goo blog サービス終了のお知らせ 

奄美自然観察記

高のフィールドより

旅鳥として北上  アカハラ

2025-04-17 15:44:31 | 鳥類

午前中は曇り空で、午後からは晴れ間が多くなりました。新緑で山が萌黄色に染まってきました。新緑が出ると、古い葉が落ちるため、この時期は落ち葉が多くなります。そうした落ち葉の多い薄暗い林道脇で、シロハラとアカハラが採餌していました。アカハラは、近くにもう2羽いて3羽が一緒に行動している様子です。昨年から今年にかけての冬季は冬鳥として越冬しているシロハラが結構多かったのですが、おなかの赤いアカハラは秋の秋の渡りの時期に少数が見られるものの、越冬する個体はかなり稀で、この春の渡りの時期に結構見かることがあります。アカハラは冬鳥と言うよりは、春秋の渡りの時期に見られる旅鳥として行動している個体が多いようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまや曇りあてぃ、ひんまら晴れぇ間ぬふうさなてぃきょうたっと。新緑し山ぬなー山なてぃっきょうたが。新緑にいじれぃば、古かん葉ぬうてぃんかな、くぅん時期やうてぃん葉ぬふうさなりょっと。がしゅんうてぃん葉ぬふうさん薄暗かん林道ぶちじ、タートゥリとうアカハラぬ、かみむんとぅむぃかたしゅりょうたが。アカハラや、近さんどろじ、なぁたあちうてぃ、みいちとぅまあじんまとぅでぃとぃんにし、しゅりょうたっと。くずぃらくぅとぅしちぬ冬ぬ時期や冬ドゥリとぅし冬ぬええだ暮らしゅんタートゥリぬ、て~げふうさりょうたんじゃが、わたぬはーかしゅんアカハラや、秋ぬ渡りぬ時期なありにゃあれぃんむんぬ、冬ぬええだ暮らしゅんむんや、むるいきらさぬ、くん春ぬ渡りぬ時期て~げにゅんくとぅぬ、ありょっと。アカハラや冬ドゥリち言ゅんんまや、春秋ぬ渡りぬ時期にゃれぃん旅ドゥリとぅし、どぅげとぅんむんぬ、ふうさんあんぶぇだりょっと。

 

 


まだまだ多い輪禍  シロハラクイナ

2025-04-16 17:19:07 | 鳥類

今日も朝からよく晴れ、暖かな1日でした。一昨日(4/14)のことですが、田んぼが広がる秋名から帰ろうと、県道に出てみると、道路に1羽のシロハラクイナが死んでいました。状況からおそらく車との衝突で命を落としたものと思われます。シロハラクイナは、車が急に現れたりすると、突然走り去ろうとします。その時に車の直前を横切ったりするため、スピードを出していると衝突してしまうことがあるようです。以前車との衝突後気を失うものの、しばらくして生き返ったことがありました。今回の場合、完全に死んでしまっているようです。シロハラクイナは一昔と比べて、数が増えていることもありますが、こうした事故死はできるだけ少なくしたいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまらむる晴れぃてぃ、温さん1日だりょうた。きぬうってぃ(4/14)ぬっくとぅだりょんば、田ぬふうさん秋名ら帰ろっち県道ちいじてぃにしゃっとぅ、道じちいちぬシロハラクイナぬ死じゅりょうたが。うんだっから、きっとぅ車とぅ衝突し死じゃんむんち思われぃっと。シロハラクイナや、車ぬあただんましっちゃりすぃれぃば、ぱっち走りくぅでぃいこっちしょっと。うんとぅき車ぬすぐむぇば横切ろっちしゅんかな、スピードばいじゃしゅれぃば衝突しゅんくとぅぬあんあんぶぇだりょっと。前車とぅ衝突しっから気ばねんなし、いっとぅきし生き返たんくとぅだか、ありょうたっと。くぅん場合、完全に死じゅんにししゅりょっと。シロハラクイナやちゅ昔とぅ比ぶぇてぃ、ふうさなてぃっちゅんくぅとぅだかありょんば、かしゅん事故死や、でけれぃばいきらかしほしゃんむんだりょっと。

 


