へそ曲がりの真っ直ぐ日記

反日の韓国と中国、国内の反日マスコミを斬る

「戦争」から学び、考えた8月・・・

2013年08月19日 | 日記
68年前、広島、長崎への原爆投下・ソ連軍の参戦、ポツダム宣言受諾、敗戦・・・と続いた8月は、マスコミの戦争報道があふれた。

新聞、テレビ(地上波、BS)、ネット動画(youtube,桜チャンネルなど)を見て、いろいろな事を知り、また考えさせられた。

呆れたのは、NHKの討論番組での作家半藤一利の発言だった。「日本は海岸線が長く(世界で6番目?)守りきれない。原発も海岸にあるし)」という言葉だ。何を言っているのかと思った。100%完璧に防衛できないから、防衛力・軍事力は無意味だ、とでも言いたいのだろうか。100%安全と言えないから反対、という反・脱原発派と同じ小児的な理屈ではないか。

あきれた。出席した元外交官の岡本行夫から、政治・外交と防衛力、抑止力、日米安保や在日米軍など、国際政治や軍事のいろはを説かれて、反論されていた。当然だろう。1930生まれ、「昭和史」など、数多くの近現代史の著書がある男の言うことが、これなのか、とがっかりした。

きょうのKAZUYAチャンネルに、先日、BSフジのプライムニュースで放送された「若者たちに聞く戦争観」という番組で、社会学者で東大大学院在籍の古市憲寿が、外国から侵略されたらという問いに、「逃げる」と答えた、と出ていた。KAZUYAは「どこに逃げるんだ」と、あきれているが、こういう輩は実は珍しくはない。
http://www.youtube.com/watch?v=Q3cavFVW76c&feature=c4-overview&list=UUNqbJ7zpxAxC2BxPx-xmx6g

以前、テレビで、「年収300万円時代を生き抜く経済学」で大もうけしたエコノミストの森永卓郎が「敵が攻めてきたら、手を挙げて降参すればいい」と言ったのを聞いて、絶句したのを覚えているし、社民党党首だった福島瑞穂も同じような意見を吐いていたと記憶している。平和ボケというのか、9条ボケというのか、それとも天然なのか、信じられない田分けどもである。二人とも東大出、というのがまた泣かせる。

第二次世界大戦中にアメリカの日系2世によって組織され、欧州戦線に投入された「第100歩兵大隊」の生存者の声を聞く番組もあった。逆に、日本に留学していたハワイやカリフォルニア州の日系2世が日本軍人として戦闘に参加したという、私の知らなかった事実を教えてくれた番組もあった。祖国、家族、人種、民族、国家・・苦渋に満ちた時代だった。

以前紹介した「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記 」(ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ著)と体験が重なる記事も読んだ。11日の読売新聞に出ていた「北で墓参りやっと 日本人遺族が訪朝」の記事である。墓参を実現させた東京の男性(79)は、ヨーコ一家と同じ羅南(今の清津)に家族5人で住んでいた。ソ連軍の攻撃から一家で脱出を図ったが、ソ連軍に全員捕まり、収容所に送られ、両親が発疹チフスで死んだ、というつらい体験を語っていた。

この時期、マスコミの反日イデオロギーの衣を剥ぎ取って、素直に歴史的事実にを見れば、学ぶべきことはたくさんある。15日にピークを迎え、今はぱったり止んだが、年中報じてほしいものだ。とりわけテレビは、チャンネルがこんなにあるのに、ニュース番組などは似たり寄ったりで、中身が乏しすぎる。もっと独自性を発揮してほしいものだ。

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