JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「天然コケッコー」

2018-02-23 | 映画(DVD)
「柳英里紗映画祭」

「天然コケッコー」2007年 アスミック・ユース 監督:山下敦弘

小中学校合わせても、たった6人の生徒しかいない田舎の分校に、東京から転校生の大沢(岡田将生)がやってきた。そよ(夏帆)は、都会の雰囲気漂う大沢に心ときめくが、彼の冷たく乱暴な言動に戸惑いを覚える。しかし、海水浴でのあるできごとをきっかけに、そよの大沢に対する印象が変化し始める……。

例によってそのうち借りようと思いながらずーと放置されていた作品が劇場でかかったって事で。いつでも借りれるイコール何時になっても借りない、である。
「ローリング」で良かった柳英里紗の特集だが10年前の夏帆が目当てであるのは言うまでも無し。
10年前という中途半端な古さからレンタルで充分かなとも思いながら、劇場フィルム上映で鑑賞できたのは良かった。




東京生れの東京育ちの身には想像しにくい環境で岡田くん(大沢くん)の心中察するが、よく頑張りました。そりゃ同級に夏帆(そよちゃん)みたいのが居たらモチベーションも上がるってもんか。




そよちゃんが悪気ないのに人を傷つけちゃうって悩むのも清ければ、岡田くんが悪友とエロ方面に行かないの清い。
あのコンクリ片をエロDVDと思ってしまう自分が情けないわ。



耳すまして山とビルの音聞くの良い。
郵便局男キモすぎ。



上映後柳英里紗のトークショーなんかでも思ったが、夏帆ちゃんや英里紗ちゃんや岡田くんたちにとってターニングポイントとなる作品で、その後大きく成長したんだな。見てるこっちは10年前がついこの間で、単に衰えただけだけど・・・。
柳英里紗の改名に関するエピソードなど面白く聞かせていただいた。
それから日本の映画製作現場も大きく様変りしていてこんな贅沢なオーデションや撮影はもうあり得ないらしい。十年一昔。








キネカ大森


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