見慣れぬ外来種  ナガバハリフタバムグラ

2025-04-15 17:40:35 | 植物

今日はほぼ一日中晴れて暖かな日でしたが、ずっと強い風が吹いていました。この間(4/6)の観察会の時に、道路脇の草むらに見慣れない外来種があることを教えてもらいました。熱帯アメリカ原産の帰化植物で、アカネ科のナガバハリフタバムグラでした。葉は十字対生で先が尖り、葉腋から白っぽい花を咲かせていました。主に南西諸島などに帰化しているようですが、個人的には今回初めて観ました。奄美大島に侵入している外来植物は、2024年現在、383種が知られている(田畑満大・原千代子.2020.奄美群島帰化植物目録2019.『きょらじま』,26: 11-28)ようですが、ここでは比較的新しい外来種かも知れません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうやて~げほぼ一日中晴れぃてぃ温さん日だりょうたんじゃが、ずっとぅちゅうさんかじぬ吹ちゅりょうたが。こねだ(4/6)ぬ観察会ぬとぅき、道んぶちぬ草むらじ、にぃ慣れぃらん外来植物ぬあんち、ゆすぃてぃもらようたが。熱帯アメリカ原産ぬ帰化植物あてぃ、アカネ科ぬナガバハリフタバムグラだりょうた。葉や十字対生しゅてぃ先ぬとぅがとぅてぃ、葉ぬぶちらしるぶぇっとぅしゅん花ば咲かしゅりょうたっと。て~げ南西諸島んきゃじ帰化しゅんあんぶぇだりょんじゃが、わんとぅしや今度が初むぃてぃにょうたっと。奄美大島ちほちちゅん外来植物や、2024年しや、383ぬしじょぬ知らっとぅん(田畑満大・原千代子.2020.奄美群島帰化植物目録2019.『きょらじま』,26: 11-28)あんぶぇだりょんじゃが、くぅまじやて~げみいかん外来ぬしじょかもわからんど。

 


2羽の渡来を確認  ツバメチドリ

2025-04-14 17:50:43 | 鳥類

早朝の気温11度と、この時期にしては結構寒々としていました。田んぼの多い秋名に寄ってみると、新しく植えられたマコモの田の畔に、結構なスピードで上空か舞い降りてきた鳥は、今季初めて見るツバメチドリでした。よく観ると、もう一つの畔にも1羽いて、時折畔にいる虫などを捕えて食べていました。渡来してすぐで、結構おなかが減っていたのかもしれません。毎年のように数羽が渡来しますが、秋名での繁殖は確認していませんので、この後、北部の農耕地に移動していくものと思われます。去年はあまり見かけませんでしたので、久しぶりの嬉しい出会いでした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさぬ気温や11度ち、くぅん時期とぅしやて~げひぐるかげかりょうたっと。田ぬふうさん秋名ちゆてぃにしゃっとぅ、みいか植ーらったんマコモぬ田ぬあぶしなんてぃ、て~げふぇっさんスピードしてぃんら舞いうれぃてぃっちゃんトゥリや、くぅん時期初むぃてぃにゅんツバメチドリだりょうた。ゆんまにいば、なぁちいちぬあぶしなんてぃもちいちうてぃ、とぅきどぅきあぶしなんえぃうん虫んきゃば、かでぅりょうたが。渡てぃっちすぐあてぃ、いころわたぬひちゅたんかもわからんど。毎とぅしにし、いくちか渡てぃきょんじゃが、秋名じくゎあほでししゅんどろや、にしゃんくぅとぅぬありょうらんかな、くぅん後、にし方ぬはてぃ地ち、とぅでぃいきゅんむんち思われぃっと。くずぃやあんましにゃあらんたんかな、まれぇまれぃぬ、ほおらっしゃんおおい方だりょうたっと。

 

 


咲いていた2つの集散花序  アマミザンショウ  

2025-04-13 17:50:12 | 植物

低気圧の通過で、午前中は雨が断続的に降り、風も強く吹きました。昨日海岸線を歩いていると、岩の横にアマミザンショウを見つけました。アマミザンショウはミカン科の落葉低木で、奄美の固有種です。枝には刺があるので注意しながら近づくと、2カ所に黄色っぽい集散花序を見つけました。花は萼片だけで、花びらはありません。この花は雄花でオシベの先の黄色い葯がよく目立ちます。花は久しぶりに観ることが出来ました。葉や実は昔から香辛料として利用されていたようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

