました。

２年前にはなかったレンタサイクルが街の至る所に設置されていました。
１列に並んだ自転車が絵になります。

ノンフライヤー

ヘルシーライフを目指している我が家。
あくまでも目指しているだけで、ヘルシーライフをしている訳ではないのですが、
一旦を担うべく、これ買いました。
‘ノンフライヤー’
超高温の空気で包み込み、食材に含まれる水蒸気と油分を使って調理する器具です。
油なしでもサクサクの揚げ物料理が出来るっていうもの。
最高200度にもなる熱風を上から下へ高速に対流循環させる技術で、食材全体を一気に加熱するので
サクサクの食感に仕上がります。
脂肪分を最大８０％カットするっていうから、最高じゃないですかっ！！
早速使ってみました。
海老フライを作ってみましたが、サックサクプッリプリ。
で、脂分がないので、すごくさっぱりしています。
脂分は旨みなので、正直に言えば物足りなさを感じるんですが、
ヘルシーさと旨さを天秤にかけた場合、この味でヘルシーなら許せるレベルです。
これは買って良かったです。しっかり使わなくちゃね！

ITALIA’14 vol.50

～ショッピングの日の巻～
旅行記も５０回目になりました。
旅も後一日残すところまで来ました。
今回は６月１４日の日の事です・・・あちゃ～～もう二ヵ月も前の事なんですね。
旅行記を書いていたお陰で、いまだに旅をしている気分でいます。
明日は昼前には空港に到着しなくちゃなので自由な時間は今日だけです。

さあて、いよいよお土産を買いあさりに行きましょう！
きれいな街並みを眺めながら、地下鉄の駅に向かいます。

何度も書きますが、ブダペストは世界で初めて地下鉄が通った都市です。
レトロな電車と駅によっては地下壕？っていうような駅もあります。
　
地下深い路線もあって、エスカレーターもめちゃめちゃ長いのです。
そしてエスカレーターの速度がすごく早いので、乗り降りする時は集中しないと
怖くて動けません。

地下鉄で向かったのはＷＥＳＴ　ＣＡＴＥというショッピングモールです。
ここには１００軒以上の店舗があって、いろいろな物が手に入ります。
家族や、友達にあれこれ選んで次々に買いました。
KAZU兄達とは欲しいものが違うので、別行動でショッピングをして正午に集合ということにしました。
時間はたっぷりあったのですが、お土産となると悩むものです。
あっちの店こっちの店を歩きまわりました。買い物は楽しいけど、疲れる～～～

再びヴァーツィ通りに戻り、お昼御飯を食べることにしました。
昨夜のＳＵＳＩで懲りた我々は、ＴＨＥハンガリー料理を食べることにしました。
今度はお店もちゃんと吟味して、ここなら美味しいものが食べれそうだと判断して入りました。
はい！正解！！

　

今年は夫婦で

盆ゴザは毎年庭に植えてあるタカノハススキを使って編みます。
二人でやらないと出来ない仕事なんですが、一人はロビンママが毎年の役割で
そのお伴を誰が務めるかが、毎年ころころ代わります。
だぁりんだったり、息子だったり、私だったり・・
ここ数年は息子が担当でしたが、久々にロビンパパが登場しました。
ロビンママは「おじいさんとやるといちいちうるさいから、嫌なんだけど・・」とぶつぶつ言ってましたが
なんとか夫婦中睦まじく作業が進んだようです。

選花場の帰りにお花のお稽古に寄りました。
今年のお盆のお花はハランと菊、リンドウ、ワレモコウ、ヒペリカムでした。
ハランの大きい葉には驚きます。家にあるハランは何年経ってもこんなに大きくなりませんもの。
先生のところで生けた花を家に帰って勝手に変えて生けました。
ロビン流にしちゃいました。
　
今年のお中元は、知人のＴ子さんちのすもも‘貴陽’（きよう）にしました。
毎年買いに行くのですが、今年は遠くの親戚や知り合いにもすももを送りました。
今年は新たな店番が居ました。
むーちゃん、生後８カ月です。
ソフトバンクのお父さん犬に似ていますが、むーちゃんはシバ犬です。
（お父さん犬は甲斐犬だそうです）
とてもおりこうさんで、いつまでも遊んでいたかったです。

ITALIA’14 vol.49

～つい釣られて失敗の巻～

しつこくセンテンドレの街を載せます。
街の入口にある地図ですが、街の名前のつづりはこんな感じ。

古びた感じがまた味があります。

３時間の滞在で再び船に乗って、ブダベストに戻りました。
さかのぼる時は２時間かかりましたが、下る時は早い早い、約１時間で帰れました。

さて、今夜のディナーはどうしまひょ！
もうすぐ私達は日本に帰るのですが、和食が食べたくて仕方なくなってきています。
KAZU兄達はまだ半月こちらにいるので、やっと中間地点でここいらで一回和食を食べたくなっています。
そんな訳でａｎ姉と私が‘ＳＵＳＩ’の看板に惹かれて「ここにしよう！！」って言っちゃったのは
仕方ない事なのであります。

メニューを選んでから、待ってる間に大通りを全力疾走で走り抜ける１００人程の人がっ！！
何かを訴える訳でもなく、ただみんなで全力で走っていったんですが・・・ナニ？？？


みんなで食べるつもりのＳｕｓｉを一皿

それぞれが食べたいものを一皿づつ注文しましたが・・・



え～～と・・
寿司はなんつーのかカリフォルニアロールっぽいけど、出来そこないで
美味しくないと言うよりも‘まずい！！’
４人とも一つずつ食べたけど、ギブアップ。
各自か注文した料理も、中途半端なエスニック風で甘いんだか、辛いんだか
訳のわからない味でした。
ここにきて、この旅最大の失敗をしてしまった女性陣でした。