今、私の学級では、11月5日に予定している校内の研究授業に向けて、戦争と平和のことを学んでいます。光村の教科書でいうと『平和のとりでを築く』という教材です。
教師が授業をするときに参考にしているマニュアル本“指導書”によると、この単元は教科書にある『平和のとりでを築く』という文章を読解するところから学習が始まります。その後の発展指導で私は私独自の教材を使って指導します。
その教材とは、ひとつ目がこちらです。
『第五福竜丸展示館 三尾館長さん 勤務最後のお話』
もうひとつは、広島平和文化センターが作成したビデオ『ヒロシマ 母たちの祈り』です。
この2つの資料に触れることで、戦争、なかんずく反核に関する意識を育て、平和への意識を強く心に刻んでおきたいと願って授業をしています。
第五福竜丸の資料は大変貴重なものなので、ぜひともご一読下さい。
この授業を受けて、我がクラスのK君(ハンドルネーム「ともだち」)は、私が指示もしていないのにマインドマップで原爆のことを描いてきました。それを見て私との会話がスタート!!!
「このマインドマップ、すごいね!」
「うん、なんかこれまでで一番かけたって感じがする。」
「じゃあね、先生の色鉛筆を貸してあげるから、このセントラルイメージに色をぬってみるといいよ。」
「じゃあ、やってみる!」
そうしてできたのが今回の画像にあるマインドマップです。
「ブログに載せる?」
と聞くと、
「ぜひ自分の名前入りで載せてほしい!」
と熱望してくれました。
さすがに本名は載せられないので、ハンドルネームにしてあります。
「ともだち」君は「せんそうは絶対にいけない!」「原爆は絶対にダメだとうったえるべきだ!」「平和はみんなのねがいだ!」と書いています。本当に良く描けています。
11月に向けて、『香取小こども情報局』に記事を書いていくことになりますが、「ともだち」君の書く記事をぜひ注目していてください。