ボリウッド・スターは禁煙に効果ありやなしや

ひと昔前は、タバコのＣＭに有名スターを使ったものです。しかし、いまは禁煙のＣＭに利用される時代となったようです。

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禁煙運動の先導役、ボリウッドの大スターに依頼＝インド政府 (時事通信) - goo ニュース

2005年11月15日 (火) 15:27

【ニューデリー１５日】インド政府はこのほど、「ボリウッド」と呼ばれる同国映画界のスーパースター、シャー・ルク・カーン（写真）に対し、禁煙運動の先導役を務めるよう要請した。１５日付のタイムズ・オブ・インディア紙が伝えた。

チェーンスモーカーだったカーンは４０歳を迎える今月２日を前に、禁煙を宣言。喫煙反対の強硬派として知られるラマドス保健相はカーンに手紙を送り、禁煙の決断を称賛するとともに、保健省による禁煙キャンペーンで先導役になってほしいとの意向を伝えた。

カーンはニューヨーク滞在中で、この件にまだコメントしていない。同紙は、カーンが本当にタバコをやめられるかどうかは怪しいと指摘している。

インドでは毎日、２０００人以上がタバコに関係する病気で死亡している。〔ＡＦＰ＝時事〕

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わがスーパースター高倉健さんも43、4歳の時にタバコをやめました。映画『八甲田山』の過酷な雪山ロケを生き抜くためには、禁煙しかないと思ったからだそうです。それ以来、健さんはずっと喫煙せずにいるはずです。カーン氏の禁煙も長続きすることを、彼自身の健康ならびに波及効果を考えて、願いたいものです。

しかし、スターの気まぐれというか本音はなかなかつかめないのも事実。健さんもタバコを吸わないはずなのに、90年代にはアメリカ煙草のラークのコマーシャルに出ていました。金正日と同じ誕生日（2月16日）というのが影響していると密かに思ってはいるのですが・・・。（カーン氏の誕生日は？）

ともあれ、インドでは年間2000人以上もタバコ関連の疾病で死んでいるというのであれば、保健大臣も黙ってはいられないのでしょう。

人口10億6千万人以上のインドでは、病院施設も治療体制も十分なものではないようです。何せ入院中の患者が赤アリに片目を食われてしまう状態なのですから。（関心がある方は、次の記事をどうぞ。殺人アリが眼球食い尽くす＝たかられた糖尿病患者死亡・インド (時事通信) - goo ニュース　ただし、何かを食べながらお読みにならない方がよいと思います・・・。）

禁煙政策よりも大事なものがあるような気もしてきはするのですが・・・。