イノさんシゲさん

井上出と重松彬の往復メール

元気で長生き(イ)

2006-08-24 15:42:38 | Weblog
「元気で長生きの秘訣」

沢山の人が色々な事を書いたり話したりして居ますから今更と言う感じがしますが、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生が今度の10月で95才になられると言うのに今ミュ-ジカル「葉っぱのフレディ-いのちの旅」の舞台に立って居るばかりではなく舞台のカ-テンコ-ルではダンスを踊って居られると御聞きし、好奇心こそが最大の秘訣であると確信しました。

日野原先生は1日1,300キロカロリ-を摂取目標に実に健康な毎日を過して居られるそうですが牛乳は絶対に欠かさないとの事です。 私自身一時は牛乳会社を経営して居た亡父の影響で今も朝晩必ず牛乳を飲みますし、食欲の無い時でも御飯に牛乳を掛けおたくわんがあれば直ちに食欲が回復する位牛乳好きです。

アメリカのファスト・フ-ドの影響で最近の日本の子供達はハンバ-ガ-やフライドチキンそしてピザにコカコ-ラと言うのが定番になって居ますが、牛乳は殆んど飲まないと最近の調査で知りました。 牛乳が素晴しい飲み物でビタミン、カルシュ-ム他身体に良い成分を豊富に含んで居るのですから是非若い人には牛乳を沢山飲む習慣を付けて欲しいと思います。 水よりも安い牛乳を若い人ばかりではなく年配者も是非毎日飲んで頂き「ピンピンコロリ」を目指して頂きたいと思います。 

最近子供達が簡単に骨を折る事故が増えて居ますがカルシュ-ム不足が原因です。 日野原先生がお元気なのは牛乳を毎日欠かさず飲んで居られる事も大きいと思いますし、私自身も70才を迎える年令にも拘らず元気に仕事が出来るのは牛乳のお陰だと思っています。

日野原先生は聖路加国際病院からは報酬は一切貰って居ませんが先生の出される著書がベストセラ-を続けて居る為印税は沢山入って居ますし資産もお持ちですから、収入の殆んどはボランティア活動や研究そして寄付金として支出して居られるとの事。 そして最近唯一自分の為に使ったお金が2,000万円、これが書斎の拡張とIT機器完備の為と言うのですから驚きました。 95才になって書斎の拡張をする人は世界に例がないと思います。 人生は「クレッシェンド(段々大きく)」と言う事でこれからも色々な事に挑戦して行くと言われるのですからそのエネルギ-には唯々感服します。

好奇心こそが健康で長生きの出来るキ-ワ-ドだと確信し日野原先生を見習いたいと思います。 95才にして尚美人を見ると胸がときめくと言うのですからスゴイ事だと思います。

井上  出    (06/08/23)

日韓暗礁の裏(イ)

2006-08-24 15:35:59 | Weblog
「盧武鉉大統領の反日言動の裏にあるもの」

中国の日本に対する靖国神社参拝反対と教科書改訂要求に追随し、日本との首脳会談は行わないとする韓国の盧大統領の言動は不可解で韓国にとってもマイナス効果しかありません。

小泉首相とは違い国民の支持が世論調査の度に下落し続けて居る盧大統領が何故頑なに小泉首相との首脳会談を拒否し続けて居るのか一般の人達には理解出来ないと思いますが、それには次の様な原因があるのです。

(1) 京都の迎賓館で行われた両首脳の会談でのチョットした行き違いから盧大統領は小泉首相に馬鹿にされたと勘違いしそれを根に持って居るのです。 眼を整形手術で二重にしたり髪の毛を真黒に染めたりと外観を重視する人ですから誇りを傷付けられたとして小泉首相との会談は拒否して居ます。

(2) 米軍タフト陸軍長官と日本の桂太郎首相との間に交わされた「桂・タフト秘密協定」ではセオドア・ル-ズベルト米国大統領は清と李王朝朝鮮を見限り「日本は米国のハワイ併合とフィリピンの属国家を認める事、その代りに米国は日本の朝鮮半島の優先的支配を認める」と言う内容の秘密協定を結んで居るのです。 そしてこれが1910年の日韓併合条約の基礎になって居る事をそして日本の「竹島領有宣言100周年」を迎えた事が外交文書の秘密指定解除によって広く知るところとなった事から、韓国に不利な史実を日本側から突き付けられる事を恐れて居る為に会談に応じないのです。

