最後の夜のイベントとして楽しみにしていたニューヨーク・フィルの無料コンサート(於:セントラルパーク)が、昼から降り始めた雷雨のため中止になってしまった。
最後のカイロプラクティック治療を終え、とりあえず会場まで出かけてみたのだが、すでに撤収作業が行われていたのだ。
にもかかわらず、ステージ前にはまだかなりの数の人が残って、車座になってワインやディナーを楽しんでいる。
コンサートがあろうが . . . 本文を読む
へたりこみそうになるほど、辛い。
眠りは浅く、催眠剤代わりに早朝からビールをあおる日々が続いている。
すでに覚悟していたこととはいえ、ついに日曜日にもJudyは姿を現さなかった。
もちろん、電話も一切ない。
「今度の週末にはまた戻るから・・・」
「明日、電話するから・・・」
ふたつの約束がもたらしたはかない望みは、もはや完全に断ち切られてしまった。
それにしても、なぜ . . . 本文を読む
「Kiyoshi、本当に、本当にごめんなさい。でも、明日もまた病院に行かなくちゃいけないし、そろそろニュージャージー行きのバスがなくなるから、急がなくちゃいけないの」
ここニューヨークでは週末の地下鉄運行は大幅に変更され、特に深夜の電車はいつやってくるか分からない無政府状態だ。
Judyは、明らかに焦っていた。
そして、なぜか私が同行することを拒む姿勢を見せた。
“これ以上、踏み込 . . . 本文を読む
昨日4日は、アメリカ合衆国の独立記念日だった。
週末から続いた4連休(HAPPY FOURTH)の締めは、全国各地で催される花火大会。
ここニューヨークでも、夏の観光の目玉になるほどの人気ぶりだ。
朝からの曇天もあって、気分はいまひとつだったが、3ヶ月に及ぶニューヨーク生活もそろそろ終わりに近づいてきた。
去年は6月中旬にニューヨークを離れたため見物できなかったこともあって、寝 . . . 本文を読む