【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【快適オムコイ】

2008年07月22日 | アジア回帰
 今朝9時、オムコイにたどりついた。

 高原の空気はやはり爽やかで、蒸し暑かったチェンマイの天気からすれば実に快適だ。

 バイクを預けていた長姉の家に着くと、「今日中に豚を買いたがっている人がいる」という話が出て、なんだか忙しい。

           *

 昨日のチェンマイラム病院でラーの検査も、やたらと忙しかった。

 午前9時から内科の診察が始まり、問診、触診のあと血液検査。

 触診の結果、「胃か肝臓に炎症があるかもしれない」ということで、急遽胃カメラを呑むことに。

 予測していなかったので、ラーは軽い朝食をとっている。

 消化のため6時間ほど待って、ラーは手術室に消えた。

        *

 長い待ち時間のあと、日本人通訳を交えた病状説明。

「潰瘍などの深刻な症状は見つかりませんでしたが、胃壁に軽い炎症があると同時にピロリ菌が見つかりました。血液検査の結果、肝臓にも炎症がみられます。とにかく、お酒をやめることが先決。そのあとにどれだけ炎症が改善するかを見ていきたいと思います」

 やれやれ。

 思わぬ結果になったが、これで村の強い焼酎を断る理由ができた。

 ラーも、こんどこそは自制することだろう。

 この長い長い検査でふたりとも疲れ果て、夕方6時半に予約していた頭部検査はまたの機会に譲ることにした。

 本来なら、チェンマイで数日静養するべきなのだろうが、ラーが犬や豚や牛の様子を気にして落ち着かない。

 そこで、今朝早朝5時半初のミニバンに急遽乗り込んだという次第だ。



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