低気圧ぬとぅうてぃいじ、ひかんまやあむぃぬちぎちぎ降てぃ、かじだかちゅうさ吹きょうたっと。きぬ、浜ばあっちゅたっとぅ、だいばん石ぬ横じサンショウ(アマミザンショウ)ば、にっきりょうたっと。サンショウやミカン科ぬ落葉低木あてぃ、わきゃ島じだけあんきぃだりょっと。枝じとぅぎぃぬあんかな注意しがちな近ゆたっとぅ、たぁとろじ黄ーぶぇっとぅしゅん花ばにっきりょうたっと。花や萼片だけあてぃ、花びらやありょうらんど。くぅん花やインガ花あてぃ、オシベぬ先ぬ黄ーかん葯ぬむるむぃ立っちゅりょっと。花やまれぃまれぃ、にゅんくとぅぬでけりょうたが。葉んきゃ実や昔ら香辛料ちし、ちかわっとぅりょうたんあんぶぇだりょっと。

 


群れ始めていた  ヒヨドリ

2025-04-12 23:19:11 | 鳥類

早朝からよく晴れ、気持ちのいい朝でした。農道を歩いていると、上空にたくさんの鳥が群れで飛んでいました。この時期に大きな群れを作って、北上するヒヨドリの群れです。ざっと見て500羽を超える群れと思われました。ご存じのように、奄美には、もともと留鳥として生息しているアマミヒヨドリと、本州辺りから秋に渡ってきて越冬し、この時期に北上していくヒヨドリがいます。この時期に次第に群れ始めて、最終的に2~3000羽もの大きな群れで海の上を北上していきます。大きな群れを観ると、改めて渡りのすごさを感じます。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、むる晴れぃてぃ、気持いちゃんひかんまだりょうたが。農道ばあっちゅたっとぅ、てぃんじいっぱいぬトゥリぬまぐんし、とぅどぅりょうたっと。くぅん時期ふうさんまぐんば作てぃ、にし方ちとぅでぃいきゅんヒュースィぬ、まぐんだりょっと。ざっとぅにし500ば超えとぅんまぐんち思われぃっか。しちゅんとぅうり、わきゃ島じや、もぅとぅもぅ年中うんトゥリとぅし島ぬヒュースィとぅ、本州ぼてぇら秋渡っち冬ぬええだ暮らし、くぅん時期にし方ち渡てぃいきゅん内地ヒュースィぬうりょっと。くぅん時期だんだんまぐんし始むぃてぃ、最後や2~3000べりぬだいばんまぐんし、うんぬうーば、にし方ち渡てぃいきょっと。だいばんまぐんばにいば、やっぱりいいだっかじゃや~ち思いかただりょっか。

 


美しい夏羽個体  シマアジ

2025-04-11 18:01:59 | 鳥類

朝からよく晴れ、すがすがしい1日でした。水田一帯の秋名では、田植えの準備で田起こし作業が終わって、水を張った水田がみられました。例年ですと、3月下旬頃には田植えが始まっていたかと思いますが、今年は少し遅めのような気がします。さて。そうした水を張った田んぼに1羽のシマアジがいました。シマアジは、ユーラシア大陸に広く生息・繁殖していて、日本へは数少ない旅鳥として渡来します。今日はオスの夏羽個体で、アップで観ると頬から首などにかけての縞模様なども独特で、とても美しいカモであることが分かります。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまらむる晴れぃてぃ、すぃだ~さん1日だりょうたっと。田袋ぬあん秋名じや、田植ーぬ準備し田起こし作業ぬ終わてぃ、むじば張たん田ぬありょうたっと。いちんけんぬとぅしあれぃば、3月下旬頃にや田植ーぬ始まとぅたんち思とぅりょうたんじゃが、くぅとぅしやなあり遅めにし思われぃっと。がしゅんむじば張たん田ち、ちいちぬシマアジぬうりょうたっと。シマアジや、ユーラシア大陸じひるかうてぃ、くゎあほでししゅてぃ、日本ちやいきらさん旅ドゥリとぅし渡てぃきょっと。きゅうやインガドゥリぬ夏羽あてぃ、だいばんしにいば、頬ら首んきゃちくぇーてぃ縞模様んきゃぬ独特あてぃ、むるきょらさんカモち分かりょっと。

 

 