(3) 北朝鮮に対し工作船によるスパイ活動、麻薬輸出更には拉致問題を正面から抗議出来ない盧大統領は、小泉首相との首脳会談でこれ等の問題が取り上げられその弱腰外交を日本のみならず韓国民からも糾弾される事を恐れて居るのです。

従って小泉首相と盧大統領の首脳会談は絶対に開かれる可能性はないのです。

井上  出    (06/08/23)

大場氏へ返事(イ)

2006-08-24 15:27:17 | Weblog
「大場さんからのCOMMENTに対する私の意見を述べさせて頂きます。」

(1) 人種偏見、差別問題

確かに人種偏見が一番強いのは日本人かもしれません。 日本国内でも関西に行くと特殊民()の人達に対する偏見は我々関東の者には信じられない位強く残って居る事に驚きます。 又黒人や中国人も含むアジアの人達を見下したり差別したりします。 一方で白人に対しては劣等感の様な物を持って居ます。 何故こんな人種偏見が日本人の間に根付いたのでしょうか?

時々若い人にこの問題について意見を求めるのですが我々の世代と違って人種偏見は薄まって来て居る事を感じます。 大場さんが言われる様に人間は平等でなければならないのですから日本人の間に根強く残って居る人種偏見感情は消えて欲しいと願って居ます。

ソフトドリンクやスナックそしてファストフ-ドの業界の雄であるペプシコの次期CEOがインド出身の女性に決定した等と聞くと、能力があれば超大企業のトップにまで昇りつめる事が出来ると言う米国社会を素晴しいと思います。 日本もそんな社会にするのが理想ですが我々の目の玉の黒い中には無理でしょう。

(2) A級戦犯が合祀された靖国参拝は正しくないと言う主張

大場さんは参拝反対の御意見をお持ちの様ですが確かにA級戦犯と一緒に祭られる事に抵抗を感じる遺族の方も居られる事でしょう。 併し一方で東京裁判で不当に裁かれ勝てば官軍で日本側のみが事後法と言う前代未聞の実に不公平な法により裁かれ、実に1,068名ものA、B、C級戦犯が死刑に処せられた事は許す事が出来ないとする人達も居られますし東京裁判無効を訴えるグル-プも存在します。

ハ-グ陸戦条約に違反し日本の一般市民を絨毯爆撃や原爆によって大量虐殺したアメリカ側が、唯の一人も裁かれずいまだに非人道的な爆撃を正当化する意見がアメリカ国民の多数を占めて居ると言う事は許せません。

併し色々な意見があるのは当然の事で、お互いにその主張を述べ合うのは良い事だと思います。

井上  出    (06/08/23)

A級戦犯(イ)

2006-08-24 02:03:32 | Weblog
「A級戦犯について」

靖国神社にA級戦犯が祭られて居る。 従って日本の首相は参拝すべきではないと言うのが中国政府や韓国政府の主張で、それを強行した小泉首相とは首脳会談は持ちたくないと言うのが両国の立場です。

しからばA級戦犯とは何か? と言う事になる訳ですが、小林よしのり氏の「いわゆるA級戦犯」と言う著作によれば東京裁判によって28人がA級戦犯として起訴され7人が死刑7人が公判中や服役中に獄死したと伝えて居ます。

この合計14人が靖国神社に合祀されて居るのです。 罪が重いからA級戦犯と世間では考えられて居ますが「A級」とは戦争を遂行した国家指導者を意味し、「B級」は戦場で命令する立場に居た指揮官等そして「C級」は一般兵で戦争犯罪を犯した者達と言う事なのです。 罪の軽重ではない事はA級戦犯で死刑になったのは7名のみ、一方B級C級で死刑になった人数は1,061人と言う数字からも判って頂けると思います。

負けた日本側は1,068人が死刑執行されたにも拘らず戦勝国の戦争犯罪人は唯の1人も死刑のみならず犯罪人として裁かれても居ないのですから、こんな不公平な東京裁判が無効である事は明らかなのです。

欧米諸国は「戦時国際法」で「交戦法規」を定めて居ます。 この法規は第一次世界大戦中空爆で大勢の一般人が殺害されたり又毒ガスによって戦場の被害が大きく又悲惨なものとなった事を教訓として制定されたものです。 ハ-グ陸戦条約と呼ばれ今でも生きて居る戦争のル-ルを決めたものです。

