goo blog サービス終了のお知らせ 

JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

DVD 「妖怪百物語」

2006-12-11 | 映画(DVD)
ずいぶん前に購入しておいたDVDを漸く観ました。

「妖怪百物語」1968年 大映

購入後すぐに観ようと思ったのに、Hero-Nが恐がるので(確かにろくろ首とか恐いよ)子供が寝静まってから観ようと思いつつそのままに・・・
今回はHero-Nの方から「妖怪見たい妖怪見たい」のリクエストで大丈夫かいなぁと不安半分で上映開始。

子供の頃、親に連れられ地元の映画館で観ました。あんなに沢山あった地元の映画館も今では1件もありません。

「ガメラ対バイラス」との同時上映でしたが、果たして自分はどちらが目当てだったのでしょうか?怪獣ブームの後を追うように妖怪ブームがあって、確かに「妖怪図鑑」なんてものをくまなく読んでいました。
どちらが目当てだったのか不明ですが、「ガメラ対バイラス」が亀と烏賊の戦いくらいしか記憶に残っていないのに対してこちらはいろんなシーンの記憶が鮮明。後々まで記憶に残った特撮映画は完全にこちら「妖怪百物語」でした。

但馬屋で行われた怪談の会「百物語」一話終わるごとに蝋燭を1本消して行き最後の1本が消えると憑き物落しのまじないをしないといけない。
しかし、百物語の催しの裏は・・・
「百物語とは考えたな。欲に取り付かれた化け物どもの集まりには持って来いの催し物だ。」安太郎・藤巻潤

おいてけ掘りからろくろ首(女房のろくろ首・毛利郁子恐ろしい)
のっぺらぼうの「こんな顔だったかい?」
大首・小柳圭子の顔は・・・大丈夫かHero-N
ラスト間際の幻想的な妖怪大行進(油すまし~ぬらりひょん)が印象的でしたね。
あと、子供はやっぱり但馬屋のバカ旦那・ルーキー新一とからかさお化けのシーンが好きですね。

しかし、この映画、わざわざDVDを購入してライブラリーにするに至ったのは
先代林家正蔵(彦六の正蔵)が百物語の語り部として登場しているのを知っての事。
まずはレンタルで確認して、これは買わなくちゃと思いました。
当時の正蔵師匠は晩年と同様の口調でありながら明晰で声が若々しく、丁寧な言い回しが故に怪談噺を得意としていた所が伺われます。

「まず、最初に申し上げて起きますが、物語が、一つ済むごとに・・・」

正蔵師匠の場面だけでも充分所有に値する映画。まして妖怪総動員・・・

Hero-Nも恐いながらも見る事ができました。でも本編よりもDVD特典の「妖怪紳士録」が気に入ったようです。



人気blogランキングへ志ん生の「本所七不思議」が聴きたくなりましたが、持っていません。



クリスマスプレゼントにスノードームクールラッシュ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 運の使い方 | トップ | こんなヒーロー知らなかった... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

映画(DVD)」カテゴリの最新記事