観たかったです。
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桑田佳祐(62)が2日、5年ぶりの「平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦」最終公演をパシフィコ横浜国立大ホールで行った。
「ひとり紅白」は3回目。桑田が“本家”NHK紅白総合司会の内村光良(54)にちなみ、内村照代に扮(ふん)したオープニング映像が流れると、会場から大爆笑が起きた。
桑田が昭和から平成の名曲100曲以上から55曲を選曲。準備に1カ月かけた。遊び心とともに、エールや感謝のメッセージも込めた。「大きな地震があった北海道の皆さんにエールを」と、松山千春の「大空と大地の中で」と加藤登紀子の「知床旅情」を歌った。
5月に亡くなった西城秀樹さんの「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」も披露した。西城さんが95年のサザンのイベントにオープニング出演した縁もある。若き日の西城さんの映像が流れた後、桑田は観客と一緒になって「Y.M.C.A.」の振り付けをしながら歌った。さらに8月に亡くなった漫画家さくらももこさんのアニメ「ちびまる子ちゃん」のテーマ曲「100万年の幸せ!!」をメドレーで披露した。
法被姿のサザンオールスターズが「特別枠」で登場。全員でSMAPの「世界に一つだけの花」とザ・ドリフターズの「いい湯だな」を歌った。桑田は「ドリフがSMAPを歌う。格好いいね」と笑顔を見せた。
「ひとり紅白」はエイズ啓発活動のAAA(アクト・アゲンスト・エイズ)活動の一環で行ったが、AAAは来年で終了。桑田の同公演も今回で最後となる。
桑田は「大衆とほどよくがっぷり四つに組み、新たな音楽を作り続けていくことを、私は辞めないだろう」と決意表明。原由子(61)が桑田に花束を渡して労をねぎらった。
公演は約4時間。3日間で計1万5000人を動員した。桑田は最後に「もう1曲軽くやろうか」と言い、第9「歓喜の歌」の一部を全員で大合唱。最後まで観客を引きつけた。【近藤由美子】
桑田万感55曲 最後の「ひとり紅白」天国の秀樹さん、さくらももこさんに届け
桑田が最後となる3度目の「ひとり紅白」を完走した。100曲以上の中から自身で選んだこだわりの全55曲。約4時間、圧巻のステージで、11月29日、12月1日に続き、超満員5000人の観客を沸かせた。最後に妻の原由子(61)から花束を贈られると、「来年はサザンオールスターズでやっていこうと思います」と満足そうな笑みを浮かべた。
冒頭は映像で総合司会の「内村照代」として、“本家”を意識して登場。マネキンの紅組司会・広瀬ベル、白組司会・櫻井ジョーを従え曲紹介した。
桑田が、いかりや長介さんに扮(ふん)し「8時だョ!全員集合」の掛け声で、サザンメンバーがドリフターズとして集結する一幕も。特別枠でSMAPの「世界に一つだけの花」を全員ボーカルで熱唱し、来年のツアーも告知した。
後半では大好きだった2人に歌を捧げた。命をテーマにしたユーミンの「ひこうき雲」の後、「YOUNG MAN」のイントロで観客は総立ちに。西城さんが出演依頼を二つ返事でOKした95年のサザン横浜ライブ「ホタル・カリフォルニア」の映像が流れる中、桑田はスタンドマイクで歌い踊った。
さらに「Y・M・C・A」の振り付けが「M・O・M・O・K・O」に代わると、曲が「100万年の幸せ!!」に。桑田のファンだったさくらさんが歌詞を手紙に書き、制作を依頼された思い出の曲。献歌した11月のしのぶ会に続き、明るくパフォーマンスした。2曲を全力で歌い終えた桑田は「ありがとう!」と絶叫。感謝の思いを天国へ届けた。
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