花びらのように見える萼片  ヒメウズ

2025-04-10 18:06:35 | 植物

朝から曇り空で、風も結構冷たい。森に行った帰り道、農耕地近くの日当たりのいい場所で久しぶりにヒメウズの花を観ました。キンポウゲ科ヒメウズは、草丈約20cmほどの先端に直径約5㎜ほどの小さな花を、やや下向きに付けていました。白っぽい花と思ったのは、じつは萼片で、その内側に淡黄色で筒状の4つに裂けた花びらを付けています。トリカブト類ほどの猛毒はありませんが、ウマノアシガタやセンニンソウなど他のキンポウゲ科の植物と同じように、プロトアネモニンという毒成分を含む有毒植物で、草の汁に皮膚に付くと炎症を起こすこともあるらしいので、注意する必要がありそうです。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまら曇り空あてぃ、かじだかて~げひぐるさりょっと。やまち行じゃん帰り道、はてぇ地近さぬてぃだんぬ当たりゅんどろじ、まれぇまれぇヒメウズぬ花ばにょうたが。キンポウゲ科ヒメウズや、草丈やてーげ20cmべりぬ先じ直径やだいたい5㎜べりぬいなさな花ば、なありしゃー向きちっちきとぅりょうたっと。しるぶえっとぅしゅん花ち思たんや、ほとや萼片あてぃ、うん内側じ薄かん黄色ぬ筒にししゅんゆうちちやぶれぃたん花びらば、ちきとぅりょっと。トリカブトんきゃにしむるちゅうさん毒やありょうらんば、ウマノアシガタんきゃセンニンソウんきゃぬ他ぬキンポウゲ科ぬ植物とぅ同じにし、プロトアネモニンちいゅんどぅくばむちゅんどぅく植物あてぃ、草ぬ汁ぬてぃちんきゃちきば炎症ば起こしゃりしゅんくとぅもあんにししゅりょんかな、注意しらんばいきょうらんちど。

 


今年もたくさんの花  イルカンダ(ウジルカンダ)

2025-04-09 15:58:27 | 植物

今日も朝からよく晴れました。神戸からのご夫婦の案内で、金作原とマングローブに行ってきました。金作原では、いつもの年より多くのアマミエビネやアマミテンナンショウの花のほか、ヒメアリドウシやリュウキュウアリドウシの花なども観ることが出来て、とても良かったです。次に出かけたマングローブでも新緑の美しいマングローブ林、そしてその近くの林縁では、イルカンダ(ウジルカンダ)の花が太い蔓から簾のように垂れ下がり、見ごたえのある花々を観ることが出来ました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、ひかんまらむる晴れぃりょうたっと。神戸らぬとぅじゅとぅぬ案内し、金作原とぅマングローブち行じきょうたが。金作原じや、いちんけんぬとぅしんま、いっぱいぬアマミエビネんきゃアマミテンナンショウぬ花ぬほか、ヒメアリドウシんきゃリュウキュウアリドウシぬ花んきゃだか、にゅんくとぅぬでけてぃ、うるいちゃりょうたっと。ちぎ行じゃんマングローブじも新緑ぬきょらさんマングローブ林、うっからうん近さぬ山んぶちじや、イルカンダ(ウジルカンダ)ぬ花ぬふてさん蔓ら簾にし垂れ下がてぃ、見ごたえぬあん花んきゃば、にゅんくとぅぬでけりょうたっと。

 


荒地でも生き続ける  メリケントキンソウ

2025-04-08 17:27:04 | 植物

今日もよく晴れ、早朝は気温11度で昼過ぎには22度程まで上がりました。一昨日のことですが、知り合いに教えていただいて、駐車場のそばの荒地のような所に生えていたメリケントキンソウを観ました。メリケントキンソウは南米原産の外来植物で、1930年に和歌山県で初めて侵入が確認されたようです。同じキク科と言え、トキンソウとはかなり違う外見で、どちらかというと、アブラナ科のカラクサナズナに似ている感じです。やがて実になり始めると、靴底に刺さるほどの鋭い刺を出すようですので、注意が必要です。こんな硬い荒地のような所でも生きていけるとすると、かなり手ごわい外来種の1種と言えるかもしれません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだかむる晴れぃてぃ、ひかんまふぇっさや気温11度、ひんま過ぎにや22度べいがれぃ上がりょうたが。きぬうってぃぬくぅとぅだりょんば、どぅしにゆすぃてぃむらてぃ、駐車場ぬぶちぬ荒地にししゅんどろじ、むぇーとぅたんメリケントキンソウばにょうたんちよ。メリケントキンソウや南米原産ぬ外来植物あてぃ、1930年和歌山県じ、初むぃてぃほちゅんち分たんあんぶぇだりょっと。同じキク科ち言しんも、トキンソウとぅや、いころ違てぃにゃあてぃ、でるかっち言いば、アブラナ科ぬカラクサナズナとぅ似しゅんだっかだりょっと。やがてぃ実なり始むぃれぃば、靴底ち刺さりゅうほどぬちゅうさんとぅぎぃば、いじゃしゅんあんぶぇだりょんかな、注意しらんばいきょうらんちど。かしゃん硬かん荒地にししゅんどろじでも生きちいかれぃんちすぃれぃば、むるやっけた外来種ぬしじょち言しんもいちゃんかもわからんど。