その内容は下記の4項目に集約されます。
①一般住民、非戦闘員に危害を加えてはならない。
②軍事目的以外を攻撃してはならない。
③不必要な苦痛を与える残虐な兵器を使ってはならない。
④捕虜を虐待してはならない。
以上ですが、米国は①②③全てを無視したのです。

東京他主要都市の一般住民をタ-ゲットにした絨毯爆撃で数十万人を殺害し広島、長崎では原爆と言う非人道的な残虐な兵器を一般市民の上に落し大量虐殺をしたのです。 こんな決定を下した米国首脳そして投下を命令した指揮者、更には実際に投下した兵士達は何故戦犯として裁かれなかったのでしょうか? 彼等は間違いなく戦争犯罪人なのです。

ベン・ブル-ス・ブレ-クニ-はハ-バ-ド大出身の米軍少佐でしたが、彼は東京裁判でA級戦犯の弁護人を務めました。 米国人でありながら勝者の行為を不問に付すのはおかしいとして「真珠湾攻撃によって米兵を殺した事が殺人罪ならば原子爆弾の殺人はどうなるのか?」と疑問を提したと言われて居ますが黙殺されて終ったのです。 残念ながら被爆者がアメリカに賠償請求する権利は講和条約で日本政府は放棄した為訴訟を起しても勝てません。 併し謝罪と人道的立場からの補償は米国はやるべきです。

終戦を迎えて61年も経過して居るにも拘らず原爆症患者の認定基準に欠陥があるとして今尚国を相手に訴訟を続けて居る年老いた被爆者達が居るにも拘らず、米国は唯の一度も謝罪せず又被爆者達に対する補償も一切しないのです。

戦争直後に原爆娘と呼ばれる被爆女性が米国に招かれ治療を受けましたが、これは補償とか人道的立場から米国が行ったものではなくモルモットにされた被害者達がどの様な状態にあるかを調べる為の軍事的目的として行われたのです。

今からでも遅くはありません。 日本政府は原爆被害者に対する謝罪と補償を米国に強く求めるべきなのです。

靖国神社問題で日本を攻撃し非難し続ける中国や韓国の爪の垢でも煎じて飲めと日本の政治家達に言いたいのです。 お金の問題ではありません。 何としても米国には謝罪させなければならないのです。

ところで中国の尻馬に乗って騒いで居る韓国大統領はA級戦犯の中に韓国人が存在し又靖国神社に合祀されて居る事を知って居るのでしょうか?

元外相東郷茂徳は朝鮮から来た陶工の末裔で、東郷が5才の頃迄朴と名乗って居たのです。 東郷は開戦の回避に努めたがその意志を貫き通す事が出来ず最後には同意せざるを得なかったと言うのです。 彼は日本の為に命を賭けて欧米に対峙して呉れたのです。

東郷茂徳は鹿児島県日置市に銅像があり、その命日の7月23日には「故郷で魂を安らかに抱いてあげたい」とする地元のお年寄達によって毎年集りが開かれて居ます。 韓国と日本は深い絆によって昔から深く結ばれて居る事を韓国大統領には今一度深く認識して貰い、日韓関係の改善に努力して欲しいと心から願って居ます。

井上  出    (06/08/22)

戦争を美化?(イ)

2006-08-24 01:57:06 | Weblog
「日本人は太平洋戦争を美化して居ると言う批判」

中国人ジャ-ナリスト莫邦富(モ-バンフ)氏は大変な知日家の一人で常に中立の立場で冷静に日本をそして中国の動きを捕え辛口の批評を下して居り彼のエッセ-から学ぶ事が多いのですが、先日朝日に「政治家が靖国参拝に走る。 戦争と平和を考えるべき8月が戦争美化の季節になりつつある」と書いて居るのには驚き又残念に思いました。

彼程の知日家でも靖国参拝イコ-ル戦争美化そして軍国主義の復活と見て居る事を実に残念に思います。 小泉首相にしても他の閣僚についても軍国主義復活を願ったりA級戦犯として処刑された人達の参拝を目的に出向く人は居ません。 又日本国民が東京大空襲そして広島、長崎の原爆被害を忘れる事は出来ませんし沖縄島民が日本の本土防衛の的に犠牲になった事を忘れる様な事はありません。 硫黄島に於ける信じられない程の残酷な戦いを忘れられる訳がありません。

