IEEE Nagoya University Student Branch

IEEE名古屋大学学生支部の活動紹介と報告のためのブログです

IEEE R10SC2008 報告(10) 1月31日 -インド最終日-

2008年02月25日 | Activity 2008

  インドで観光 

   今日は僕にとってインドでの最終日です.マドラスセクション代表で今回ボランティアとして案内役をバーニカさんにしてもらいました.いや,それにしてもインドは素敵です.呼んだタクシー1時間ほど遅刻しての到着です.

   道中,ちょっとした用事でバーニカさんの自宅に行くことになり10人もの大所帯でお邪魔させていただきました.お父さんとお母さんもいたので一緒に記念撮影.

   お昼にはショッピングモールでお買い物.夜にはへとへとになって帰ってきました.神田さん,大俣さん,Hirantaさんは夜の便で帰ってしまったので残るは僕とRaphaelしかいません.

   そういえば,ショッピングモールでハンバーガに似たお店があったのでファーストフードでしたが久しぶりのカレー以外の食事ということもありついつい注文してしまいました.チキンバーガー.カレー味でした.この時は無性に悲しくなりました.


  バーニカさん一家と我々


1/31 インド最終日
  オチ


    今日は朝の便で飛行機に帰らなくてはなりません.インドなのでタクシーは予定よりも二時間早く呼んでおき,荷造りも昨日のうちに準備を終えたのでRaphaelと寮の前でタクシー待ち.
   帰る直前に毎朝挨拶をしていた掃除のお姉さんに求婚されてしまいまいしたとさ

   めでたし,めでたし.

文責:曽浩彦


IEEE R10SC2008 報告(9) 1月30日 -学会最終日-

2008年02月25日 | Activity 2008
  学会

    昨夜はしゃぎすぎてしまった為,今日は濁声です.まったく昨夜の疲労も全く回復できておらず,体も新しい環境に対応し切れていないためあまり調子もよくありません.が,最終日ということもあってから奮い立ちます.

   会場につきました.何故か人数がさらに減っています….初日の1/3程しかいません.どうやらインド人の多くがまだ来ていないようです.今日は最終日なので簡単なプレゼンと沢山の謝辞とインド国歌によって締めくくられました.

   終了後は事前に知らされていた,プレゼント交換です.500円で僕が準備したものは
「浮世絵の絵葉書」
「浮世絵のクリアファイル」,
「(「越後屋,御主も悪やのぅ.」「いえ,いえ,お代官様こそ.」と書かれた)靴下」
です.プレゼント交換で僕がもらったのはインドの伝統的な風景画です.さらに気前よくパキスタンの人と中国の人と別のインドの方からもりもりいただいて.収穫盛りだくさんで終了しました.

  
          閉会式①                      閉会式②


  Mahabalipuram観光

    お昼からはからはIEEEが用意してくれた観光バスに乗ってMahabalipuram観光です.バスは全部で5台ありましたが自然とインド人が乗っているバスと残りの外国人達が乗るバスに分かれましたが,せっかく,インドに来たんだしということで,インド人学生しかのっていないバスにと突撃!!

   
インド人に囲まれる僕


   さらにそのインド人の周りを囲い込むインド人

   熾烈な争いです.

   みんな,僕のために争うのはやめて!!

   さらには日本の歌を歌ってくれとリクエストに答え熱唱.観光地に着いても疲れはてた僕に追い討ちをかけるように10人くらいのインドの学生に拉致される僕.男同士で万国共通の悩める話しをし,盛り上がっている間に学校に到着.…観光できませんでした.まぁ,打ち解けていろいろ話す機会もあって非常にいい機会になりました.最後にはマラヤーラム語で歌の一節を教えてもらいました.

 歌詞は
「スンデリー スンデリー オンナオムニ ワァー
 タル  アナ  タレ  マァンガラームー」 

 意味は
「かわいい女の子よ,来ておくれ  
明日は僕たちの結婚式じゃないか.」


ほとんど,観光できなかったけど,非常に楽しかったです.

  
        インドの学生とバス                観光地のお土産

  
               遺跡                 みんなで写真撮影

文責:曽浩彦

IEEE R10SC2008 報告(8) 1月29日 -学会2日目-

2008年02月25日 | Activity 2008
  朝

    今日は二日目の学会です.毎朝,部屋の前に配布されている新聞サービスの温かみが嬉しいです.しかし,朝からすぐ学会が始まるので読む時間はありません.ホールに到着すると心なしか人数が減っているような気がします.

