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男は、重病に罹患して、初めてタバコと縁を切る

2017年08月01日 06時02分44秒 | 離煙ニュース: 国内編

タバコを吸うと、深刻な病気になり、医療費が膨大にかかるという統計的証明がなされました。

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喫煙者
禁煙する前年度に入院費7倍 デパート健保調査

毎日新聞2017年7月26日 15時00分(最終更新 7月26日 15時00分)

 たばこと関係ある病気になった男性喫煙者グループの1人当たり入院費は、禁煙する前年度に約7倍に急増していた。小売業者で作る大規模健保「デパート健康保険組合」(加入者約14万7000人)の調査でわかった。非喫煙者グループの入院費は大きな変化はない。喫煙者は、急激に症状が重くなり、入院する直前までたばこがやめられず、費用が急増したとみられ、早いうちからの禁煙が重要といえる。具体的データが明らかになり、研究者は興味深い結果だとしている。

 デパート健保は中小のスーパー、ドラッグストア、デパートなど全国約300事業所が加入。2015年度に、たばこと関連があるがん、糖尿病、動脈硬化症、脳卒中、高血圧などについて男性加入者の喫煙と医療費の関係をレセプト(診療報酬明細)を分析したところ、以前吸っていて禁煙した人の1人当たり医療費(外来・入院費)が非喫煙者の約2倍あった。

 さらに、12~15年度の男性加入者で同様の病気で治療を受けた延べ約1万4400人を、喫煙状態のグループごとに分け、1人当たりの医療費を追跡した。その結果、非喫煙者(105人)の入院費は、ほぼ変化がないのに、15年度に喫煙から禁煙に変わったグループ(24人)では14年度の入院費は前年度の6.8倍と急増していた。14年度に禁煙に変わったグループでは、12年度の入院が少ないため比較が難しいが、13、14年度の入院費は12年度のそれぞれ数十倍になった。

 データをまとめたデパート健保の冨山紀代美・統括保健師は「健保として医療費が増えるのは困るし、重症になれば生活の質が下がる。禁煙を進めたい」と話す。【斎藤義彦】

禁煙対策重要…たばこと医療費に詳しい林田賢史・産業医大病院医療情報部長の話
 禁煙前後の医療費が増えているのは重症の病気による入院を機に禁煙したと推測できる。一般論として喫煙は余命を短くし医療費を高額にする。禁煙対策が重要だ。

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逆にいうと、男は、重病にかからないと、タバコと縁を切れない人種であるということです。嘆かわしい話です。タバコを吸わないと、そんな苦労もしなくてよいのに。

落語家の桂ざこば師匠も、「左中大脳動脈閉塞症」「塞栓性脳梗塞」という大病に罹ったために、69歳で禁煙したそうです。もっと早くやめていれば、こういう病気に罹らない可能性が高かったわけですから、惜しまれてなりません。

 参照記事:桂ざこば高座に上がって涙…2カ月ぶりに仕事復帰
      日刊スポーツ 07月29日 16:04

病気になって、多額の治療費を払いたくなければ、タバコと縁を切ることです。

自分で吸わないのはもちろん、他人の喫煙による受動喫煙とも縁を切らねばなりません。


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