「割箸の中国依存度に附けが来た」
私の1月12日付のメ-ルで中国産の割り箸の価格が春には50%値上げされる事を御伝えしましたが、その結果としてコンビニエンス・ストアが各店舗向けの割り箸の価格を15%上げたとの日経BPニュ-スを読み、50%のコストアップをどこで吸収し15%のみの値上げに押えたのか知りたいと思いました。
ほっかほっか亭の各店舗に対し割り箸供給会社のプレナスが40%値上に押えたと言う事は、10%はプレナス社が吸収し利益を圧縮した結果と思われます。
20年前には国内で使用される割り箸の60%は国産で40%が輸入、そして輸入先国はフィリピンやインドネシアであったものが中国の参入と安値による急速な市場拡大の結果、2005年度には総輸入量の99%が中国製となり他の供給国は太刀打ち出来なくなり消えて行きました。 その上輸入品の比率が遂に全消費量の90%に達し国産は10%に落ち込んで終って居たのです。
そこで今回の中国食品土畜進出口商会による50%と言う常識外の一方的な値上が行われたのですが、この輸出窓口会社に言わせれば過去10年間に市場を拡大する為に40%程値段を下げて来た事から元に戻したにすぎないとの事。
併し今回の50%の値上には中国政府も絡んで居り、政府の指導によって割り箸生産業者は足並みを揃えて一律に50%値上を日本側に通告して来たのです。 これは資本主義社会では輸出カルテルとしてル-ル違反になるのですが、相手が共産国中国では喧嘩になりません。 世界の常識が通用しない中国との取引には注意が必要だと言う事例だと思います。
割り箸の日本の年間消費数は240億膳と言われて居ますが、この量の材木で2階建の家が数千軒立つと言われて居ますからこの際割り箸使用を止め、プラスチックや塗り箸に変え繰り返し使用する方向に外食産業が方向転換して欲しいと願って居ます。 これは環境保全にも繋がる訳でこの機会に前向きに取り組んで欲しいと思います。
井上 出 (06-03-29)
私の1月12日付のメ-ルで中国産の割り箸の価格が春には50%値上げされる事を御伝えしましたが、その結果としてコンビニエンス・ストアが各店舗向けの割り箸の価格を15%上げたとの日経BPニュ-スを読み、50%のコストアップをどこで吸収し15%のみの値上げに押えたのか知りたいと思いました。
ほっかほっか亭の各店舗に対し割り箸供給会社のプレナスが40%値上に押えたと言う事は、10%はプレナス社が吸収し利益を圧縮した結果と思われます。
20年前には国内で使用される割り箸の60%は国産で40%が輸入、そして輸入先国はフィリピンやインドネシアであったものが中国の参入と安値による急速な市場拡大の結果、2005年度には総輸入量の99%が中国製となり他の供給国は太刀打ち出来なくなり消えて行きました。 その上輸入品の比率が遂に全消費量の90%に達し国産は10%に落ち込んで終って居たのです。
そこで今回の中国食品土畜進出口商会による50%と言う常識外の一方的な値上が行われたのですが、この輸出窓口会社に言わせれば過去10年間に市場を拡大する為に40%程値段を下げて来た事から元に戻したにすぎないとの事。
併し今回の50%の値上には中国政府も絡んで居り、政府の指導によって割り箸生産業者は足並みを揃えて一律に50%値上を日本側に通告して来たのです。 これは資本主義社会では輸出カルテルとしてル-ル違反になるのですが、相手が共産国中国では喧嘩になりません。 世界の常識が通用しない中国との取引には注意が必要だと言う事例だと思います。
割り箸の日本の年間消費数は240億膳と言われて居ますが、この量の材木で2階建の家が数千軒立つと言われて居ますからこの際割り箸使用を止め、プラスチックや塗り箸に変え繰り返し使用する方向に外食産業が方向転換して欲しいと願って居ます。 これは環境保全にも繋がる訳でこの機会に前向きに取り組んで欲しいと思います。
井上 出 (06-03-29)