総務省の家計調査によると、2011年、1世帯あたりのお米の消費額がパンに追いこされたそうです。
日本の米の自給率はほぼ100%なのに、パンの元となる小麦粉はほぼ90%が輸入。
お米はパンにくらべて、けっして値段が高いわけではないのに、敬遠されてるみたいですね。
どうしてでしょう??
家でご飯をたくには、手間や時間がかかるからなのでしょうか・・・
(田んぼを整備して、一粒の米から数百粒の米を収穫してくれる農家さんのご苦労を想像してみましょうかね)
ご飯でなくても、麺類など、ほかに色々な食材があるからなのでしょうか・・・
(うどん・そばだけでなく、ラーメンやパスタ、ビーフンなど、これほど多種の麺をあたりまえに食べている国はめずらしいそうですが)
お米は太るという誤ったイメージのせいなのでしょうか・・・
(実は、パン類のほうがバターやショートニング等を加えて作るので、ご飯より高カロリーです。
かつ、パンには肉類のおかずがあうので、さらに高カロリーになりがち。)
日本の食糧自給率がひくくなったのは、お米の消費が減ったことが大きな要因とか。
お米は、栄養豊かな素晴らしい食材です。
ご飯のあるバランスのとれた和食は、からだにやさしいおいしさですね。
みなさん、お米を食べて元気になりましょう。
そして、日々の食卓から、日本の農家さんと農業を守っていきましょう。
昨日は、きのこご飯を炊きました。おこげもバッチリ。めっちゃ、おいしいよ。
福島県の相馬市で有機農業をつづけている「農人ナベさん」のおたよりから構成しました。