室内楽の愉しみ

ピアニストで作曲・編曲家の中山育美の音楽活動&ジャンルを超えた音楽フォーラム

歌配達の悪夢から2週間

2006-01-30 22:12:40 | Weblog
 卒園式で歌われる歌を再び、届けに行った。
奇しくも、前回、ちょうど2週間前の月曜日に歌を届けて足をくじき、医者通い(3回か・・)が始まったのだった。大丈夫、今日は姉妹園の方で、入り口は平らだから・・。と思いきや、なぜか玄関前の道路を工事中で、部分的にアスファルトが剥がしてある。「これは、気をつけなくちゃ」 まあ、何てことなく通り過ぎた。
 「早速、みんなの前で弾いて頂いていいですか?」もちろんです。教室内に、あっという間に子供たちがかたまって座る。歌の本人だけ前に出て皆の方を向いている。例によって、弾き語りをする。その間、あれほど賑やかだった子供たちは、一言も発せず、しい~んと聴いていたのには感心した。伸び伸びと活発に活動する時と、集中するべき時には集中するのと、メリハリの効いた生活を日頃から指導するのは並大抵の事ではない。指導者たち自ら、お手本として実践していなければ到底、実現できないだろう。 曲を披露し終えて振り返ったら、先生たちが涙ぐんでいる。いつもなら、それにつられてじーんと来てしまうのだが、子供たちの態度の良さに驚くという、別の事が頭の中にあったためか、つられないで済んだ。 さて、次の歌・・。