   学会が始まるとみなさん昨日教えていただいた無線LANパスワードで現状報告に勤しんでいるようです.まぁ,二日目ともなると心が緩んでしまうようです.が,一人目のプレゼンターの後,ついに司会のフィリップスさんが怒ってしまい注意を促します.さらに,フィリップスさん何を言い出すかと思いきや「端から順番に番号を数えなさい!!」でどんどんスピードが上がり番号を間違える学生が….そこでフィリップスさん追い討ち.その学生さんはステージでフィリップスさんが歌う歌に合わせて踊るという罰ゲームに.あれやこれやで全員の目がステージに戻ると各セクションの活動紹介に移りました.
さすがインドです.非常に楽しいです.

    活動紹介では,デリーセクション,北京セクション,Hyderabadセクション,バングラディッシュセクション,パキスタン,オーストラリア,ニュージーランドと次々と紹介されました.本当にすいません.日本の出番はありません.そんな波乱万丈な朝の部が終わりました.

  
    タイセクションのラーメンと僕             韓国セクションと僕

  
       司会のフィリップスさん          罰ゲームで踊らされるインド人学生



  昼の部

    今日もカレーです.だんだん僕らも開始時間が遅刻し,終了時間がさらに延長されるインド文化に慣れてきて開始時間直前も外でひたすら写真撮影.スタッフの方にもう始まっているよと注意され会場に向かう僕.会場に戻ると何故か来賓の方々がダンスミュージックに合わせて踊っているではないですか….

   そんな,こんなで学会がお昼の部が始まりました.お昼はポスター展示と同時並行のため会場からは半分以上の学生が消えていきました.僕も必要な物品をとりに戻るため宿舎に戻りました.宿舎の前ではパンケーキを宿舎のガードマンに売っているおばちゃんがいたので僕もいただきました.13円です.お買特です.部屋に戻る途中に掃除のお姉さん(←伏線)もいたので挨拶していきました.

   ポスター展示の準備を手伝ったものの僕はポスター展示の事前準備を行うことができなかったので,今回は東京セクションの大野さんに頼らせていただきました.まぁ,全員がポスター展示の準備を手伝う必要もなく,僕は何の手助けをすることもできなかったので学会に戻ることにしました.

   学会はいつの間にかゲームになっていました.確かに半分以上物人が消えてしまうとプレゼンテーターも寂しいものです.が,中ではインド時に概の大半の学生がいないという事で超高速な英語でゲームが進行していきました.僕にはまったくついて行けません.あれやこれやで,何故か僕ゲームの流れで一番初めにステージに上がることに,ステージに上がると司会のフィリップスさんが僕の名前を覚えていてくれたのでお礼に蟹ダンスを披露しました.もちろんゲームの内容は理解できていません.何故かフラッシュが眩しいです.グループの人たちの手助けでなんとかフィリップスさんの質問に答えることができました.そしてお昼の部が終わりました.

  
             インド人と僕             踊っている来賓者

  
左がマカオセクションの右がマレーシアセクション 僕とオーストラリアセクションのアダム


  夜の部
    各国の文化紹介です.今回は言葉では表せないので写真をどうぞ.


       インド北部の伝統舞踊               台湾のポップミュージック

日本は前述のとおり「剣道チャンバラ」,「空手組手」,「日本文化紹介」でした.気が付けば全てが終わったのは深夜一時でした.きょうも就寝です.


文責:曽浩彦


IEEE R10SC2008 報告(7) 1月28日 -学会初日終了-

2008年02月25日 | Activity 2008
学会一日目終了

   夜の10時になりました.本日全てのプログラムが終了しました.インドの伝統舞踊は本当に心に残るものであって.あれ程,感動するような事はこの先々も滅多に訪れないでしょう.

   が…,よくよく考えれば明日は日本セクションの活動紹介と文化紹介が待ち受けています.現実問題,活動紹介と文化紹介の両方を準備することは不可能です.で,まぁ,相談した結果,僕らは活動紹介を諦め文化紹介を選びました.日本で様々な活動を行われている皆様方本当に申し訳ありません.

