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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「フランケンシュタインの花嫁」

2009-08-25 | 映画(DVD)
「映画史上の名作2」

「フランケンシュタインの花嫁」1935年 米 監督:ジェームス・ホエール
Bride of Frankenstein

前作で群集に追いつめられ絶命したかと思われたフランケンシュタインが、実は生きていた。彼は一人きりで森に暮らす老人のもとで言葉や音楽を教わり、初めて人間の暖かさに触れながら生活していた。一方、生みの親である博士は科学者プレトリアスに脅迫されて、フランケンシュタインのパートナーとして女性型モンスターの製造に取りかかる。

「フランケンシュタイン(1930)」は随分昔レンタルDVDで見たな。古典というばかりであまり良い印象は無かったような・・・
この2作目はフィギュアなどで見るフランケンシュタインの花嫁の造形、衣装がとっても魅力的なので一度見ておきたかった作品。
後のフランケンシュタインの怪物のキャラクター設定に大いに影響を及ぼした作品でしょうね。怪物君が理性を手に入れしゃべっていますから。彼はフンガーフンガー止まりにしておいた方が・・・・

理性を持ったフランケンシュタインの怪物がその容姿から皆に恐れられる孤独と苦悩を扱ったといったところです。

花嫁が出来て嬉しい彼は、彼女の手をとり愛撫して・・・・
しかし花嫁モンスターは彼を拒絶。「キャー」という悲鳴をあげてしまいます。
「他の連中と同じだ」・・・・絶望するフランケンシュタインの怪物。

彼には大きな誤解があったようです。
だって、彼女はタイトルにあるようにフランケンシュタインの怪物の花嫁ではなく、フランケンシュタインの花嫁。つまりフランケンシュタイン博士の花嫁。他人の花嫁に手を出して振られたからって暴れちゃだめでしょ。・・・・なんて屁理屈言ってどうする。

花嫁モンスターのファッション、造形はやはりとても良いです。ロボットのような動き、動きによって見え隠れする縫い目。実験室の大仰さも良いです。花嫁を乗せた寝台が屋上に引き上げられる様子が良いです。



古典スリラーとして、今回見ておいて良かった。

機会があればもう一度「フランケンシュタイン(1930)」も見ておこう。メアリー・シェリーの原作にもあたってみよう、例によっていつの日か・・・

シネマヴェーラ渋谷

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