JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「三匹の和服牝美人 十人十色の性」

2015-07-30 | 映画(DVD)
「三匹の和服牝美人 十人十色の性」2008年 Xces
監督 羽生研司 脚本 遥香奈多
出演 佐々木麻由子、南あみ、くすのき琴美
旧題「和服熟女の性生活 二十・三十・四十歳」2001年


40代の古道具屋の未亡人、30代の茶道の家元である人妻、20代の義母と3様の和服美人がスクリーン狭しと痴態をくり広げる。


<第一話>亡き夫の古道具屋を営む春江。店に日野という男が毎日のようにやって来て、夫が春江を描いた油絵を熱心に見て、売って欲しいと言った。春江はその代わりに彼に自分の絵を描かせることを承知する…。


<第二話>華道教室の家元秋子は、夫の宏のインポに悩んでいた。そんなある日、童貞の弟子の松任谷に相談され、秋子はセックス指南をしてやることに。それを覗き見た宏のイチモツは見事勃起し…。


<第三話>夏美はスナックを経営する若山の後妻になった。以来、息子の明がグレ始め、店の金を持ち出して遊び回るようになった。明は夏美の元恋人だったからだ。彼は夏美と父と衝突を繰り返し…。

狂言回しとしての陶製人形の持ち主が変わっていくオムニバス作品で案外楽しめる。

第一話、ソバージュ気味の和服未亡人、佐々木麻由子。姿見の前で全裸になる。竹本泰史の絵のモデルをしている時、陶人形の前に張り型が置きっぱなしになっているのを気づきうろたえる表情が。
この人いくつになっても可愛く見える瞬間がある。それを優しく包み込むのが絵画で成功を納めている竹本泰史。今回、彼はカッコ良すぎでしょう。

第二話、茶道じゃなくて華道ね。南あみの品質が良好。こんなお師匠様なら華道も良いかもよ。柳東史の包茎をクスっと笑う南あみ。盗み聞きの夫、野上正義がひっくり返って腹抱えて笑う(無音)、カメムシまでもが仰向けで笑ってる。

第三話、20代の和服美人、くすのき琴美はまだニキビの残る若々しさ。同級生で元彼の父親の後妻になる。そりゃ、息子がグレてもしょうがないか。父親は息子の元カノとは知らない様子。そんな夫婦の性生活。若妻の髪を梳きながら愛し合う濡れ場が綺麗。

脚本は遥香奈多、助監に城定秀夫の名あり。
それぞれ一話物として広げてもそこそこの物が出来上がりそう。その際は陶人形はいらんけど。



シネロマン池袋

にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第97回全国高校野球選手権大... | トップ | 「ワンダとダイヤと優しい奴... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(DVD)」カテゴリの最新記事