政府は、発行された旅券(パスポート)を郵送で受け取れるようにする制度改正の検討に入った。パスポート申請・交付窓口を運営する都道府県側と調整を進め、早期実現を目指す。インターネットでの申請を2022年度にも導入手数料のクレジットカード払いは早ければ21年度に可能にする。国民の利便性向上が狙い。政府筋が21日、明らかにした。

 いずれも旅券法の改正などが必要で、外務省が準備を進める。

 現在、旅券の新規発給・更新を希望する人は、申請時と交付時に窓口を訪れる必要がある。旅券を自宅に郵送できるようにすれば、こうした負担を軽減できる。

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パスポートを取るために、東京の場合東京都庁旅券課に2度足を運ばなければいけません。この国際化時代、無駄な行為です。それがなくなれば、国民の利便性はより高まります。一日も早い郵送化実現を願います。