「中国の反日教育について(4)」
南京大虐殺は日本軍が市民を30万人以上も無差別に殺害したとして広く中国人の間で日本人の残虐性の象徴として語り継がれて居ますが、当時の南京の全人口が20万人弱と言う記録がある事から全人口プラス10万人が殺害されたと言う数字は白髪三千丈の類の中国式表現と思われますが教科書には次の様な解説がされて居ます。
盧溝橋事変以降日本軍は上海に大挙進攻し続いて南京に押し寄せた。 1937年12月日本軍は中国の首都南京を攻略した為、国民政府は重慶に移転し重慶を戦時に於ける副首都とした。
日本侵略者はいたるところで焼き討ち、殺害、姦淫、略奪と悪事の限りを尽くした。 南京のおとなしい住民のある者は射撃練習の的となり、ある者は刺殺練習の対象となり又ある者は生き埋めにされた。 戦後の極東国際軍事裁判の統計によると日本軍は南京を占領した六週間の間に、身に寸鉄をも帯びぬ中国住民や武器を捨てた将兵を30万人以上虐殺した。
12月18日日本軍は南京の幕府山で捕らえた老若男女5万7千人余りを全て銅線で縛り付け、下関草鞋峡に連れ出し機銃で一斉掃射し血溜まりの中でなお呻き声を上げる者を全て銃剣で殺戮した。
12月日本の東京日日新聞は紫金山のふもとで日本軍少尉向井と野田は中国人の百人斬り競争を行い向井は106人、野田は105人を殺したが勝負は引き分けとなり改めてどちらが先に150人の中国人を殺せるか賭ける事になった。
日本軍は中国を侵略しただけではなく更に太平洋戦争を発動しアジアの多くの国を侵略して居り、中国の抗日戦争は彼等の反侵略戦争を支援する事にもなった。 抗日戦争の勝利は容易ではなかった。 中国人民は多大な民族的犠牲を払い、計3千5百万人余りの人が死傷し直接的な財産の損失は1千億ドルに達した。
南京大虐殺の章の最後では「日本の中学生に手紙を書こう。 南京大虐殺を忘れてはならない」として、「日本の中学生に日本軍国主義の犯罪行為を暴き、中国人民の侵略に反対し平和を熱愛する気持を説明しましょう」と日本の中学生に手紙を出す事を奨励して居ます。
毛沢東が7千万人を虐殺して居た事が最近の調査で明らかになりましたが、日本軍が中国人3千5百万人を死傷させた事が若し事実としてもその倍の7千万人を虐殺した毛沢東の罪は何時裁かれるのでしょう?
以上で教科書問題は終りにさせて頂きます。 私なりのCOMMENTはありますが、それよりも読者の方々がそれぞれ御考え頂く事により意味があると考え敢えて事実だけを御伝えしました。
井上 出 (06/08/16)
南京大虐殺は日本軍が市民を30万人以上も無差別に殺害したとして広く中国人の間で日本人の残虐性の象徴として語り継がれて居ますが、当時の南京の全人口が20万人弱と言う記録がある事から全人口プラス10万人が殺害されたと言う数字は白髪三千丈の類の中国式表現と思われますが教科書には次の様な解説がされて居ます。
盧溝橋事変以降日本軍は上海に大挙進攻し続いて南京に押し寄せた。 1937年12月日本軍は中国の首都南京を攻略した為、国民政府は重慶に移転し重慶を戦時に於ける副首都とした。
日本侵略者はいたるところで焼き討ち、殺害、姦淫、略奪と悪事の限りを尽くした。 南京のおとなしい住民のある者は射撃練習の的となり、ある者は刺殺練習の対象となり又ある者は生き埋めにされた。 戦後の極東国際軍事裁判の統計によると日本軍は南京を占領した六週間の間に、身に寸鉄をも帯びぬ中国住民や武器を捨てた将兵を30万人以上虐殺した。
12月18日日本軍は南京の幕府山で捕らえた老若男女5万7千人余りを全て銅線で縛り付け、下関草鞋峡に連れ出し機銃で一斉掃射し血溜まりの中でなお呻き声を上げる者を全て銃剣で殺戮した。
12月日本の東京日日新聞は紫金山のふもとで日本軍少尉向井と野田は中国人の百人斬り競争を行い向井は106人、野田は105人を殺したが勝負は引き分けとなり改めてどちらが先に150人の中国人を殺せるか賭ける事になった。
日本軍は中国を侵略しただけではなく更に太平洋戦争を発動しアジアの多くの国を侵略して居り、中国の抗日戦争は彼等の反侵略戦争を支援する事にもなった。 抗日戦争の勝利は容易ではなかった。 中国人民は多大な民族的犠牲を払い、計3千5百万人余りの人が死傷し直接的な財産の損失は1千億ドルに達した。
南京大虐殺の章の最後では「日本の中学生に手紙を書こう。 南京大虐殺を忘れてはならない」として、「日本の中学生に日本軍国主義の犯罪行為を暴き、中国人民の侵略に反対し平和を熱愛する気持を説明しましょう」と日本の中学生に手紙を出す事を奨励して居ます。
毛沢東が7千万人を虐殺して居た事が最近の調査で明らかになりましたが、日本軍が中国人3千5百万人を死傷させた事が若し事実としてもその倍の7千万人を虐殺した毛沢東の罪は何時裁かれるのでしょう?
以上で教科書問題は終りにさせて頂きます。 私なりのCOMMENTはありますが、それよりも読者の方々がそれぞれ御考え頂く事により意味があると考え敢えて事実だけを御伝えしました。
井上 出 (06/08/16)