桔梗原

なははな一日

ハンガリー・ギリシャ旅vol.6

2012-07-04 22:52:19 | 旅行

まだ、旅三日目です。
朝のホテルにお義兄さん夫婦が車(お義姉さんのお兄さんの車)でやってきました。
これから三日間この車でハンガリーをまわります。
この為にだぁりんも国際免許を取って行ったって訳です。
この車カーナビがついています。カロッツェリアっていうパイオニアのナビで
だぁりんの車についているのと同じタイプです。
何ヵ国語も操るお義姉さんですが、機械類の操作は大の苦手!!
行き先をナビに入れたいのに、わかんなくなっている!
一方彼は機械の操作はお手の物なんですが、ナビの言語が英語かハンガリー語なので
こっちは言葉がわかんない(笑)
お義兄さんは運転しながら、お義姉さんと彼はナビをああでもないこうでもないと言いながら
ドタバタしつつ車は進行して行きます。
目指すのは村全体が世界遺産に登録されているスロヴァキアとの国境に近い村『ホッロークー村』
<ホッロークー村は、山々に囲まれたしずか~な、のどか~な村。
この村に住む人々はパローツ人と呼ばれ、モンゴル人から逃れてカスピ海沿岸地方から移住してきた
トルコ系クマン人の末裔に当たるのだそうです。
木造建築の技術に長けたかれらの家は、「パローツ様式」と呼ばれる独自のもの。
火に弱く、“赤い雄鳥”と呼ぶ大火で村は何度も灰と化したそうで、
現在残っている126軒の家々は1909年の大火のあとに再建されたとのこと。>(地球の歩き方より)

ホテルを出発して二時間半かかりました。
村全体が世界遺産なので、どこを見ても素敵な風景なんです。
でも残念なことに小雨模様で、時折傘が必要だったので、最高のロケーションとはなりませんでした。
本当に山の中で、ここまでくる交通手段は一日1~2便のバスか自家用車だけなのですが、
観光客は結構いましたね~。でもたぶん日本人でここまでやってくる人はあまりいないのではないかと
思います。
ハンガリー人であるお義姉さんも初めて来たそうですから~

   


赤い屋根の向こうに石積みのお城が見えます。
ここまで行くか行かないかで四人の意見が分かれ、女性陣の「せっかくだらか行く!」に
押し切られて山道を向かったのですが、雨は降って来るし、本来のルートではなかったので
やたら遠回りで、途中で断念しました。
この↓教会はホッロークー村のシンボルの木の教会です。
晴れていれば、青空の下ですごく綺麗な絵ズラになるはずだったのですが残念です。
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ハンガリー・ギリシャ旅vol.5

2012-07-02 22:27:57 | 旅行

旅行記第5話ですが、実はまだ二日目です(笑)
さて何話まで続くのでしょうか~
旅行中撮った写真は約1000枚です。その中から写真を選ぶだけでも結構な作業なんです。

さて二日目の午後は義姉の家から、車で近くの観光とショッピングに行きました。
二年前にも来た『エステルゴム大聖堂』です。その時は聖堂内の見学が出来なかったので、
今回は中に入ってみました。
とにかくバカでかい建物なんです。見上げるような天井です。
 
ドナウ川沿いの小高い丘の上に建つ大聖堂からは、ドナウ川左岸のハンガリーと右岸のスロバキアが見渡せます。



教会でもあり、要塞でもあったのでしょうね。
堅牢な門や高い壁は敵を防ぐ為のものでしょう。
 
さてお次はショッピングです。
ヨーロッパの大型スーパー‘TESCO’(テスコ)日本のイオンですかね。
でもとにかく巨大です。
同じフロアーに食品、雑貨、衣類、履物など生活用品がなんでも売っているんです。
 
この後ギリシャのクレタ島に行くので、その為の水着とツバの大きな帽子、服などを買いました。
水着は3000円ぐらい、帽子は800円ぐらい、ノースリーブのブラウスはなんと600円です。
物価は日本の三分の一のハンガリーは3000円の表示が10000フォリントと出ているので
ドキッとしますが、頭の中で換算すると「やす~~い」となります。

シャトーぶぅぇえらぁぁ~に私達を送り届けてもらい、ホテルのレストランで夕食です。
こちらは夕食は外で食べるのが普通です。午後10時まで暗くなりませんから、夕方の風に吹かれながら
二時間~三時間かけてゆっくり頂くのが欧州風でございます!!
 
バラとハーブの咲き誇る庭を眺めながらのお食事。
今夜も宿泊客は私達だけらしい・・・
もう一組夫婦がいたけど、食事だけに来ている様子でした。
今夜は廊下でかくれんぼしようかな?(笑)でもゴーストに連れ去られると困るので
や~~めた!

コメント (2)
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ハンガリー・ギリシャ旅vol.4

2012-07-01 22:15:01 | 旅行
 
義姉のお家には、フォアグラを取る為のアヒルが100羽とクリスマスなどに食べる為の七面鳥が3羽います。
アヒルさん達は、夏を過ぎると肝臓を大きくするために無理やりたくさんの餌を食べさせられるんだよね。
なんだか可哀そうな気がするけど、それも食文化ですものね。
七面鳥もいつかは食べられちゃうのを悟っているのか、なんとなく悲しそうな顔に見えるわ。
こうやって、自分の家で食べる家畜を飼うっていうのは今の日本にはないでしょ。
ちょっと前に小学校のクラスでブタを育てて、大きくなったら食べるという実際にあった話の
映画がありましたよね。大きくなった豚を食べる派、食べない派でクラスが分かれて騒動が起こります。
でも、日常食べている豚肉も鶏肉も見えてないだけで、肉になる前は生きていたんだよね。
それを知っているハンガリーの子の方が日本の子より人間的に大きい気がするな~

さて、この子はどうかな?
義姉の甥っ子のサミュエル君。二歳半ですが、体重はもう23㌔あるんだって!!
ねっ!人間的に大きいでしょ~(って違うか!)
まあ、そうでもありましょう。だって義姉のお兄さんは身長185センチ体重も(たぶん)100㌔ぐらいありそう。
奥さんのモニカさんも180センチあるんだよ。がっしりしてるしね。
だからきっとサミュ君は2メートルになるなッ!(笑)

パパはこんな強面だけど、すごく優しくてサミュ君にスープを根気よく飲ませてあげていました。
ママにも抱っこされて、8歳年上のお姉ちゃんレベッカちゃんにも甘えていました。
 
ハンガリーは食事の時に、まずはスープが出ます。このスープはどれもこれも美味しいの。
二年前に頂いたスープもすごく美味しかったけど、今回のこの豆スープも絶品。
自家製のベーコンとニンニクを皮つき丸ごといれた豆スープです。
この後、いろいろなレストランでスープを食べましたが、やっぱりお袋の味が一番美味しかったです。

スープの後は自家製お米入りのソーセージとシュニッツェル(豚肉のカツレツ)そしてご飯も!
もちろん普通の家庭にはご飯は出ませんが、娘が日本の嫁いだ家ならではです。

お腹いっぱいになっちゃったんですが、デザートで義姉ママ手作りの‘パラチンタ’という
具入りの薄いパンケーキが出ました。中にはカスタードクリームとダークチェリーが入っています。
これがすごッく美味しくて、胃袋を3分の1空けて(爆)いくつも食べちゃいました。
この後私はどこまで大きくなるのでしょうか~~~

コメント (2)
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