   やっぱり,今日インドの方々の感動的な文化紹介を見てしまったら,どうしても日本も負けずに文化紹介をしたくなりました.東京セクションの方々はホテルに泊まっているため明日の準備を行えるのはRaphael,大俣さん,神田さん,Hirantaの5人しかいません.他の国方から先日のカンフーに引き続き「忍者」を出してくれという声もありましたが,一夜漬けで忍者登場の余裕は我々にはありません.というか,事前に打ち合わせていても「忍者」役は誰もできません.

   最終的には

司会がRaphael

「剣道チャンバラ」は僕とHiranta

「空手組手」は神田さんと大俣さん

「日本文化紹介」は東京セクション

ということになりましたが大俣さんもHirantaも初心者ということもありその日はみっちりと練習しました.

   練習後の帰り道アウディトリアムではいくつかグループになってインド人達が歌っていました.既に1時です.インド人はなんて元気なのだ!!あまりにも楽しそうだったので,思わずインドの歌は歌えないけど混じってしまいました.僕が混じったところはHyderabadセクションの学生で一緒に歌ったり,ヒンディー語を教えてもらったり,インドの大学の仕組みについて教えてもらいお別れして宿舎に戻りました.

   あいかわらず水しか出ないお風呂を昆虫停電と戦いさっぱりしてその日も気持ちよく就寝しました.

  
     神田さん,僕,台湾セクション           空手の組み手練習

文責:曽浩彦

IEEE R10SC2008 報告(6) 1月28日 -学会初日-

2008年02月25日 | Activity 2008

  朝起きて

    起きて最初に思ったことは昨日50人以上と自己紹介したけど,6人しか名前覚えてないや.まぁ,しょうがない.今日から学会が始まります.アウディトリアムに行く途中で沢山の人とすり違いましたが,とりあえず,すれ違う人全てに挨拶していきました.どうやら,昨日の日本セクションの紹介以降僕の名前は「カンフーマン」に変わったようです.

    食事場所もアウディトリアムの隣に代わりました.が,そこでなんと食事のグレードアップです.今日から本格的に学会も始まるということで食事が素晴らしくなりました.しかしながら,美味しい食事をいただきながらちょっと愚痴をこぼしてしまいました. 「朝ご飯にカレーは少し重い…」

    学会開始までまだ時間があるということでその辺で交流タイム.一緒に写真などをとっているうちに開始時間になりました.入り口では花を一つ一つ並べて造られた飾り付けは非常に綺麗でした.席も8割方埋まりついに学会が始まりました.


  
写真を撮っているいつの間にか沢山の人に     インド人の男性が花を飾り付け

  
        民族衣装サリー                 食事用のテント               


学会開始

    開会式です.ステージには代表の8人の方々が座られ,チェンナイ学生ブランチ代表のバーニカさんの挨拶から始まりました.開会式の挨拶の最後は3人の女性による歌で締めくくられました.

   開会式の次は各セクションの紹介でした.僕らは未だたった3人しかおらず残りの5人がいったいどうなったのか気が気でありません.セクション紹介で,日本の番が周ってきたときにもしやときょろきょろしてみますと…,おっ,少しはなれた所でさらに二人立っているではありませんか.…が,どんなに目を凝らしめてみても到底日本人には見えません….後々に彼らが日本で勉強しているスリランカ出身のHiranthaさんとウガンダ出身のRaphaelさんでした.この時は本当にびっくりしました.

   学会中は食事以外に二度ものTea Breakがありずっと何かを食べている感じでした.毎回出されるインドのミルクティー,チャイは独特の味が非常に美味しかったです.

   夕方には学会のメインプログラムも終わり,主催であるチェンナイセクションによるインドの文化紹介が始まりました.これは本当に感動しました.感動的なインド伝統舞踊を始めあっというまの二時間でした.

  
            開会式                  学会中の風景


文責:曽浩彦


IEEE R10SC2008 報告(5) 1月27日 -アイスブレイキング-

2008年02月24日 | Activity 2008
  アイスブレイキング

    起きました.もう夕方です.ちょっと寝すぎたようです.今からアイスブレイキングがあるとのことで体育館に集合です.学会前夜から交流プログラムが用意されているだなんて,なんて素敵なのでしょうか.

   アイスブレイキングは自己紹介を交えたスポーツ大会です.運動嫌いの僕にとってはまさに拷問でしたが,結構みんなでわいわいしていました.二階に上がると卓球台インドオリジナルのボードゲームらしきものがありました.

