【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【ベートーヴェン&蝦夷の邂逅】

2005年02月25日 | 天翔ける我がカミさんに捧ぐ相聞歌
背後に、冠雪勇壮なる羅臼岳。 左手に、流氷覆い尽くす厳冬のオホーツク海。 自然滅茶苦茶にして暴利むさぼる卑俗極まる観光飯店(guanguang fandian:堕落観光ホテル)に続く氷結した坂道をゆるゆる登っていくと、右手の雪に覆われた急斜面から角のない小柄な蝦夷鹿ちゃんが滑り落ちてきた。 おそらく、今年生まれたばかりのゼロ歳児。人間ならまだ母の乳に縋りつくしか能のない小宝宝(xiaobao . . . 本文を読む
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【秋風秋雨愁殺人(“革命女神”秋瑾辞世)】

2005年02月15日 | 天翔ける我がカミさんに捧ぐ相聞歌
紹興の水路は、雨に煙っていた。 “秋風秋雨、人を愁殺す” 福建省に生まれ、7歳で封建制度象徴・纏足(chanzu)を受けた秋瑾(qiujin)は、16歳のとき両親の故郷である紹興に移り住む。 22歳のとき、親が勝手に決めし資産家馬鹿息子と結婚するが、女性解放思想をもつ良き朋友(pengyou:友達)との出会いを契機に夫と二人の幼な子を捨て、決然と日本に赴いた。 1904年、秋瑾30歳夏のこ . . . 本文を読む
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【新年愉快!】

2005年02月13日 | 天翔ける我がカミさんに捧ぐ相聞歌
大家、晩上好!(皆の衆、今夜はご機嫌如何?) 中国は、いま春節(正月)真っ盛り。 爆竹、花火が夜の街を彩り、祖父母を日本軍に虐殺された心優しき朋友たちは、平和と友好への願いを込め、街一面を覆う白煙と火花を冗談めかして“爆撃”と呼びつつ「乾杯!」「乾杯!」の盃を重ねます。beiai(悲哀)也! 新年好了!再見!   Jitian(吉田) . . . 本文を読む
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