祝・星稜高校初V （第93回全国高校サッカー選手権大会）

星稜、創部48年目で悲願の初優勝！

第93回全国高校サッカー選手権大会は12日、埼玉スタジアムで決勝が行われ、16年連続25回目出場で前回準優勝の星稜（石川）が創部48年目で悲願の初優勝を果たした。延長戦に突入する激闘の末、2年ぶり18回目出場で、同じく初優勝を目指した前橋育英（群馬）を4-2で退けた。

星稜が先制し、前橋育英が逆転し、星稜が追いつくという激しい点の取り合い。4154校の頂点を懸けたし烈な戦いは、90分間を終えても2―2のまま決着がつかず、4大会連続となる10分ハーフの延長戦へと突入した。

そして、星稜は延長前半5分、ＦＷ森山泰希（3年）が左足で勝ち越しゴールを決めると、延長後半９分にも森山が右足で追加点を決めて2点をリード。ＯＢで、アジアカップ（オーストラリア）に出場中の日本代表ＦＷ豊田陽平（29＝鳥栖）、ＭＦ本田圭佑（28＝ＡＣミラン）らも達成できなかった全国制覇を成し遂げた。

(スポーツニッポン)


昨年は2回スタジアム観戦した高校サッカー。
今年はテレビ観戦。
高校サッカーはサッカーに特化した強豪高を応援しているので、今大会の出場校を見てもあまり食指が動かなかったというのもある。
静岡学園が決勝に上がってくれば埼玉スタジアムに行ってみようとも思ったが、準々決勝で敗れてしまった。

それでも昨年の熱戦で敗れた星稜が連続で決勝進出、前橋育英も悲願の決勝という事で埼玉まで行こうとしていたのだが、どうも体調が優れないのでやっぱりテレビ観戦。

前橋育英は一昨年、甲子園を制してはいるものの、元々はサッカー強豪の印象。
野球部に先を越されましたが、負けてはいられません。
やや前橋育英贔屓で観戦です。

今年もまたスタジアムで観戦しておけばと言うほどの好ゲームをテレビで堪能しました。

とにかく、星稜にとっては昨年の悔しさと経験を生かしたゲームとなりましたね。
前半動きの面で優位に見えた星稜が1-0で折り返したのであっさり優勝するかと思いました。
しかし、前橋育英が後半8分に追いつくと、ガラリ戦況が変わり2分後には逆転。
星稜にとっては昨年の悪夢が蘇りましが、昨年と違って時間帯に余裕がありました。
粘って、後半19分に追いつき延長戦へ持ち込み、昨年の得点者、森山選手が今大会初ゴールと延長後半には2点目も奪い悲願達成！

前橋育英も準決勝で土壇場に追い付きPKで勝ち上がるなど素晴らしいチームでした。
この日も同点に追いついて、監督さんが「この後5分が勝負所」と指示を出すと、その通り鮮やかに2分間での逆転はあっ晴れ！
無念の監督さんも試合直後「何が足りなかったのか解らない」と言うほど惜敗でした。

黄黒ストライプのユニフォームで臨めなかった事くらいしか敗因は見つけられません。
しっかり敗因を分析して新チームで再チャレンジしてくれる事でしょう。

こうも面白い決勝を見せてくれるとなると来年はまたスタジアムに行きたいですね。



第92回高校サッカー選手権大会　優勝：富山第一
第91回高校サッカー選手権大会　優勝：鵬翔
第90回高校サッカー選手権大会　優勝：市立船橋
第89回高校サッカー選手権大会　優勝：滝川第二
第88回高校サッカー選手権大会　優勝：山梨学院大付
第87回高校サッカー選手権大会　優勝：広島皆実
第86回高校サッカー選手権大会　優勝：流経大柏
第85回高校サッカー選手権大会　優勝：盛岡商
第84回高校サッカー選手権大会　優勝：野洲