マインドマップ手帳といっても市販されているものを使っていない井上です。
マインドマップ手帳は私には少々分厚いのですな。ポケットに入らない。そんなことで別の道を開拓することになったのです。
では、どんなものを使っているかというと、この画像のようなものです。

文庫本サイズの無地ノート。そして自分のお気に入りのブックカバーをかけておしゃれする。これで自分の個性を発揮した手軽な「マインドマップ手帳」の出来上がりです。
何か良くないですか(笑)
かっこいいっしょ!
最近、文庫本サイズで無地のノートがいろいろな会社から発売されるようになりました。これは何を意味しているのでしょうか?もしかしたら罫線やマス目が人間の自由な思考を邪魔するという実感を持っている人が増えつつあるのかもしれません。罫線の入ったノートでは、自分の思うようなイメージを描くことができません。「罫線」という情報が、目を通して脳の中に入ってきてしまうからです。まっさらな紙だからこそノビノビと描ける世界があるのです。
さて、この手帳の使い方について、新しい方法を思いつきました。
まずは画像をご覧ください。

見開き2ページを1日分としています。
上のページに、1日の予定マインドマップをかいてあります。
この作業を前日までにやるか、余裕がない時には通勤する電車内でやります。
本気で1日の予定や週間計画、長期計画、人生計画、目標を紙に書いている人って少ないんですよ。3%と言われています。その3%が成功者なんですよ。
下の段は、その日の「マインドマップ日記」となります。
私の場合、1時間1時間の授業がプロ教師としての仕事ですから、1日の終わりにマップ化するのではなく、授業中でも気づいたことをマインドマップ日記にしていきます。だからポケットに入らないと困るんですよ。
そして、この「隙あれば記録」という作業はマインドマップだからこそできるのです。なんたって、キーワードでつないでおけば記憶として簡単に再現できますからね。
こうして1日のスタートに「計画マインドマップ」をかき、それ以降は「日記マインドマップ」をかいて記録作業をしていくことで、私の仕事スピードは昨年の全国実践報告回り(1~5月にかけて全国で行った、マインドマップ体験会での実践報告)当時以上に加速化することができています。
今、学校評価(年度末反省)の話し合いの時期なのですが、私があまりにも早く資料を作るのを見て、職場の先輩から、「井上さん、仕事しすぎで倒れないでよ。」と心配されるくらいのスピードアップにつながっています。
「脳力革命」は自分自身から!!!
教師自身が向上すれば、子どもたちは自然に良くなっていくこと、間違いありません。
私の場合、自動車での移動が主なので手帳である必要がないのです。だからセミA4の無地ノートを持ち歩いています。資料や配付物も全部それにはって一元化です。
遅ればせながらやっとAERA見ました。
青森は1日遅れの発売なのです・・・・
そうではないよな、と私は思っています。
マインドマップ手帳が出たらみんなそれに従うというのでは、一時期の「マインドマップブーム」で終わってしまうような気がするのです。今後の発展性がないように感じるのです。
だからこそフェローは、独自に活用方法を開拓し、ビジネス界の盲点に一石投じていけるような存在感を示すべきだと思うのです。
マインドマップはあくまでも「ツール(道具)」であり、万能の魔法ではありません。使う人間がいかに向上心を持って活用していくかに、日本の未来もかかっていると思っています。
前多先生は先生なりの活用法を、ぜひ世に問うてみてくださいませ!