JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「丑三つの村」

2016-07-30 | 映画(DVD)
「映画作家 田中登」

「丑三つの村」1983年 松竹 監督:田中登

「皆様方よ、今にみておれでございますよ」。女たちにモテモテの村一番の秀才・継男は、兵役検査に堕ちて村八分にあってブチ切れ・・・。”津山三十人殺し”を題材にした一本。鬱屈を抱え爆発する継男を古尾屋雅人が熱演。女子供も容赦しない壮絶な虐殺シーンが伝説となった一本。池波志乃と五月みどりのエロ対決も見もの。

2月観賞分
昔、確か夜の放送だったと思うが本作が放映されたのをビデオに録っていて、何度も観ていたお気に入り作品でしたね。
あの頃は田中登監督作とは意識してませんで、とにかくしーちゃんのエロシーン目当て。
今回もしーちゃんのおぱーい目当てで再観賞。劇場初観賞でございました。

相模原で鬼畜な事件が起きたようですが、その元祖ともいえる津山三十人殺しは多く映画や小説で取り上げられていますが、これが一番ですね。何故ってしーちゃんと五月みどりおばさんのエロ対決付きですから。

しーちゃん画像があまり転がってないので残念です。
その分、五月さんで・・・



しーちゃんの暗闇で襲われるシーンがやっぱりええです。
祖母である、つまり志ん生のかみさんに良く似た顔と豊かなおぱーい。
つくづく、まだ見ぬ池波志乃主演日活ロマポ「白く濡れた夏」を見たくなるってもんです。ご本人は触れられたくない過去なのかもしれないが、そこをなんとかでございますよ。

「今に見ておれでございますよ」は数ある田中登作品の中でも群を抜く名台詞ですね。
この頃の古尾屋雅人さんは、とても良い味ですね。ロマンポルノで培った暴漢青年役が花開いた感じで・・・
「丑三つの村」「ヒポクラテスたち」という代表作を残せたのは本当に良かったです。



そうそう、いきなりビートきよしさん出てましたね。思い出しました。

村の娘、大場久美子の掌返す感じもgoodじゃないですか。



田中美佐子にちょっと不満が残るのは・・・
今回、初めて気づきました。この映画の劇伴。特にエンディングでの音楽のダサさはかなりひどいもんです。ここらが80年代のダメさ加減という所で、とても残念。きっと田中美佐子のせいじゃないんだと思いました。

こんだけエロを盛り込んでも、ポルノ作品でなく一般映画である事がミソですね。テレビでの放映があったんですから。





シネマヴェーラ渋谷

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