   あっち,こっちで自己紹介をしつつゲームをします.もう,30人以上と自己紹介をしました.半数以上がインドの学生で聞きなれない名前と日本人にとって非常に困難な発音と闘い,時に笑いながらも優しく発音を訂正されつつ互いに自己紹介をこなしていきました.

   いや~,インドの学生も意外と英語が達者です.あれやこれやで有意義な一時間が過ぎ,晩御飯の時間が回ってきました.
          
  
    インドの不思議なボードゲーム             みんなでバスケ



   総合活動(Integration Activity)

   と,その前に晩御飯です.今晩もカレーですお昼ご飯と見栄えは変わりません.まったく同じカレーです.食べました.…おやお昼ごはんのときとは味が違います.今回も結構味は美味しいです.

   どうやら,日本から持ってきた秘密兵器「カロリーメート」の出番はないようです.非常に美味しいです.スプーンのみでカレーと格闘し見事今回も完食です.お隣のテーブルではみんな右手で食べているようです.残念ながら作法までは体験する勇気は湧いてきませんでした….なんにせよ美味しかったです.

   食後はアウディトリアム(Auditorium)前で各国の支部紹介です.前夜ということもありまだ全ての学生は集まっておりません.日本人は全部で8人のはずですが相変わらずたった3人です. 各国のセクションが紹介されました.沢山紹介されて覚え切れませんでした.

   日本が回ってきました.たった,3人です.寂しいです.どうやら,流れで我々何か芸を披露しなくてはいけないようです.危機です.ピンチです.
周りからカンフーコールが!!いや,カンフーって中国だし….そんな無茶な!!

   と,ここで神田さんが空手経験あると言う.しかし,気がつくと空手未経験の僕がなぜか神田さんと戦っていました.グダグダ空手もちょっと盛り上がったかなと勘違いしつつ日本の紹介は「カンフー=日本」と誤解を与えたまま無事終了.

   いや,だって80人近くの人達がものすごく盛り上がっている中,カンフーと空手の違いなんて説明しても誰も聞いてくれやしません. 各国とも様々な歌や踊りを披露してくれて非常に素敵でした.とりあえず分ったことがインド人は歌と踊り大好きだという事でした.これで今日の活動は終わりのようです.

   プログラム終了後に神田さんから関西セクションのプレゼンテーションの準備が終わっていないということで手伝っていたのですが,なかなか練り上げきることができずに深夜二時を迎えてしまいこれ以上遅くなってもということで疲れた体をひきずってベッドへと向かいました.


  
    アウディトリアム( Auditorium )前       中国のセクション紹介

文責:曽浩彦

IEEE R10SC2008 報告(4) 1月27日 -学校へ-

2008年02月24日 | Activity 2008

  SSNへ
   出口にはお迎えに来たインド人ばっかりです.日本との気温差30℃です.もう,干からびそうです.お迎えに混じってタクシーの運ちゃんも沢山です.

  っと,IEEEと書かれた紙を掲げたインド人を発見!!

   どうやら学生のようです.ひとしきり,5人ほどのインド人と自己紹介を済ませ同じ時間帯に到着する他の学生も待つということで,待つこと30分.最終的に中国人3人とオーストラリアからのAdamを加え計5人でIEEEが用意してくれた 送迎車 に乗り込みいざ学校に出発!!

   車の冷房もどうやらアンティークのようです.窓を前回に汗だくですし詰め状態の車.新鮮なインドの風景に見とれ5分.

  っていうか,たったの5分ですよ!!

  警察に捕まりました!!

   運転手に何が起きたのかと問い詰めるも  運転手,英語通じず….  しかし,お巡りさんの様子からどうやら運転に問題があったようです.

   ということで我々,道端でお巡りさんに拘束され手いる間,危機感ゼロで  記念撮影タイム  に突入しました.お巡りさんの写真を撮って,インドの町並みの写真をとって.無事お巡りさんから解放され再び車に乗り込む我々.

   道中はなんと言っても牛と山羊でした.  道路は彼らの無法地帯.  そしてついに…SSNと書かれたゲートを潜り無事大学に着きました.


  
          学校のゲート①               学校のゲート②



   学校到着
    学校のゲートを潜ると取り敢えず何もありませんでした.一面原っぱです.一面美しい芝生に囲まれた原っぱ…ではなく建設前の荒地です.もしやこの学校はまだ新しく,建設中なのかと思いきや.後々,開校10年を迎えているとのことでした.

