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中日・落合博満GMのコスト・カットぶりには、爽快ささえ漂う

2013年11月08日 05時25分35秒 | 歌舞伎

このひと、野球人というよりも凄腕ビジネスパーソンです。

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【中日】落合GMシビア…3日連続大減俸(日刊スポーツ) - goo ニュース

2013年11月8日(金)01:26

 中日の契約更改交渉3日目の7日、10選手が来季契約を更新した。落合博満GM(59)による信賞必罰査定のもと、この日は大島を筆頭に堂上直、野本、福田、福谷の5選手が減額制限いっぱいの25%減でサイン。

 朝倉は減額制限を超え、88%減で退団した井端を除く契約選手では、チーム最大減額率となる60%減でのサインとなった。

 辻は100万円ダウンで、井上は現状維持。アップはわずか2人で、藤井の100万円と森越の50万円だけだった。

  3日連続大減俸の嵐に、落合GMは「契約は選手から聞いて下さい」とだけコメント。GMと並ぶ交渉役の西山球団代表は「その人のもらっている額、12年ぶ りのBクラス、200万人割れの観客動員を踏まえての提示です。ずっとAクラスにいた時に比べて当然(査定)ポイントは下がります。金額に応じた仕事をも らわないといけない」とシビアな口調で説明した。(金額は推定)


中日:契約更改 削減額4億円超
毎日新聞 2013年11月07日 22時40分(最終更新 11月08日 00時04分)

 中日のコストカットが急速に進んでいる。7日までの3日間で27選手と契約更改したが、減額制限(1億円超は40%、1億円以下は25%)を上回る減俸が相次ぎ、削減額は4億円を超えた。今季は12年ぶりにBクラスに沈み、1997年のナゴヤドーム移転後初めて観客が200万人を割った。チーム再建へ、落合博満ゼネラルマネジャー(GM)が大なたを振るっている。

 7日にサインした10人のうち、5人が減額制限いっぱいまで減らされた。昨年の盗塁王の大島洋平外野手(27)が1875万円減の5625万円、ドラフト1位の新人、福谷浩司投手(22)は375万円減の1125万円。この他、3年連続で白星なしの朝倉健太投手(32)は制限を上回る60%減の1800万円で更改。年俸アップは100万円増の2300万円でサインした藤井淳志外野手(32)ら2人だけだった。

 球界では減俸分を出来高制でカバーする例も多いが、今年から「本俸でやるのが基本」(西山和夫球団代表)として原則廃止。下交渉段階で決裂し、退団した井端弘和内野手(38)の年俸分も含めれば、すでに削減効果は6億円を超える

 落合GMは「早く(契約を)終えて来年を迎えた方が良い」として、例年なら12月に行う主力組から交渉の席に呼んだ異例の早期契約更改で、11月中にも、全員と交渉を終えることを目指している。(金額は推定)【大谷津統一】

中日・落合GM、3.6億円減俸!オレ流更改に主力級続々折れた(サンケイスポーツ) - goo ニュース

2013年11月7日(木)05:20

 球界の新・コストカッター襲名だ!! 中日が契約更改交渉2日目の6日、交渉役の落合博満ゼネラルマネジャー(GM、59)が再び“剛腕”を発揮した。山本昌投手(48)が、野球協約の減額制限(1億円以下は25%)を超える33%ダウンの4000万円でサインするなど、主力級が軒並み大減俸の憂き目にあった。初日(5日)と合わせると、約3億6000万円の大幅なコストカット。オレ流交渉、恐ろしや-。

 テーブルについた選手は、秋冷えをより一層感じただろう。名古屋市内の球団事務所で行われた契約更改交渉2日目。落合GMは、減額制限を超える33%ダウンの4000万円でサインした山本昌についてだけ、口を開き、帰路に就いた。

 「契約したよ。50歳までやりゃいいじゃん」

  口調こそいつもの柔らかいものだったが、刀さばきはこの日も鮮やかだった。午前10時に交渉を開始すると、4番ながらチャンスで凡打を重ねた和田 をバサッ!! 8000万円減の年俸2億5000万円で納得させた。さらに、6月に右肘を手術し、6試合で1勝4敗に終わったエース吉見も返す刀でバッサ リ! 野球協約の減額制限(1億円超は40%)いっぱいとなる1億1600万円減の1億7400万円で首を縦に振らせた。

 12球団一早 い契約交渉の初日を終えた前日は「このチーム何位だった?」と12年ぶりのBクラスに終わったチーム成績の責任の一端を選手にも負わ せた。だが、押してばかりではない。山本昌に50歳までの“現役手形”を与えるなど、各選手にハッパをかけて“引く”ことも忘れない。アメとムチの巧みな 交渉術に前監督の威光をミックスさせて主力選手を次から次に“完落ち”させたのは、見事だ。

 41歳の和田は「みなさんの記憶に残ったバッティングがいくつあったか。あまり残っていない。不本意なシーズンでした」と猛省。吉見も「想像通り。それ以上引かれなくてよかったです」と甘んじて受け入れた。浅尾も5500万円ダウンの1億6500万円で契約を更改した。

 この日だけで10選手が契約し、何と2億6880万円をカット。初日の減俸総額と合わせると、約3億6000万円。年俸1億9000万円の井端が退団したことを含めると、3日間で5億4000万円の猛烈なコストダウンとなった。

 「やらなければ下がる。やれば上がるということ」と同席した西山代表が説明した。活躍した成績に応じて年俸に上乗せする出来高も廃止したオレ流交渉。“信賞必罰”の極寒の風が、これからも名古屋に吹き荒れる。

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人件費を6億円も前年から安くできるというのは並外れた才能です。しかも、どうやら落合GMはそのダウン提示で選手にやる気を出させている模様。選手・監督としての非凡さもさることながら、経営者としての実力はそれ以上かもしれません。

選手には嫌な存在かもしれませんが、球団にとってはありがたい存在。この結果がどうなるにせよ、記憶に残るGMが誕生したことだけは確かなようです。脱帽。

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