【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【“けたぐり”再び】

2006年07月13日 | 新緑のニューヨーク
 最後の夜のイベントとして楽しみにしていたニューヨーク・フィルの無料コンサート(於:セントラルパーク)が、昼から降り始めた雷雨のため中止になってしまった。  最後のカイロプラクティック治療を終え、とりあえず会場まで出かけてみたのだが、すでに撤収作業が行われていたのだ。  にもかかわらず、ステージ前にはまだかなりの数の人が残って、車座になってワインやディナーを楽しんでいる。  コンサートがあろうが . . . 本文を読む
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【悪魔はPRADAをまとう】

2006年07月11日 | 新緑のニューヨーク
 へたりこみそうになるほど、辛い。  眠りは浅く、催眠剤代わりに早朝からビールをあおる日々が続いている。  すでに覚悟していたこととはいえ、ついに日曜日にもJudyは姿を現さなかった。  もちろん、電話も一切ない。  「今度の週末にはまた戻るから・・・」  「明日、電話するから・・・」  ふたつの約束がもたらしたはかない望みは、もはや完全に断ち切られてしまった。  それにしても、なぜ . . . 本文を読む
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【優しすぎるキス】

2006年07月08日 | 新緑のニューヨーク
「Kiyoshi、本当に、本当にごめんなさい。でも、明日もまた病院に行かなくちゃいけないし、そろそろニュージャージー行きのバスがなくなるから、急がなくちゃいけないの」  ここニューヨークでは週末の地下鉄運行は大幅に変更され、特に深夜の電車はいつやってくるか分からない無政府状態だ。  Judyは、明らかに焦っていた。  そして、なぜか私が同行することを拒む姿勢を見せた。  “これ以上、踏み込 . . . 本文を読む
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【ニューヨークの花火】

2006年07月06日 | 新緑のニューヨーク
 昨日4日は、アメリカ合衆国の独立記念日だった。    週末から続いた4連休(HAPPY FOURTH)の締めは、全国各地で催される花火大会。  ここニューヨークでも、夏の観光の目玉になるほどの人気ぶりだ。  朝からの曇天もあって、気分はいまひとつだったが、3ヶ月に及ぶニューヨーク生活もそろそろ終わりに近づいてきた。  去年は6月中旬にニューヨークを離れたため見物できなかったこともあって、寝 . . . 本文を読む
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【小楊、20歳の恋】

2006年06月10日 | 新緑のニューヨーク
 いつも娘のように私のことを心配してくれる小楊(xiao yang)から、3葉の写真が届いた。  中国は洛陽から発信されたメールに添付されたその写真は、ホテルのビジネスセンターで働きながら彼女がこの春から通い始めた河南科技大学のカメラ付きコンピュータで撮影されたものらしい。  1枚目は、やや緊張気味。2枚目は笑顔がこぼれ、3枚目は少しおしまししたような表情が微笑ましい。  「ずいぶんと、大人 . . . 本文を読む
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【にわか日本語教師】

2006年06月08日 | 新緑のニューヨーク
 ここ1週間ほど、梅雨のような天気が続いている。  始まりは、ちょうど1週間前の6月1日。  数時間も断続的に続く激しい雷と地下鉄も止まるほどの豪雨が街を襲い、その翌日から雨、曇天、にわか雨と続き、湿気と蒸し暑さが不快指数に拍車をかけた。  今週に入っての数日は、ずいぶんと涼しくなったが、爽やかに腫れたのは5日(月)のみ。  今日も朝から冷たい雨が降り続き、半袖Tシャツでは少し肌寒いくらい . . . 本文を読む
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