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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

志らくのピンpart3~シネマ落語~

2006-02-02 | 落語
久し振りの志らく。
久し振りのシネマ落語です。

2006年2月1日
志らくのピンpart3~シネマ落語~
池袋 新文芸座

立川志らく 「後生鰻」
立川志らく 「ふたなり」
中入り
立川志らく シネマ落語「猿の惑星」

まずは、志らくの嫌いな映画の話題から、「猿の惑星の穴」話
これがあとのシネマ落語のちょっとした伏線で、「後生鰻」へ
地味なブラックユーモア落語の感だが、やっぱり爆笑落語に。
志らくの後生鰻のご隠居は奥崎謙三なのである。スゲェ、行き行きて愛い奴だ。
終わって、「この噺を幼稚園でやったら、大人にはうけたが、園児は泣いちゃった。赤ちゃんが可哀想。園児にはブラックな笑いは無理だった」という本当なのか嘘なのかという話・・・幼稚園児に落語を聞かせるのか!?
といいつつ私もHero-Nに寿限無、饅頭怖い、一眼国、義眼、元犬をおやすみ前にお話してあげましたが(義眼が一番うけた)

「ふたなり」これは珍しい噺で、志ん生のをラジオで聞いた事があるが、不気味な噺という印象しかなかった。志らく師によって全貌が明らかに。こういうくだらない噺なら、私としてはOK。

中入り後、「猿の惑星」
本人もばかばかしいSF落語といっていましたが、確かに。でも良いです。猿の惑星と新・猿の惑星をモチーフに、いつものように映画のストーリーにも忠実に、桃太郎伝説のお話・・・ウキーッ!
イヌ、キジ、サルの家来の描写のクソリアリズムが笑える。
猿の金四郎のバナナ吹雪はなんだかわからないぞ。
大五郎の発する落げもいつもの如く事前の古典との関連でGood

時間も無いし、作っていないからやりませんが、「猿の惑星征服」「最後の猿の惑星」と続き元に戻る。メビウスの帯のように続くタイムスリップとの説明でお開き。

志らくのピンpart2ではプロデューサーとの兼ね合いでシネマ落語の当たり外れが極端だったように思いますが、今日は久し振りの志らく、堪能させていただきました。

次回、「ドライビング・ミス・デイジー」今回同行した先輩がとっても好きな映画だそうです。私は知りません。志らくも次回は感動できますと言っていました。また予約して、次回までにレンタルビデオで予習しておきましょうか。

*最初、文章中「志らく師」という呼称を使っていましたが、どうもしっくりこないので、敬称を略させていただきました。(年下だし、ま、いっか?)




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