凄い選手は、不名誉な分野でも凄い記録を持っているものです。
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ダル、4度目の“不運”…リーグ58年ぶり珍記録(サンケイスポーツ) - goo ニュース
2013年9月16日(月)05:20
【アーリントン(米テキサス州)14日(日本時間15日)】レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)がアスレチックス戦に先発、7回1失点と好投したが、打線の援護がなく9敗目。日米通じて初の4連敗を喫した。0-1で敗れるのは今季4度目で、1916年以降のア・リーグで過去に2人しかいない“不運”となった。
約100年で2人の投手しか経験していないアンラッキーが、ダルビッシュの身に起こった。今年4度目の0-1敗戦だ。
「チームが打っていないからといって、僕が実際ラインアップに入って打てるわけじゃない。(打者を)リスペクトしている。そういうことが起きるのも仕方がない」
一回二死一塁から、ブランドン・モス外野手(29)に右翼線に適時二塁打を浴びた。その後は相手打線を寄せつけず、今季12度目の2桁奪三振で、 節目の今季通算250奪三振をクリアし256奪三振に。ただ、またも打線の援護がなく、“スミイチ”で9敗目。日米を通じ、自身初の4連敗を喫した。
レ軍の0-1敗戦は今季4度目で、すべてダルビッシュの先発日。球団によると、1916年以降のア・リーグでは16年のウォルター・ジョンソン(セネタース)、55年のビリー・ピアス(ホワイトソックス)に続く3人目で、メジャー全体でも、89年のオーレル・ハーシュハイザー(ドジャース)以来だ。
会見では地元紙の記者に「ジョンソンという昔の投手を知っているか」と聞かれ「4回、1対0で負けた選手ですか?」と苦笑い。通算417勝で殿堂入りしている投手だけに「僕もそういう選手になれればと思います」と前を向いた。
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野球ファンでもないのですが、ダルビッシュ投手のがんばりに期待を寄せている日本人のひとりなので、先達3人を調べてみました。すると、とんでもなく素晴らしい選手ばかりだとわかりました。
ウォルター・ジョンソンは、1907年から1927年まで21年間活躍した投手で、何と通算417勝279敗。511勝のサイ・ヤングに次ぐ歴代2位の勝利数を誇る大投手です。
ビリー・ピアスは、1945年から1964年まで活躍し、通算211勝169敗。20勝を2度のシーズンで達成しています。
オーレル・ハーシュハイザーとなると、貧乏英語塾長も知っています。1983年から2000年までで204勝150敗。サイ・ヤング賞を1回1988年にもらっています。
ダルビッシュ投手はこんな凄い先達たちに肩を並べたのですから、通算勝利数を含め、記録と記憶に残る実績をこれから作り上げて欲しいと願います。この人は、遅かれ早かれサイ・ヤング賞をもらえる逸材ですから。
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