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「勘竹庵」evnc_chckの音楽やそれ以外

音楽の話題が中心になるかもしれませんが日々の雑感など書いていけたらと思っています。

(暇な)大人のための童謡講座 「おつかいありさん」は何をそんなに急いでいたか?(1)

2009-04-04 01:45:39 | 無駄に深く
部屋を片付けていたら息子が赤ん坊から幼稚園くらいにかけて就寝時に聴いていた「童謡」のCDが出て参りました。
懐かしいので眺めておりますとふと「おつかいありさん」が収録されていることに気づきました。

「おつかいありさん」

関根栄一作詞
團伊玖磨作曲

あんまりいそいで
こっつんこ
ありさんと ありさんと
こっつんこ
あっちいって ちょん ちょん
こっちきて
ちょん

あいたたごめんよ
そのひょうし
わすれた わすれた
おつかいを
あっちいって ちょん ちょん
こっちきて
ちょん


この童謡はとてもかわいらしい歌詞だと思います。子供のころに公園で遊ぶ友達がいないか探しているときなど、ふと見た足元でいかにも「忙しい忙しい!」と働き回る蟻を飽かず見ていたことが思い出されます。巣穴の付近などは出入りする蟻となんか意味があるのか無いのかわからないままウロウロする蟻たちが入り乱れ、よくこっつんこしないもんだと思ってしまいます。
ところでこの童謡に登場する蟻さんはなにをそんなに急いでいたんでしょう?歌詞の一番だけでは「いそいでこっつんこ」だけしかわかりませんが、二番で実は「おつかい」に行くところであったことがわかります。巣の外にいたこととおつかいがあったことからこの蟻は「女王蟻」とか「兵隊蟻」では無く、「はたらき蟻」であったと推測されます。

次回では蟻の社会の構造を認識しこの「蟻さん」が急いでいた理由を検証していきます。

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