JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

映画 「彗星まち」

2008-07-10 | 映画(DVD)
ポレポレ東中野「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE Vol.5~人のデビュー作を笑うな」より

「彗星まち」(成人館公開題:獣たちの性宴 イクときいっしょ)1995年 監督:今岡信治

同棲していた彼女を寝取られたクスオは、睡眠薬まみれで彗星を待つ日々を送る。90年代末特有の閉鎖的な空気を孕んだ青春群像。

上映前のトークショーによるとこのタイトルは関川夏生の「ハレー彗星の接近と幸徳秋水の大逆事件」について書かれた本からいただいたとか。
その本、気になるじゃありませんか。調べてみたら谷口ジローのマンガが出てきた。

今岡信二監督はちょうどこの頃、女に逃げられた頃で、このままではいけない、何かを変えなければという気持ちで作ったとか。そんな心理状況でよくこのような映画を作るもんだ。偉いもんです。

所謂、薬まみれで無気力やる気なしの青春群像。なんだか最近こういうのを見ているとちょっとイラついたりする。そんな自分が好ましくない。
それにしても「パパンがパン」とポーズ取られても、観ているオジサンとしてはちょっと・・・・

青年がガソリンタンクを背負って海辺を歩き、他の男に走っていた元彼女が後からチョッカイを出すシーンはちょっと好きでした。ああ、セイション

後半、林由美香さんがちょいと出ます。
情事のあとばら撒かれた札束を四つんばいになって拾うところをおパンツ一丁のおいどを蹴飛ばされ、頭から血を流していらっしゃいました。

同監督の「たまもの」はちょっと観てみたい気がしてます。

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