夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

カリフォルニア州、25%の節水を義務づけ

2015年04月04日 04時09分47秒 | 時事放談: 海外編

カリフォルニアの水不足が、危機的状況になってしまいました。

**********

米加州、25%節水義務付け=歴史的水不足で異例措置(時事通信) - goo ニュース

2015年4月2日(木)11:38

 【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州のブラウン知事は1日、2012年から続く水不足の深刻化を受け、住民に25%の節水を義務付けると発表した。同州全域で節水が義務付けられるのは初めて。

 節水は自治体単位で実施され、事業所も対象となる。知事は「歴史的な干ばつには前例のない行動が必要だ」と州民に理解を求めた。

 同州は昨年1月、干ばつの長期化を受け、非常事態を宣言。20%の節水目標を掲げ、住民に協力を求めた。しかし、その後も降雨が少なく、主要な水源であるシエラネバダ山脈の積雪量が平年の5%程度まで減少したことから、強制措置に踏み切った。 

【カリフォルニア水不足】野菜・果実の高騰避けられず ワイン輸出にも影響(産経新聞) - goo ニュース

2015年4月3日(金)16:24

 【ロサンゼルス=中村将】水不足が深刻化している米カリフォルニア州で、ブラウン知事が州内全域で25%の節水を義務づけ、農作物やワインの値上がりが懸念されている。同州産の野菜や果物は全米各地で消費され、ワインは諸外国にも輸出されていることから広範囲で影響が出そうだ。

 もともと、まとまった雨が降らない同州は長年、水不足に悩まされてきた。州の80%が「極端な、あるいは異常な干魃(かんばつ)」にさらされた昨年、州政府は洗車の際に水を流しっ放しにしたり、芝生や植物に無駄に水を使ったりした場合は最大500ドル(約6万円)の罰金を科す「規則」を発令したが、効果はほとんどなかった。

 このためブラウン知事は「干魃に対する先例のない対処が必要」として、「規則」を「行政命令」に格上げし、州内全域を対象にした初の節水命令を出した。

 具体的には、水の使用量が多いほど水道料金への上乗せ分を増やすほか、使用者に節水効果の高い製品への買い替えを奨励する補助制度も開始する。

 農作物の栽培で大量の水を消費する農家の負担は大きく、農業従事者は「出荷価格に負担分を転嫁しなければもたない。農産物の値上げは確実だ」と話す。

 経済誌フォーチュンによると、野菜と果物の全米収穫量の約半分がカリフォルニア州で生産されているが、メキシコなどから安い農産物が入ってきて、価格面で太刀打ちできない事態に陥る恐れもある。

**********
 
これだけ雨が降らないと、また大規模な山火事が起きそうです。ひょっとすると治安も悪くなるかもしれません。GDP的にいえば、先進国に匹敵するカリフォルニア州です。そこが政治的・経済的に大打撃を受けることになれば、アメリカ全体に悪影響を及ぼす可能性も出てきます。そうなれば、日本も何らかの余波を受けることになるでしょう。
 
いまのところ日本は水が豊富ですが、一歩間違えば、それも危うくなります。水は、人間が生きるためには絶対に必要なものです。大切にしないといけません。彼岸の火事ではないと戒めるときです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国歌斉唱をしない国立中学が... | トップ | 「『八紘一宇』は、侵略思想... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事