   宿舎につくと大量の洗濯物に出迎えられました

 うーん,さすがインドです.僕はこのマッタリ感が大好きです.

   昼食時間だということもあり,荷物を置いてすぐに集合だそうです.お部屋に案内されました.まぁ,なんというか質素ですね.ですが,各自一人部屋ということもあり安心感たっぷりです.お部屋のお掃除も隅々まで行き届いています.ここで次に「バイク用防犯チェーン」の登場です!!トランクとベッドをチェーンで合体させ,トランクも二重施錠です.完璧です.荷物を置き一階に集合です.お部屋の戸締りは大きな南京錠です.

   みんなで食堂に向かって出発です.学校は広い,広い,ものすごーく広いです.中心部に向かっていくと意外と建物が増えてきました.インターネットでも見た綺麗な噴水を超えしばらく歩いているとインド人学生のスタッフが食堂についたと教えてくれました う~む,これが食堂ですか,屋上から突き出ている棒がなんとも言えない異彩さを放っております.スタッフに聞くところ別に現在二回建てにする予定はないそうです.ん~,これはきっと途中で計画倒れになったに違いない.

   中に入ると意外と普通の食堂でした.おっと,そこで日本人らしき二人組みを発見!!話しかけてみました.日本人でした.いや~,二日ぶりの日本語です.神田さんと大俣さんです.

   ひとしきり日本語を満喫した後,食堂でインドの小学生らしき子供たちがお食事を運んでくれました.そして,インドに入って待ちに待った現地食です!!カレーです!インド人が作ったカレーです.見た目はカレーではありません.食べてみました!日本じゃこれをカレーとは呼びません!ロティーです!!味がありません.この白いカレーはヨーグルトの味がします.不思議です.でも,初めて食べる現地食は沢山の不思議に囲まれて非常に美味しかったです.もう感動しました.食事も終わり宿舎に戻ります.

   とりあえず僕は二日間の移動で非常に疲れてしまったため,宿舎に戻って仮眠です.


  
          宿舎前の風景                何かが突出ている食堂

文責:曽浩彦


IEEE R10SC2008 報告(3) 1月27日 -インドへ-

2008年02月24日 | Activity 2008
 シンガポール空港へから
   朝,5時に起床.ホテルのお隣にあった.24h営業のセブン○レブンで朝食にパンと豆乳を入手.う~ん,パンは中国で食べた事のある不思議な味.
  シンガポールはチャイナタウンの影響に支配されつつあるようです.

   朝食も終わりホテルに呼んでいただいたタクシーで空港に出発.シンガポール訛りの不思議な英語とも,感動するくらい美しいシンガポール空港ともお別れです.空港で両替しておいたシンガポールドルを帰りのために40㌦ほど残していざインドに出発です.



 チェンナイ空港へ
   飛行機はたったの三時間で現地に到着.時差のおかげでまだ午前10時.飛行機から空港に入ると目の前に突如大型の扇風機が!!国際空港なのに扇風機かよと思いきや.冷房はしっかり効いていました.扇風機は相変わらず動いておりません.  扇風機はもはやアンティーク化

   取り敢えず手洗いに.トイレのマークを見つけていざインドの初トイレに!!トイレについて始めて気がつきました. それはトイレではなくエレベータでした.  無性に悲しかったです.

   無事おトイレも見つけたので気持ちを落ち着け,両替です.空港内の両替カウンターに行き一万円を差し出す僕.不思議そうな顔で日本札を見つめる両替のおじちゃん.その後10分程  パソコンと格闘するおじちゃん.  空港なのにレートって調べておいてないのね….

   まぁ,そんなこんなでインドルピーを獲得です.ここに来て日本で購入した「腹巻タイプウエストポーチ」の出番です!!今日使う予定のお金をポケットにねじ込み残りのお金とパスポートをポーチに入れTシャツで隠せばもう 防犯対策ばっちり です.完全無欠でウハウハです.

          全ての荷物も揃えいざ空港の外に出陣!!


文責:曽浩彦

IEEE R10SC2008 報告(2) 1月26日 -出発-

2008年02月24日 | Activity 2008
 シンガポールへ
   名古屋支部からの参加者は僕一人なので到着するまではのんびりした一人旅.空港でHISから発行していただいた航空券引換券をHISカウンターにと….

          もう,人,人,人!!     50人以上の長蛇の列.

