イノさんシゲさん

井上出と重松彬の往復メール

日韓暗礁の裏(イ)

2006-08-24 15:35:59 | Weblog
「盧武鉉大統領の反日言動の裏にあるもの」

中国の日本に対する靖国神社参拝反対と教科書改訂要求に追随し、日本との首脳会談は行わないとする韓国の盧大統領の言動は不可解で韓国にとってもマイナス効果しかありません。

小泉首相とは違い国民の支持が世論調査の度に下落し続けて居る盧大統領が何故頑なに小泉首相との首脳会談を拒否し続けて居るのか一般の人達には理解出来ないと思いますが、それには次の様な原因があるのです。

(1) 京都の迎賓館で行われた両首脳の会談でのチョットした行き違いから盧大統領は小泉首相に馬鹿にされたと勘違いしそれを根に持って居るのです。 眼を整形手術で二重にしたり髪の毛を真黒に染めたりと外観を重視する人ですから誇りを傷付けられたとして小泉首相との会談は拒否して居ます。

(2) 米軍タフト陸軍長官と日本の桂太郎首相との間に交わされた「桂・タフト秘密協定」ではセオドア・ル-ズベルト米国大統領は清と李王朝朝鮮を見限り「日本は米国のハワイ併合とフィリピンの属国家を認める事、その代りに米国は日本の朝鮮半島の優先的支配を認める」と言う内容の秘密協定を結んで居るのです。 そしてこれが1910年の日韓併合条約の基礎になって居る事をそして日本の「竹島領有宣言100周年」を迎えた事が外交文書の秘密指定解除によって広く知るところとなった事から、韓国に不利な史実を日本側から突き付けられる事を恐れて居る為に会談に応じないのです。

(3) 北朝鮮に対し工作船によるスパイ活動、麻薬輸出更には拉致問題を正面から抗議出来ない盧大統領は、小泉首相との首脳会談でこれ等の問題が取り上げられその弱腰外交を日本のみならず韓国民からも糾弾される事を恐れて居るのです。

従って小泉首相と盧大統領の首脳会談は絶対に開かれる可能性はないのです。

井上  出    (06/08/23)