JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「サスペリア」2018

2019-02-05 | 映画(DVD)
「サスペリア」2018年 伊・米 監督:ルカ・グァダニーノ

1977年、アメリカからベルリンの世界的舞踊団への入団を目指すスージー・バニヨンは、オーディションでカリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、次回公演の大役に抜てきされるが、スージーの周囲では、ダンサーたちが次々と行方知れずになる。患者であるダンサーたちを捜す心理療法士のクレンペラー博士は、舞踊団の暗部に迫っていく。




これは絶賛!
怖がらせるギミック頼りで案外物語は空っぽなオリジナル作品に、これでもかというぐらい内容を盛り込んで作られたリメイク作品。ちょっとやり過ぎたためホラー映画としては不十分になってしまうほどだが、引き替えに得たものは大きい。




時代をオリジナル公開時の1977年にして当時のドイツの時代背景を盛り込み重要な役割を担わせる。一歩出ると立ちはだかってる壁の風景が強烈な印象を残す。
展開や表現はかなり複雑難解なのでどうしても解説が欲しくなるが、上っ面だけでも最高クラスに面白い。
スージー(ダコタ・ジョンソン)が大人の強い女性なのも良いが、脚本が彼女のキャラに与えた役割に驚愕。前作ジェシカと共通するのはデコの美しさくらいか。



それにしてもバレエ団からトラウマな暗黒舞踏の元祖となる舞踊団への改変は反則だよ。恐ろしき肉体表現。




事前にオリジナル版の予習をして臨みましたけど、あんまりその必要は無いみたい。ジェシカ・ハーパーの登場の時に少し上がるくらいで・・・。








音楽に関しても鑑賞中はそれほどでもなかったけれど帰って聴いてると、これなかなかの中毒性だね、トム・ヨーク!

「ニンフォマニアック」に出演していたミア・ゴスが予想通りに質を上げてサラを演じる。





パトリシアのクロエ・グレース・モレッツなどは冒頭に登場し、ずいぶんと大人になられたもんよね、なんて思ってると中盤には特殊メイク!?



ジジイのチン⚪コ弄ぶ魔女どもを覗くスージーの図!









 

 

 

 



ヒューマントラストシネマ





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