   無事,全ての手続きを終え飛行機に.名古屋からシンガポールまでは7時間あり
ビール  おつまみ  映画  シンガポールの民族衣装を着たフライトアテンダント
に囲まれ快適な空の旅を満喫すれば,早,シンガポール.日本との温度差25℃湿度差50%.もう,夏です.非常に暑い.今が1月だなんてぜんぜん信じられません.

   本来ならば同日にもチェンナイに到着する便があったのですが,深夜到着するとのことで見ず知らずの土地に深夜着は避け今夜はシンガポール市内のホテルで一休み♪

   晩御飯は近くのチャイナタウンで食べ歩いてたったの8ドル(約600円).経済的なお値段でした.ホテルに戻ると前日の疲れも出てきて観光する余裕もなく爆睡(-o-)zzZ

文責:曽浩彦

IEEE R10SC2008 報告(1) 1月25日 -前夜-

2008年02月24日 | Activity 2008

 準備
   インドに旅行に行くのは初めてで,現地に友人もなく非常に不安でした.卒論執筆も目前に迫っていたこともあり,VISA,PASSPORT以外の準備は一切しておらず,前日にアタフタするはめに!!実際の準備に当たってインドの様な国に行くには安全グッズを準備をするべきだと思い,特別に付け加えた旅行グッズは「バイク用の防犯チェーン」,「腹巻タイプウエストポーチ」,「胃腸薬」,「カロリーメート」,「ミネラルウォータ」,「トイレットペーパ」です.結局準備をするのに時間が掛かりすぎ,その日は一睡もすることなく朝に….

文責:曽浩彦


IEEE R10SC2008 報告 ~総括 ~

2008年02月24日 | Activity 2008

名古屋大学 工学部 機械航空工学科          曽 浩彦

   IEEEに所属して間もない私にとって,IEEEがどのような組織であるかはインドに行くまで不鮮明なままでした.しかし,今回の学会ではそんな私にとって非常に有意義な経験と知識,そして数多くの友人を得る機会となりました.インド学生学会の大まかな流れとして初日はIEEEに歴史,目的,組織構成など基本的な情報や,各国で行われている活動(女性支援,教育・育成等)について幅広く紹介していただきました.2日目には世界各国の学生主導で行われている活動報告でした.3日目は全体のまとめという形をとりました.当初「学会」と聞いていたため,研究報告が行われているような学術的な場を想像していた私にとって,今学会は良い意味で期待を裏切った内容になりました.さらにこの学会では非常に多くの事を学ぶことができました.私が今回の学会に参加し学んだことは主に3つあります.

    まず,1つ目にIEEEが女性エンジニアの育成の非常に力を入れていたことです.今回は女性支援プログラムの進展や経緯について多くの報告がなされ,さらには多数のスピーカ達が女性エンジニア増加や支援の重要性を説いていました.また,インド,スリランカ,パキスタンでも女性が代表を務めるように,IEEEにおいても女性が重要な役割を担ってきていることは明らかです.近年,日本でも女性の社会進出が増加する一方で,工学研究科の女子学生比率は国際的に比較しても分るように11%程度と非常に小さな値を示しています.また,ご存知のとおり今学会に参加した日本人女性エンジニアの参加はありませんでした.一方で中国,インドの学生の女性エンジニアの参加率は30%を越えています.この事から女性が必ずしも工学系に興味を持たないわけではないことがわかります.すなわち,日本の工学系では女性進出に関しては後進国であることは明らかです.すなわち,IEEEが力を入れている女性支援プログラムも女子学生そのものが少なければ,IEEEの有益性を日本では十分生かしきれていないのではないかと思いました.

   次に,2つ目としてIEEEが多様な教育プログラムを持っていることです.小学生が科学に関心を持たせるプログラムを始め,大学生を対象にしたリーダシッププログラムキャリア形成プログラム等が取り上げられていました.また,日本カウンシルによっても多様なリーダシッププログラム等が開かれており,近年本大学においても独自に「キャリア形成論」といった講義が開講されるなど,研究や専門知識だけでなく,職業能力開発の重要性に対する認識が高まっています.しかしながら,近年の急激な社会環境の変化に追従するために必要とされる職業能力は従来とは異質で新しいものであると同時に現在学生のニーズにまでは十分に行き届いていません.この事は05年度に名古屋大学に一般教養科目として「キャリア形成論」が導入されたことからも分るように,大学側がキャリア形成を重要視し直したのは最近の事であり,尚且つそれが学部や研究科単位ではなく一般教養としての深さまでにしか掘り下げられていない事が明白です.キャリア形成は個人ごとに多種多様であり,学部あるいは研究科が異なれば時によっては必要な知識が全く持って異なってくるのは当然です.すなわち,一般教養科目では十分なキャリア形成を行うことは不可能です.この事からIEEEの行う工学系の学生を対象としたリーダシッププログラムは工学系の学生にとって有益なものであり,より多くの学生が参加すべきであると私は考えます.

