半分教師 第42話 「インド青年文化訪問団3 ネルー首相の墓への献花」

献花。

国際的にはその国の偉人のお墓参りをし、献花するのは当然の礼儀と言える。

私たちは、まずはじめに「非暴力運動」を展開してインドを独立させたインドの父である「マハトマ・ガンジー」の墓(ラージガートという場所)に献花した。

次いで、ガンジーと共に活躍したインド初代首相のジャワハルラル・ネルー首相の墓にも献花した。

私はネルーの墓に、訪問団を代表して献花させていただいた。

旅立つ前に調べて驚いたことだが、ネルーが亡くなる5日前に私は誕生したのだ。勝手な思い込みだが、こうしてネルー首相のお墓に献花する役目を与えられたということは、偶然ではないような感じがした。

ネルーから「未来を頼むよ」と言われたような気がした。

献花の瞬間、ガンジーやネルーが目指した「非暴力」の世界を作ることに、自分の力を使わなくてはならない使命があるにちがいないと心に決めた。


インドは太平洋戦争後の東京裁判でも、日本に対して公平な立場で意見を主張した唯一の国である。

日本の文化は、インドを発祥として中国を伝わり日本へ着いたものが多い。

戦争中に毒殺された「かわいそうなゾウ」という話が有名であるが、戦後にネルー首相から「日本の子ども達のために」と上野動物園にゾウが贈られたことも有名である。

日本にとって、大きな恩のある国がインドである。


2006年12月に来日した現大統領のシン氏が、衆議院にて演説をした中で、「戦後、パール判事の下した信念に基づく判断は、今日に至っても日本で記憶されています」と語ったほど、戦後の日本支援へのインドの恩は大きい。
日本人は決して忘れてはいけない史実である。

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コメント ( 2 ) | Trackback (  )
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コメント
 
 
 
具体的なアドバイスをありがとうございました (マインドマップを是非利用したいお母さん)
2008-11-18 10:41:11
文字(漢字)書字困難のこどもにマインドマップを利用できるようにしてあげたくて、都内でセミナーを受けた母親です。インストラクターから、先生からの我が家向けのアドバイスや、そちらのブログのことを教えて頂きました。 御丁寧で具体的なアドバイスを本当にありがとうございます。社会科見学などは、親も楽しみながら連れ出すよう心がけています。

両親としてしてあげたい事、教えてあげたい事は沢山あるのですが、、、何ぶん、向き合い何かを教えることには互いに緊張感がつきまといます。なかなか苦しい物です。という訳で、どなたか教えてくださらないかし、サークルみたいないい機会がないかしら、、と捜しています。ブザン教育会のにも勿論問い合せましたが、個人への対応はないとのことで、残念でした。

私は、母親として娘に『これはいい!』と感じています。とはいえそれを伝える経験をさせることが出来ず歯がゆい状態です。

先生のブログで御紹介されている子供たちのマップで文字が少ないのだけを、見せてあげようかしらとも思います。

このたびをありがとうございました。
ブログを今後楽しみにさせて頂きます。

 
 
 
要求が高いと言われつつも (イノッチ1000世)
2008-11-18 20:20:26
コメントありがとうございます。

私は学級の保護者様からはよく、「要求が高いですよね」と言われることがありますが、私の内面では『子どもの実態を冷静に捉えながら、その子に合った課題を与えている』つもりではいます。

大人は高望みしますが、それもまた良い。
子どもはたま~に怠けますが、それもOK。
時には猛烈に頑張るときもあり、そういうのも認めたい。

要するに、自分の学びを確認し、自ら成長していけるようにしてあげられれば良いと思っています。

他人(親も教師も他人)がガヤガヤ頑張りすぎても、本人には迷惑な時もありますしね。

私がよく親御さんに言うのは、
「子どもに勉強させたかったら、子どもの3倍親が学べば、子どもは勉強しますよ。」
「子どもに本を読めと言う前に、子どもの10倍は大人が本を読むべきですよ。」
ということです。

子どもに押しつけず、大人が楽しく学んでいれば、子どもは自分の可能性を見つけるものだと教員生活から感じています。


う~ん、文字で表すのは難しい。
失礼があったらお許しください。
 
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