 


人家の庭先で咲いていた  ヒレザンショウ

2025-04-07 18:16:13 | 植物

昨日の「与路島ウォーキング観察会」でのことですが、サンゴの石垣に囲まれた人家の庭先で、ヒレザンショウの花が咲いていました。ヒレザンショウは、ミカン科サンショウ属の常緑低木で、イワザンショウの変種、あるいは同一とする見方があるようです。低木とはいえ、3mほどにも成長しているものもあって、ちょっとびっくりしました。小笠原や沖縄などでみられるとのことですが、奄美での情報は少ないようです。以前、加計呂麻島で、もしかしたら自生のものと思われるもの見つけたことがあります。花は初めてで、感激しました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きぬぬ「与路島ウォーキング観察会」じぬくとぅだりょんじゃが、サンゴぬ石垣とぅ囲まったんちゅぬやぬ庭先じ、ヒレザンショウぬ花ぬ咲しゅりょうたっと。ヒレザンショウや、ミカン科サンショウ属ぬ常緑低木あてぃ、イワザンショウぬ変種、またや同じちしゅんにい方だかあんにししゅりょっと。低木ちいしんも、3mべりほでぇよぅんむんもあてぃ、なありうどぅるっきょたっと。小笠原んきゃ沖縄んきゃじあんちぬくとぅだりょんじゃが、わきゃ島じぬ話やいきらさんあんぶぇだりょっと。前、加計呂麻島じ、やたちすぃれぃばどぅうしむぇとぅんち思われぃんむんばにっきたんくとぅぬありょっと。花や初むぃあてぃ、むるほおらっしゃりょうたっと。

 


与路島ウォーキング観察会  オキナワツゲなど

2025-04-06 23:06:09 | 植物

天気がいまいちで雨も心配されましたが、無事チャータ船も出港できて、与路島ウォーキング観察会を行うことが出来ました。午前8時過ぎに古仁屋「海の駅」を出発し、9時15分ごろには与路島の与路港へ到着しました。さっそく散策を開始して、与路島の集落や農耕地などをゆっくりと歩いて、自然散策しました。たくさんの植物や生きものを観ることだできましたが、そのうちんごく一部をご紹介いたします。集落のサンゴ生垣にはたくさんのセイロンベンケイやキンチョウがあって、ハマサルトリイバラの花(写真2枚目)やセンダンの花なども咲き始めていました。また人家の庭先にサンゴ石に絡みついた立派なテンノウメがあって、たくさんの花(写真3枚目)が咲いていました。それから、面白い形の実を付けたアキナワツゲ(写真4枚目)みられ、以前隣の請島での観察会でも見かけましたが、奄美大島ではあまり見られない気がします。散策を終えた午後3時前には、再びチャーター船に乗り込んで、古仁屋「海の駅」まで帰って行きました。参加されたみさなま、お疲れさまでした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

長くなりましたので省略いたします、すみょうらん。

 


