【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は6日、糖尿病についての報告書を発表し、1980年に1億人余りだった成人の患者の数が2014年には概算で約4倍の4億2200万人へ増加したと明らかにした。成人人口に占める割合は4.7%から8.5%に上昇した。

 大半は遺伝的要素や肥満、運動不足などによって発症するといわれる2型糖尿病で、患者は途上国で増えているという。12年には糖尿病が原因で150万人が死亡。WHOは生活習慣の改善を促す政策を進めることで、命を落とさずに済むケースも多いと指摘した。 

糖尿病人口、推定4億2200万人 34年で4倍に
日刊スポーツ 2016年4月6日21時53分

 世界保健機関(WHO)は6日、2014年の世界の糖尿病人口(18歳以上)が推定4億2200万人に達し、1980年の同1億800万人から34年間で約4倍に増えたとの報告書を発表した。

 高所得国だけでなく、低中所得国でも増加傾向にあり、経済成長に伴う過体重や肥満の増加が背景にあると分析。適切な食事や運動の奨励など肥満防止に向けた一層の対策を各国に促した。

 報告書によると、18歳以上の人口全体に対する糖尿病人口の割合は80年の4・7%から2014年の8・5%に増加。特に3・1%から7・1%に増えたアフリカ地域など中低所得国を多く抱える地域での増加が著しい。

 糖尿病が直接の死因の死者は150万人(12年)。それとは別に高血糖が原因の死者も220万人(同年)に上った。

 WHOのチャン事務局長は「糖尿病人口の増加を食い止めるには、われわれ自身が生活を見直し、健康的な食事や運動を行い、過度の体重増加を避ける必要がある」と訴えた。(共同)

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たった34年で4倍とは、異常もよいところです。原因が、高カロリーの食事、糖分大量の清涼飲料水、そして運動不足にあることは明らかです。

貧乏英語塾長も、生活習慣病患者。一歩間違えれば、すぐにも深刻な糖尿病になってしまいます。気をつけないといけません。