   また,ISBIRによる産学協同プログラムの紹介も行われました.ISBIRとは企業と大学の連携ではなく企業とIEEEの連携を目的としています.「産学協同」という言葉も以前より広く普及するようにはなってきましたし,実際にも本大学でも企業と共同研究を行う研究室は数多くあります.しかしながら,大学研究成果の民間企業への技術促進するためのTLO (技術移転機関)によるロイヤルティー収入を比較した場合,米国TLOが10億ドルものの金額を生み出す一方で,日本TLOでは5.5億円と成果そのものには米国に大きく差をつけられていることが明らかです.この事は大学における研究が十分に社会に還元されていないと考えることも可能です.すなわち,米国発の非営利目的のISBIRから得られる情報を日本人が共用することは非常に優れた機会であることがわかります.

    3つ目に驚かされたことはインド学生達が非常に元気であると言うことです.この事は前回中国で行われた学生学会に参加した名古屋支部の多賀谷氏が報告したレポートでも同様に述べられています.まず,私が着目したいのが彼らの突出した英語能力です.英語が準公用語であるとされてはいますが,現地の住民がほとんど英語を話せないことから,インド人学生の英語力は学習によって身につけられた能力であるということは明白です.一方我々,日本人学生の英語力はインド人学生に面と向かって日本人の英語力の低さを指摘されまでに至りました.さらに,インドの多くの学生支部が200人以上を超える大所帯であることです.日本でその数を超えているのは東京支部と関西支部のみである.ある学生支部では学生による活動回数が一年で100回以上にも登るものもありました.実際,3日に1度である.このようにインド支部に活力がある理由の1とつとして,私が考えるには学部生会員の数にあると思います.正確な数を把握することはできませんが,今回私が知り合ったインド人学生の全員が学部生であったことは確かである.学部生では研究テーマなどをまだ持っておらず専門的な話があまりできないといった短所はあるものの,若いうちから国内のみにとどまらず今回のような国際的にエンジニアのつながりを持つことを持てる機会にあふれているのは非常に良い環境にあると思います.さらにインドの学生生活の詳細は分りませんが日本では学部生の大半は修士と比較すると自由な時間が多く,学部生が多いインドでは,学生支部運営には時間に融通のきく学部生が多く参加していることが,彼らの活動をより活発にしていっているのだと私は考えています.

    今回,私が学んだことを要約すると,IEEEに在籍する女子学生の増加,学生のキャリア形成の重要性の認識が有益な情報を活用することにつながり.さらにはより若い,すなわち学部の2,3年生がIEEEに目を向けることにより活発な学生活動を行うことが可能であると考えています.

   当学生学会に参加するに当たって多大な協力をしてくださった名古屋支部の片山先生,多賀谷さん,小林さんに心より感謝します.最後となりましたが,現地での様々な助言と協力をして下さった参加者らに心より感謝します.


(左から順に)私,Raphael,大俣さん,神田さん,Hirantha,大野さん


名古屋支部 名古屋大学
Raphael
福岡支部   熊本大学
大俣さん
関西支部   立命館大学
神田さん
関西支部   京都大学
Hirantha
関西支部   大阪大学
大野さん
東京支部   明治大学


IEICE-SB & IEEE-SB 講演会

2008年02月15日 | Activity 2008
告知の通り,2月15(金)に
慶應義塾大学の岡本聡先生をお招きして講演会を開催しました.

参加人数は約30名で,その内IEEE会員は9名の参加でした.

主に,光の伝送技術・収容方式,フォトニックネットワークを用いた国際プロジェクトについて講演いただき,非常に興味深い内容でした.

↓講師の岡本先生

↓講演会の様子

↓IEICE-SB合同ということで少し豪華な懇親会


偶然にも,来年度のLTWは慶応大SB主催ですね~