山からの風

アーバインといいます。
私の趣味の、【山歩き】の日記です。

鬼の城、違うぞ!・・・これは石城だ、鬼ノ城山・・1

2014-01-29 | 中国百名山 岡山
   2014年 1月 27日
 熊山を後にした私が、目指した先は砂川公園の奥にある、鬼ノ城山です。
本日は平日でしたが、結構な人が集まり、各々にウォーキングや、観光、歴史の研修・・ハタマタ、県の土木工事の予算見積もり、竣工検査、実際に工事をしていました。

まず、鬼ヶ城山ビジターセンターに車を留めて、説明などを受けて歩こうかなと思ったら、閉まっていました。・・・平日は閉めるのかな? パンフレットも有料のようで、まぁ閉まっているから買わずに済みましたが、私にしては歩くだけですからね。
大体の情報はありますから、GPSに従って進みます。




10分で西門に着きました、この櫓はモニュメントと言うか、ここのシンボルなのでしょうが、なかなかのインパクトがありました。




ここには展望台がありまして、総社市、倉敷市が一望出来ます。


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ここから5分歩くだけで、鬼ノ城山山頂です。




わずか15分で山頂か・・・と、なんと楽な登山でしょうか・・このときはそう思っていました。
ここのコースは完全整備されています。 もはや観光地と言ってもよいでしょう。




南門にやって来ました・・当時の門の復元なのでしょう、おそらく県の工事担当者と、業者の工事打ち合わせをしていました。 ここもまだまだ未完成なのでしょうね。




磨崖仏ですか、でも何か最近作った感じに思えます。




快適な道を進むと、東門が見えてきました。・・・・そろそろお気付きの方も居られると思いますが、ここは現在の光市、旧大和町の石城山とまったく作りが同じです。







★「朝鮮式山城」なのです。 昔、朝鮮半島の支配を巡って、白村江の戦いでヤマトが敗れ、百済を支え切れずに半島支配を諦めました・・・そこで、新羅が恐かったヤマトは奈良の都を撤収して、大津に移します。 そして九州北部、瀬戸内海沿岸に大規模な山城を数多く設置しました。

当時の朝廷の新羅に対しての恐怖心が、この規模を見ると現在にも伝わってきますね。
ここの山城は、一度破壊されたのを、復元をしているようですが、当時の雰囲気を見たいのなら、光市の石城山の方が参考になると思います。 石城山はその後、戦争の為に利用される事が無かったので、形がそのまま残ったのでしょう。

東門を過ぎて、屏風折れの石垣、に来ました。ここは絶景ですね・・ここで休憩することにしました。
餡パン1個で10分の休憩と着替えもしておきます。








元気になった私は、ここから少し登ったところで、計画どうり観光地から抜け出して、ワイルドな山に行く事にしました。
目標は、岩屋寺・・・岩屋観音、鬼の差し上げ岩です。




北門で行き止まりから、ビジターセンター方面に帰る道になります・・・このロープを越えると、向こうの山に移る事が出来ます。しかし、何か怪しい感じの道です。


あの向こうに見える山を目指せ・・・鬼の岩が待っているぜー・・・又明日。


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