室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

春タンゴ ~其の3~

2011-04-10 11:00:22 | Weblog
3/31は、10時に京都を出発。いざ、大阪へ。

        

        高速道路から大阪の象徴が!


大阪駅から近い、堂島のエルセラーンホール。

        

北新地、西梅田から徒歩5分のホテルエルセラーンの中にあります。

        

大都会、大阪のモダンなデザインを誇るビルが林立するエリアの中で、化粧品会社らしい、清潔感と透明感にあふれる白いホテルです。

        

本番の前日ということで、このゴージャスなお部屋に泊めて頂きました。

        

        

男性陣は、「ちょっと恥ずかしかった」そうですが・・。


ホールで本番用のマイクロフォン、各自のモニター、曲に合わせたライティング演出など、要望を聞かれながら調性のリハーサルをしました。夕方4時半までやって、フリータイム。

大阪駅までの長く続く地下街を行くと、いつも楽譜を売って下さる『ささや書店』があると聞き、訪ねて行ってみました。

        

ちょっと迷路みたいなビルの中、この一角だけアカデミックな雰囲気です。

担当者の坂口さんに初めてお会いしました。学者の面持ちの方で「また出版してください」と励まして下さいました。


大阪駅、大丸百貨店まで足をのばして散策。
けっこう歩いて、大丸で体裁の良いお弁当を買ってホテルに戻ることにしました。

途中の通りがかりで見つけた『生あんぱん』桜風味です。

        

        あんこの上に生クリームがいっぱい詰まっていて、ほっぺた落ちる味でした。
        
        東京にあるかな・・?




ゴージャスなお部屋でゆっくり寛いで、あっという間に一夜は明けて、いよいよ本番の日です。

11時からゲネプロなので、10時にホールへ行ってピアノに触らせてもらい備えました。



金曜日の午後2時開演ですが、ギッシリ満員のお客様。

        

古典的なアルゼンチンタンゴ、モダンで先鋭的なアレンジによるアルゼンチンタンゴ、歌が入って、ミロンガやワルツ、そしてコンチネンタル・タンゴも少々いれて、後半は聞き応えのあるピアソラ作品を並べました。

        


        どんな難曲もサラリと弾いてしまう北村聡さん。アドリブで毎回新鮮。

        

今回が初タンゴの春日保人さん。「以前からやってみたかった」そうで、曲目変更して1週間弱だったのに全部暗譜! 力強く素晴らしい歌声でした。

        

        

        


美しい音色だけでなく、タンゴ独特の技巧も易々と披露するヤンネ。

        

        



        


Junko嬢の『キーチョ』はタンゲロス・アルティコスには欠かせません。

        


        大拍手!

        


最後の曲はピアノのカデンツァから・・。

        

        

   
        


アンコールは客席扉から登場の春日さんの歌で。

        

「初タンゴ、初歩きマイク・・」と、新ジャンルの開拓に愉しそうでした。


        

        


        


終わって、その日のうちに全員が東京へ移動。私は、9時過ぎに帰宅。

でも、春タンゴ・ツアーはまだまだ続く・・。















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2 コメント

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ありがとうございます。 (IKM)
2011-04-11 18:38:28
Corcovado さま、
いらして下さったんですね?
エルセラーンホールは、まだ新しいらしいです。
会場の音響、証明担当者も親切に良くやって下さいました。

周辺が大都会なのに、食堂街など物価がお安くて驚きました。
いつかお目にかかりたいです。
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楽しいひとときでした。 (corcovado)
2011-04-11 11:30:24
中山様
本当に素敵な演奏を聴かせて頂いて有り難うございました。
あんなところにホールがあるなんて初めて知りました。
ササ屋さんにも行かれたのですね。私もちょくちょく寄っています。
私からも是非トリオやデュオの楽譜、タンゴやジャズも出版お願いします。

是非またこちらへ来られる時は聴きに行きたいです!
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