実相寺昭雄氏が死去 「ウルトラマン」を演出(共同通信) - goo ニュース
最近でも衝撃度大の訃報が入ってきてしまいました。
実の所、実相寺昭雄氏の名前を認識したのは
ポルノビデオからでありました。
当時、映像の世界を目指す私の先輩が、その手のビデオ制作の仕事をしていて(一応監督していたようです)よくつるんでおりました。
その時、
「実相寺昭雄って知ってるか?ウルトラマンやウルトラセブンを撮っていた人で、今、この世界のビデオを撮っているのだけど、カメラのフレームワークとか実に凄いんだ」
と言って彼のアパートで見せてもらったのが
「アリエッタ」でした。
もう1人その手の業界の人としきりに感心しながら鑑賞している2人を見て、
「なるほど、作り手を目指す側の人はこういう見方をするのか」
と妙に感心したのを憶えています。ちょっと滑稽ではありましたが・・・
聞くと、自分が子供のころに夢中になったウルトラマンのあの話、セブンのあの話。実相寺昭雄作品の秀作が多い。
再度、実相寺昭雄作品として見返してみると、なるほど、独特のテイストを持っていました。
それからです。実相寺昭雄作品として意識して観るようになったのは。
ウルトラマンで印象に残る作品を敢えて一つ挙げるなら
「怪獣墓場」ですが、これについては「シーボーズ」として別途追悼記事をアップしましょう。
平成ウルトラシリーズでも必ず何本か撮られており、見る度に感心を通り越して
「また、やってらぁ」
と嬉しく笑いながらの鑑賞となりましたっけ。
また1人、ウルトラマンを作った男が去って行ってしまったんですね・・・
今年40周年を迎えたウルトラマン・・・確実にその伝統は受け継がれていくと信じます。
ご冥福をお祈りしつつ・・・
実相寺昭雄作品で観たもの(TVシリーズは除く)は以下
「いじめてください アリエッタ arietta」 1989年
「悪徳の栄え」 1988年
「私、何でもします」 1993年
「屋根裏の散歩者」 1994年
「D坂の殺人事件」 1998年
意外と少ないんですね。他はまたDVD借りて観る事にしましょう。
読んだ著書
「星の林に月の舟」
「ウルトラマンの東京」
監督の書く文章もとても好きでした。
実相寺昭雄監督といえばフィギュア・マニアとしても筋金入りで、
以前購読していた「フィギュア王」に連載の「フィギュア助っ人」を楽しく読ませていただいていました。
氏のフィギュア・怪獣に対する思い入れ、愛情の伝わるエッセイで氏自らのイラストも魅力的でした。単行本化を熱望します。
画像は「フィギュア助っ人 その25」より河崎実監督からプレゼントされたオリジナルフィギュア「マミトラー」の挿絵。
ウルトラマンシリーズでの実績に敬意を表し、カテゴリーは特別に「怪獣たち」とさせていただきました。
・・・・合掌・・・・
ランキング自粛
最近でも衝撃度大の訃報が入ってきてしまいました。
実の所、実相寺昭雄氏の名前を認識したのは
ポルノビデオからでありました。
当時、映像の世界を目指す私の先輩が、その手のビデオ制作の仕事をしていて(一応監督していたようです)よくつるんでおりました。
その時、
「実相寺昭雄って知ってるか?ウルトラマンやウルトラセブンを撮っていた人で、今、この世界のビデオを撮っているのだけど、カメラのフレームワークとか実に凄いんだ」
と言って彼のアパートで見せてもらったのが
「アリエッタ」でした。
もう1人その手の業界の人としきりに感心しながら鑑賞している2人を見て、
「なるほど、作り手を目指す側の人はこういう見方をするのか」
と妙に感心したのを憶えています。ちょっと滑稽ではありましたが・・・
聞くと、自分が子供のころに夢中になったウルトラマンのあの話、セブンのあの話。実相寺昭雄作品の秀作が多い。
再度、実相寺昭雄作品として見返してみると、なるほど、独特のテイストを持っていました。
それからです。実相寺昭雄作品として意識して観るようになったのは。
ウルトラマンで印象に残る作品を敢えて一つ挙げるなら
「怪獣墓場」ですが、これについては「シーボーズ」として別途追悼記事をアップしましょう。
平成ウルトラシリーズでも必ず何本か撮られており、見る度に感心を通り越して
「また、やってらぁ」
と嬉しく笑いながらの鑑賞となりましたっけ。
また1人、ウルトラマンを作った男が去って行ってしまったんですね・・・
今年40周年を迎えたウルトラマン・・・確実にその伝統は受け継がれていくと信じます。
ご冥福をお祈りしつつ・・・
実相寺昭雄作品で観たもの(TVシリーズは除く)は以下
「いじめてください アリエッタ arietta」 1989年
「悪徳の栄え」 1988年
「私、何でもします」 1993年
「屋根裏の散歩者」 1994年
「D坂の殺人事件」 1998年
意外と少ないんですね。他はまたDVD借りて観る事にしましょう。
読んだ著書
「星の林に月の舟」
「ウルトラマンの東京」
監督の書く文章もとても好きでした。
実相寺昭雄監督といえばフィギュア・マニアとしても筋金入りで、
以前購読していた「フィギュア王」に連載の「フィギュア助っ人」を楽しく読ませていただいていました。
氏のフィギュア・怪獣に対する思い入れ、愛情の伝わるエッセイで氏自らのイラストも魅力的でした。単行本化を熱望します。
画像は「フィギュア助っ人 その25」より河崎実監督からプレゼントされたオリジナルフィギュア「マミトラー」の挿絵。
ウルトラマンシリーズでの実績に敬意を表し、カテゴリーは特別に「怪獣たち」とさせていただきました。
・・・・合掌・・・・
ランキング自粛
ご冥福をお祈りします。
夕日の下町風景が印象的でしたね。
ルークくんの描いたテレスドンに手を合わせておきます・・・
デュラン博士へ
今年は特撮関係者の訃報が多いように思います。
そういう年代なんでしょうね。
実相寺さん、間違って怪獣墓場へ迷い込みませんように・・・
あえて「スペシューム光線」を使わせなかった・・そうですね。
また、カレースプーンで変身しそうになった
演出とか・・・・
あとで知ったことですが、ほかの監督作品とは
ひと味ちがった「ウルトラマン」だったのですね。
コメント恐縮です。
そちらのチビちゃんはもうウルトラマンなんて見ないですよね。
平成ウルトラマンの実相寺作品は一目みてそれと分るんですよ。ニヤニヤ