白花など多様な花色  アカボシタツナミソウ

2025-04-05 17:03:39 | 植物

今日もほぼ一日中晴れ、早朝は放射冷却などで気温11度でした。知り合いからの情報で、白い花色のアカボシタツナミソウを観てきました。シソ科アカボシタツナミソウは、葉の裏面に赤褐色の腺点があることからこの名が付いていて、屋久島から奄美・沖縄に分布しているようです。花の色には変異が多く、紫色の色合いの濃さや模様にも様々な違いが観られます。今日は、花がほぼ真っ白なものや、わずかに紫色を帯びているもの、紫色の斑点がないものなど、多様な花の色合いや模様のものが観られ、興味深くて楽しい。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、て~げ一日中晴れぃてぃ、ひかんまふぇっさや放射冷却きゃし気温11度だりょうた。どぅしぬむぇらぬ話し、しるかん花色ぬアカボシタツナミソウばにしきょうたが。シソ科アカボシタツナミソウや、葉ぬ裏側じはーさん色ぬ腺点ぬあんくとぅら、くん名ぬ付ちゅてぃ、屋久島ら奄美・沖縄ちあんあんぶぇだりょっと。花ぬ色にやあれぃくれぃ違いぬあてぃ、紫色ぬ色合いぬくぅゆさんきゃ模様にだか、あれぃくぅれぃぬ違いぬありょっと。きゅうや、花ぬて~げ真っしるぬむんきゃ、なありっくゎだけ紫色ぶぇとぅしゅんむん、紫色ぬ点々ぬねんむんきゃ、だんだんな花ぬ色合いんきゃぬむんぬにゃあてぃ、むじらっさりょうたっと。

 


ミゾゴイを捕食か  ハヤブサ

2025-04-04 17:40:26 | 鳥類

今日もよく晴れましたが、早朝は放射冷却もあって気温10度と肌寒く、昼頃でも風はわりと寒いままでした。早朝の川の河口付近の河原で、1羽のハヤブサがちょこんとこっちを見ていました。しばらくして飛び去ると、すぐに近くにカラスがやって来て何やら食べ始めています。双眼鏡で観てみると、はっきりとは確認できなかったのですが、どうやら死んだミゾゴイを食べているようです。おそらく、さっきのハヤブサがミゾゴイを捕食し食べた後に飛び去り、カラスがやってきたのでしょう。最近はよくハヤブサを見かける機会が多いような気もします。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか。むる晴れぃりょうたんじゃが、ひかんまふぇっさや放射冷却だかあてぃ気温10度ちすぃひぐるさぬ、ひんま頃あてぃも、かじやてーげひるさんかじだりょうたっと。ひかんまふぇっさぬ、うん近さぬこらんぶちじ、ちいちぬハヤブサぬちょこんち、くぅまばにしゅりょうたっと。いっとぅきし、とぅでぃいじゃっとぅ、すぐ近さちガラスィぬしっち、ぬうがぬばかみ始むぃとるりょうたっと。双眼鏡し、にしにしゃっとぅ、はっきりとぅや判らんたんば、たいがい死じゅんミゾゴイばかどぅんあんぶぇだりょうたっと。きっとぅ、さっきぬハヤブサぬミゾゴイばちかむぃてぃかだん後、とぅでぃいじ、ガラスィぬしちゃんだろ。近頃や、むるハヤブサにゅんくぅとぅぬふうさなてぃちゅんにし、思われぃっと。

 


今季も来てくれました  ヤツガシラ

2025-04-03 17:48:59 | 鳥類

今日は、これまでの小雨模様の曇り空から一転、早朝からあまり風もなくよく晴れました。南部の農道脇の草むらから顔を出したのは、キジバトかと思いきやヤツガシラでした。ヤツガシラは、この時期(主に3~4月)毎年のように奄美へやってくる旅鳥で、今年は気になってはいたのですが、やっと姿を観ることが出来ました。これまでのように、長いくちばしを地面に差し込んでは、地中の昆虫類などを引っ張り出して食べます。白黒の不思議な縞模様の羽は、飛ぶととてもよく目立ちます。ゆっくりと栄養を付けて、旅立ってほしいものです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、ながれぃぬ小雨模様ぬ曇り空とぅ違てぃ、ひかんまふぇっさら、あんましkじもねんてぃ、むる晴れぃりょうたが。ふぇ方ぬ農道ぶちぬ草ぶすら顔そいじゃしゃんや、カラバトっくゎち思うばヤツガシラだりょうたっと。ヤツガシラや、くぅん時期(て~げ3~4月)毎とぅしにし、わきゃ島ちきゅん旅ドゥリあてぃ、くぅとぅしやきっしかいち思てぃやうたんば、やっとぃにゅんくとぅぬでけりょうたっと。なまがれぃにし、長さんくちばしば地ち差しくぅでぃや、地ぬ中ぬ虫んきゃば引っ張りじゃし、かみょっと。しるくるぬうとぅまらかん縞模様ぬ羽や、とぅぶぃば、むるむぃ立ちゅりょっと。よおりよおり滋養はちきてぃ、旅立ちほしゃんむんだりょっと。