だからさッ！

干し柿の作業が刻々と進んでいます。
年々、管理方法が難しくなり、衛生面や作業方法が大変になっています。もちろん、衛生的に作業するのは当然のことだけど、賞味期限・・
数年前までは、干し柿は保存食で、状態よく保存すれば半年だろうが、１年だろうが保存して食べていたのに・・
数年前から、エージレス（脱酸素剤）を入れて真空パックにして、それでも賞味期限は３ヶ月です。

最近、次々と賞味期限の改ざん、不当表示、など食品をめぐる問題が取り沙汰されているけど、それってどうなんだろうね。
もちろん、やっていることは悪いことだし、それを糾弾したい気持ちもわからないではないのですが、私としては「いい加減にしろよ！」という気持ちの方が大きい。
いい加減にしろよ！と言いたい先は、不正行為の業者であり、仰々しく取り上げるメディアであり、メディアに乗じる消費者であり。とにかく「いい加減にしろよ！！」と言いたいですよ。

世界では５億人の人が餓えに苦しんでいるんですってよ。
その中で、数日の賞味期限切れを問題にしている日本ってなんなの？と思うわけ。
どんどん食糧を輸入して、どんどん食べ残しを捨てて、品質に問題あろうがなかろうが１日でも賞味期限の切れたものを売ろうものなら大騒ぎして、あまりにも情けなんじゃない？

そう言えば、最近話題を呼んだ、ミシュラン東京ガイド。
都心９区内に、☆付きレストランが１５０店舗
☆☆☆三ツ星レストランが世界最高の８店舗
「TOKYOは世界一美食都市」はぁ～～～～～～？？？
ランチで一万円でディナーなら五万？十万？？はぁ～～～～～？？
まあ、一生縁のない店だわってヒガミもあるっちゅや～あるけどさ、
食糧自給率３６％の国がなにこいてんだ！！
十万円のディナーを食べるお金のある人は、九万五千円を食糧難にあえぐ国に支援すればいいんじゃない？

ポチポチと干し柿をパック詰めしながら、考える私であった。