奄美自然観察記

高のフィールドより

毛陣林道ウォーキング観察会  ナナホシキンカメムシなど

2019-07-14 23:31:12 | 昆虫







昨日梅雨明けとなったこともあって、今日は朝からすっきりと晴れた天気のもと、「毛陣(けじん)林道ウォーキング観察会」を行いました。午前9時過ぎ、コース説明やストレッチをした後、早速毛陣林道を出発、ゆるやかな坂道を歩き始めました(写真1枚目)。しばらく行くと、林道脇のオオバギで美しいナナホシキンカメムシを観ることが出来ました(写真2枚目)。この時期は、多くの昆虫たちに出会う時期でもあり、ノアサガオの葉にはヨツモンジンガサハムシ(写真3枚目)、参加者のバックに付いていたダンダラテントウ(写真4枚目)、そしてなんとズボンには、チョウセンカマキリが共食い?している姿もあって、みなさん、ちょっとびっくりでした(写真5枚目)。







天気がいいだけに時間が経つにつれ気温が上昇、途中の林道脇の水場では、皆さん冷たい水で顔を洗ったりしました(写真1枚目)。植物もたくさん観られましたが、花の一部ご紹介しますと、上からシマツユクサ(写真2枚目)、ヤンバルツルハッカ(写真3枚目)、オオムラサキシキブ(写真4枚目)、ネジバナ(写真5枚目)、メドハギ(写真6枚目)などです。





途中の林道脇の涼しげなところでお弁当を食べ小休止ののち、再び散策を始めました。この暑い夏は昆虫たちの繁殖の時期にもあたり、交尾しているタラノキフキバッタ(写真2枚目)やオオシオカラトンボ(写真3枚目)の姿なども観ることが出来ました。少し高い所のハゼノキの枝には、スジブトヒラタクワガタのメスの姿(写真4枚目)なども確認しました。全長約5.5kmほど散策し、暑い時期だけに少々くたびれ気味でしたが、いろいろな生き物たちとの出会いがあって、楽しいひと時でした。

5年前の今日 

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