JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「桃色の馬に乗れ」

2015-09-12 | 映画(DVD)
「映画史上の名作 13」

「桃色の馬に乗れ」1947年 米 監督:ロバート・モンゴメリー HDデジタル上映
Ride the Pink Horse

国境の街に現れた元陸軍兵士のラッキーは、友人を殺した男を強請ろうとするが・・・。土俗的な祭りの不気味さ、ラッキーを始めとする謎めいた登場人物たち、奇妙なタイトルの由来となった回転木馬・・・。フィルム・ノワールの傑作としてカルト的人気を博す日本未公開。



前半、謎めいた登場人物各人の認識や物語の概要を掴む段階で眠りに落ちた(またしてもかよっ!喝だぁ!
なんかダラダラのテンポなんですもの・・・

目覚めて、必死に目を擦りながら・・・
国境というのはメキシコ国境。サンパブロ。儲けもん!
でかい人形山車を引っ張るシエスタの様子や貧しきメヒコの方々の登場。回転木馬の初期型感。



回転する木馬からメヒコのサンチェスが悪人2人にボコボコ拷問するシーンが360分の1で見える。サンチェスは口を割らない。
主人公ラッキーを助ける娘がミステリアスに可愛い。



手負いのラッキーの頭を胸で支えてやる。顔の大きさの違いが際立つ。
予知能力があるらしくて、何か一点遠くを見つめる眼差しが印象的。眠っていた私としてはこの娘は盲目なのかと思ったほど。
悪役は補聴器がないと聞こえてないようだし、娘が盲目なら、また違ったカルトムービーになったろうに。



ラスト、チビの警察官とイラ着きながらの食事シーンでのやり取りから娘との別れのシーンがとても良いのだけれど、肝の部分を眠っているので心情や意味が今一解らぬ。残念である。
娘が駆け寄ってきた友達たちに聞かせる、物語冒頭のシーン、どういう意味や心情なのだろう。気になる。
リベンジのチャンスがもう1回あったけれど、面倒なのでやめといた。

ピンクの回転木馬からタイトルが付けられているけれどモノクロ作品なので桃色感覚は希薄。関係ないけど、昔、子供の頃好きでよく見ていたモノクロの(モノクロ放映だったのか我が家の受像機がモノクロだったためなのか不明)アニメ「ピンクパンサー」を思い出した。






シネマヴェーラ渋谷

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