【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【同行ふたり】

2006年10月04日 | アジア回帰
 カミさんが旅立ってから、ちょうど2年が過ぎた。  1週間に及ぶ昏睡の末に、突然呼吸を止めた2年前の10月4日。  身も心もねじ切るような冷たい秋雨が振り続けていたが、今日は雲の合間から秋の穏やかな日差しが降り注いでいる。  庭を覆う草の海からは虫の鳴き声が聞こえ、散歩道の脇には真っ赤な曼珠沙華が深まりゆく秋の気配を伝えている。  2年前と何ら変わりのない風景の中で、ひとり取り残された自分が . . . 本文を読む
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