室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

阿部寛トリオ at ミントンハウス

2010-03-16 11:57:04 | Weblog
心地よい響きの中で、じっくり耳を澄ましてトラディショナル・ジャズを堪能できるミントンハウスへ、《阿部寛トリオ》の演奏を聴きに行きました。

ギター、バンジョーを製作、リペア何でもござれで名手の阿部寛さんと、最高の歌心のアコースティック・ベースの第一人者の小林真人さんの名コンビに、今月のゲスト、いつも幸せそうに演奏するカッコイイSpiritの持ち主、コルネットの下間哲さんによるトリオです。

もうじきストライド・ピアノの第一人者、小林創さんとのCDが完成する下間さん。



阿部さん曰く「程よく力の抜けた歌唱」でも、聴き手を楽しませます。スバラシー!




オーディオマニア、ラーメン評論家でもあり、オールド・ジャズの世界的ベーシストとしてグローバルに活躍する小林さん。私と同じグローバル携帯をよく駆使して、モノトーン写真をよく自身のブログに載せているので、真似して白黒モードで写してみました。




現在、青山劇場で公演中の“ディートリヒ”(和央ようか主演)にミュージシャンとして連日出演していて、休演日にこうしてライヴで演奏している阿部さん。気分転換にちょうど良いんでしょうか? 愉しそうに演奏していました。




そして、これは最近自らリペアしたという”ソレンティーノ”というギターです。あちこちの割れ目やキズを修理し、塗装をはがして、塗り直ししたそうです。



私なんか、弦を張り替えるだけだって、気が遠くなる感じがしますが、何でも手早くてスゴイです。弦を「湯水のように」使って、演奏日ごとに替えます。

この”ソレンティーノ”は、普段聞き慣れているギブソン”L5”に比べて、中音域はほぼ遜色ありません。低音域はパワーがやや控え目。高音域も、中音域ほどは音量が無い感じでしたが、それでも、阿部さんがチューニングすると、どの楽器でも阿部寛サウンドになるなー、という良い例のようでした。


3セット目で、この立派な保護者に囲まれて、私も"If I Had You" と "Honeysuckle Rose" に参加させてもらいました。段々図々しくなって、ド緊張しないで弾く自分がコワイ~かも。

ミントンハウスならではの心地よい響きと、暖かい光の輪の中で、スペシャル・サークルの夜は更けて行きました。


来月、4/22(木)このミントンハウスで、私も《タンゲロス・アルティコス with 昌木悠子》タンゴ・ライヴをやらせて頂きます。皆様のお越しをお待ちしております。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昨夜はThanxでした (ラーメニスタ)
2010-03-17 12:34:34
今年も間もなくグローバルな携帯が活躍する時期が・・・。
ところでサブディスプレイの塗装、剥げてこないっすか?
返信する
こちらこそ、Dankeでした (ikkunチャン)
2010-03-17 14:45:06
ラーメニスタさま、
大きい声じゃ言えませんが、今まで5~6回は地面に落としてますから、5~6個キズがついています。よく見ると蝶番の内側で剥げている気配も・・。元々、けっこう銀紙がちゃっちいのかな?

今月末で2年満期らしいので、月末までにチェンジか、コンティニューか決めないといけないんですけど、予備バッテリーも貰えちゃったし、特に欲しい機種が見つからなかったらこのままかな~。

同じ頃でしたよね?そのまんまブレダ?
今度、ひごもんずの角煮行ってみます。
返信する