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酒が弱い人が酒を飲むと、胃がんになりやすい

2015年04月17日 06時21分13秒 | 健康

やっぱり、酒が弱い人にお酒を勧めてはいけないのです。

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下戸の飲酒 胃がんになりやすい!?(河北新報) - goo ニュース

2015年4月16日(木)08:56
 
 下戸は胃がんになりやすい? 東北大大学院医学系研究科の飯島克則講師(消化器内科)らのグループは、アルコールから生じる発がん物質アセトアルデヒドが、酒に弱い人ほど高い濃度で長時間、胃の中にとどまることを実験で明らかにした。

 アセトアルデヒドを分解する酵素「ALDH2型」には活性型と不活性型がある。酵素が不活性型のため、少量の飲酒で顔が赤くなったり動悸(どうき)が激しくなったりする人が「下戸」だ。日本人の3~4割が不活性型とされる。

 グループは20~30代の男性20人を「酒に強い人(活性型)」と「弱い人(不活性型)」に分け、アルコール度数約15%の酒200~300ミリリットルを胃に直接注入し、経過を調べた。

 2時間後、酒に弱い人のアセトアルデヒド濃度は、強い人の5.6倍のままでとどまり、胃粘膜が高濃度のアセトアルデヒドにさらされていることが分かった。

 また、アルコールと一緒にアミノ酸の一種「L-システイン」を胃に入れると、アセトアルデヒド濃度は酒に強い人で67%、弱い人でも60%低下。アセトアルデヒドを無毒化する作用を確認した。

 飯島講師は「酒に弱い人は胃がんになりやすいことを自覚してほしい」と注意を促す。同時にL-システインの飲酒による胃がん予防効果に着目し「将来的にはサプリメントの服用で胃がんリスクを低減できるかもしれない」と話す。
 
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最近、「アルハラ」、すなわち「アルコール・ハラスメント」という言葉が市民権を得たようですが、ひと昔前はアルハラだらけでした。貧乏英語塾長は酒が弱いほうではないですけれども、飲酒を強要されるのが大嫌いで、そういうアルハラをする人間とはできるだけ一緒に飲まないようにしていました。
 
当然、飲めない人に酒を勧めることもありません。飲めないのに無理して会社の同僚との付き合いで酒を飲んでいる会員には、そういう誘いは断りなさいと諭してきましたし、当英語塾INDECのイベントでも酒が飲めない人に勧めることは絶対にしません。
 
ゆえに、この記事を読んで、ほっとしたというのが本音です。飲めない酒を飲まして、その人が胃がんになってしまったとなれば、アルハラが殺人につながる可能性もあるわけですから。
 
ちなみに、2年前に胃がんを発症して、手術で胃の4分の3以上を切除した知人も、酒が弱いくせに、毎日のように、少しではありますが、酒を飲んでいました。タバコも吸っていましたし、ピロリ菌もあり、大変なストレスにもさらされたうえに、がん家系でしたから、どれが主原因かは特定できませんが、飲めない酒を飲んだことが一因であったことは間違いなさそうです。
 
酒に弱いと自覚する人は、酒を飲まないほうが正解でしょう。

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