そんな体験をして来た日本人が戦争を美化する訳もなく、ましてや軍国主義に走る訳もありません。 それにも拘らず莫さんの様な知日家ジャ-ナリストでさえもこんな印象を持って居ると言う事は、外国人の多くが同じ様な感覚で最近の靖国参拝問題を理解して居ると言う事になると問題で心配になります。

莫さんの前述のエッセ-の中で東大の大学院生達に大岡昇平の「野火」を読んだ事があるかと言う問い掛けをしたところ全員「NO」と言う回答で、その中には「その作家は中国人ですか」と言う質問をする者迄居たと述べて居ます。 これが渋谷や原宿に屯して居る高校生の回答であれば許されますが、学生時代に受験勉強一筋で東大に入学して来た学生は読書の習慣もなく一般常識に欠けると言う事なのでしょうか? これも大きな問題です。

いずれにしても日本人が平和を心から願い軍国主義の復活などあり得ないと言う事をあらゆる機会に世界にアピ-ルして行く必要があると言う事を莫さんのエッセ-から知りました。

井上  出    (06/08/22)

大場さんに(イ)

2006-08-24 01:46:13 | Weblog
「大場さんからのコメントについて」

(1) エスカレ-タ-上歩行の件
エスカレ-タ-のメ-カ-が日本で製造されて居るエスカレ-タ-はその上を歩いたり駈けたりしない様にデザインされて居るので歩行は止めて欲しいと呼び掛けて居ます。 確かに大場さんの様にもたもたして居るのは嫌と言う人にとってはそんな警告は受け入れられないかもしれませんが、メ-カ-が「利用者へのお願い」と訴えて居る事でもあり協力してやって頂きたいと思います。

私は外国でエスカレ-タ-に乗るのはデパ-トとかショッピングモ-ルで駅のエスカレ-タ-には乗る機会がないので判りませんが、私は唯の一度もエスカレ-タ-を駈け上って行く人を外国で見掛けた事はありません。

いずれにしても急いでも自動車運転と同じで目的地に着く時間には差があまりない事からユックリ行きたいと思います。

(2) 生前予約の件 
葬儀屋の件ですが追加料金と言う名目で儲けると言うのが業界の常識ですから生前予約でその辺のところを詰めて置く事と又自分の葬儀を自分で演出する楽しみもあると私は考えますが、シンガポ-ルの華僑の様に部屋に息子に買って貰った棺を飾ってお迎えを待つと言う様な事は嫌だと言う方には抵抗があるかもしれません。

(3) 投資について
5年間元本保証でありながら高利回りが期待出来る様なLAND BANKINGと言う投信の様なものがあれば投資嫌いの日本の一般市民も喜んで投資する事でしょう。 しかもカナダドルは今後も力を付けて値上りする事間違いない事から2重に利益を享受出来る訳で、日本の証券会社で購入出来るかもしれません。 調べてみます。

(4) TAXI運転手のレベル低下
ロンドンのTAXI運転手の評価は世界NO.1と言われて居ましたが最近はロンドンの運転手のレベルも落ちて居るのではないかと思われます。 兎に角大都市は例外なく交通渋滞が激しい事からTAXIの水揚げも昔の様には上らず魅力的な職業ではなくなって終いました。 従って「デモ」「シカ」運転手が増え続けるのです。

日本は中高年が中心で若い運転手は本当に少なくなって終いました。 定年退職後年金を貰いながら働いて居ると言う年配の運転手が実に多くなって来て居ます。 従ってナビゲ-タ-を頼りにトロトロ走ると言う事になり又過日御伝えした様にTVの時代劇を見ながらの運転等と言うとんでもない連中も生れる訳です。

欧米では移民が運転手になるケ-スが多いのは事実で、ニュ-ヨ-クは一時ロシアからの移民が多かったのですが最近は中近東からとかアフリカからの移民が増えました。 エチオピアからの移民も多く「ハイレ・セラシェ皇帝」の話をすると大喜びします。 バンク-バ-は殆んどインド人ですね。

日本も移民を認める様になればアジアからの移民の運転手が普通になる可能性があります。 人手不足でそんな時代が来るかもしれません。

井上  出    (06/08/22)