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メリルリンチ新CEOの報酬は?

2007年11月20日 09時25分46秒 | 時事放談: 海外編
サブプライム・ローンの損失の責任を取り、前CEOが辞任したメリルリンチ。その新CEOに元ユーロネクストのCEOジョン・セイン氏が就任したというところまでは理解できるですが・・・。

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巨額損失のメリルリンチ 新CEOにセイン氏(産経新聞) - goo ニュース

2007年11月15日(木)18:21

 【ワシントン=渡辺浩生】米証券大手のメリルリンチは14日、先月30日に辞任したオニール前会長兼最高経営責任者(CEO)の後任に、ニューヨーク証券取引所(NYSE)などを運営するNYSEユーロネクストのセインCEOを指名したと発表した。12月1日付で就任し、経営再建を主導する。

 セイン氏は52歳。米投資銀行最大手ゴールドマン・サックスの社長兼最高執行責任者(COO)を経て、2004年1月にNYSE入りした。

 セイン氏の最重要の任務はリスク管理態勢の立て直し。

 メリルは低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)を組み込んだ債券で、7~9月期に50億ドルと見積もった評価損が84億ドルに拡大し、赤字に転落。オニール前会長は大量焦げ付きで巨額損失を計上した責任を問われ、辞任に追い込まれた。

 声明で「メリルを率いる機会を与えられ、胸が高鳴り、名誉に思っている」と語ったセイン氏は、ゴールドマンに約20年勤務。NYSEでは非営利団体から株式会社化、さらに上場を達成したほか、欧州証券取引所運営会社ユーロネクストとの合併を主導した。

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そこで気になるこの人の収入であります。口が開いてふさがりません。

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メリルリンチ新CEOに17億円ボーナス (産経新聞)
2007.11.17 12:33

 米証券大手メリルリンチは16日、12月1日付で同社の会長兼最高経営責任者(CEO)に就任するジョン・セイン氏に対し、1500万ドル(17億円)のボーナスを支払ったことを明らかにした。米証券取引委員会(SEC)に届けた。

 メリルリンチは、セイン氏がCEOを務めるニューヨーク証券取引所などの運営会社、NYSEユーロネクストから今年のボーナスを受け取らないことに対する措置、としている。また契約期間の5年間、セイン氏の年間報酬は75万ドルと決まった。

 メリルリンチの株式やストックオプション(自社株購入権)なども与えられており、ロイター通信によると、CEOとしてセイン氏が受け取る合計額は、5年間で総額1億4000万ドルを上回る可能性があるという。(共同)

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いやはや、赤字の会社で身売りもささやかれているメリルリンチのCEOが、17億円サインアップ・ボーナスをもらって、これから5年間で1億4000万ドル以上の報酬を得るかもとは・・・。

凄腕の金融マンだとは分かりますが、常人には理解しがたい話です。こういう連中に牛耳られている金融の世界、日本人はどこまで食い込めるのでしょう。

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